守衛
短いですが投稿します。
商人と冒険者二人をほっといて数キロ歩いて街の壁にある門までたどり着いた。
15m程の高さの壁に囲まれた街に入るには身分証か入場料が必要だと『世界基礎知識』で解ったので門にいる守衛ぽい兄ちゃんに近づく。
「見ない顔だな…身分証はあるか?」
「いえ、有りません」
「入場料銀貨5枚だ」
「…2枚ですよね?」溜息一つ。
門に打ち付けてある通行税の額は銀貨2枚って書いてある。それを指差して聞いてやると
『ちっ!コイツ見ない顔だからぼれると思ったのに字読めるのかよ』
はぁ~、こいつ常習犯かよ…。
「初入場の奴は保証金として5枚なんだ」
(まだいうか…)溜息一つ。
「保証金という事は出るときに返ってくるんですよね?」
顔色悪くなってきたね?まあ酒代稼ぎの積もりだったんだろうケド。返事に困っている兄ちゃんと対峙していると守衛っぽい爺さんが奥から出てきた。
「おい、ガスなにか揉め事か?」
不味いという顔になる兄ちゃん。
「街に入りたいんですが入場料は銀貨2枚でいいですか?それとも5枚ですか?」
「うん?ソコに書いてあるだろう?銀貨2枚だ。それとも字が読めないかね?」
「いや読めるんですが、この方が初回は保証金込みで銀貨5枚だと…」
「ガァス!てめぇまたやりやがったのか!次ぎやったらクビだっていったろうが!」
「すいませんおやっさん、つい…」
「亡くなったお前の親父さんへの義理で雇っちゃいたが、もう我慢ならねえクビだ!」
溜息一つ。コネ入社かよ…。
「あ~嬢ちゃん悪いな入場料はコイツの最後の給料からさっ引くから入っていいぞ?」
「いえ、怨まれるのはイヤなんで払いますよ?あとこう見えても男です」
「そうか?すまなかったないろんな意味で、タージュの街にようこそ」
おっさんはいい人(というか普通)だったが後ろで馬鹿が凄い目で睨んでる。自業自得だろうに…。溜息一つ。まだトラブルは続くらしい。
街に入り大通りをぶらぶらと歩く。小腹が空いたので屋台が集まっているらしき一角に運ぶ。
種類は肉や魚の串焼きの類に果物、簡単なサンドイッチ系がほとんどだね…。揚げ物や粉モノ、麺関係は今の処見当たらない。
食堂を見てみないとだけど無い様なら食べたければ作るしかないのか?溜息一つ。
適当に焼き肉の串(兎肉らしい一本100円位)を食いながら冒険者ギルドを探す。
宿も確保したいがどの宿がいいか判らないし、ココはお約束のギルド窓口の紹介がいいだろう。御約束の予感がビンビンするけど…。溜息一つ。
(何番目だかの勇者召喚された世界はしょっぱなは城で泊めて貰えたから楽だったな~)
そんな事を考えながら冒険者ギルドの門を潜った。
コンビニに行ったら麦ソーダなる飲料を発見。飲んでみると例の韓流麦コーラ風味…。いや自分は嫌いじゃない味だからあれだけど、なぜ出したし?メーカーさん。