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今日も私は暗闇の中、部屋の隅っこで膝を抱えて涙を流す

作者: 魔神

今日も私は、泣いていた。

何時(いつ)もの様に、泣いていた。

暗い部屋の隅っこで、涙を流して泣いていた。

ただただ悲しかった。

悲しくて、悲しくて。涙が止まらなかった。

私は涙の海で溺れていた。


……私の何がそんなに、いけなかったのか?

……私はそんなに、悪い事をしてしまったのだろうか?

……私の前世は、そこまでの罪を犯していたのだろうか?


私にはただ涙を流し、悲しむ事しか許されていなかった。


……明日からどうやって生きていこう。

もう、私には生きる気力など無かった。いや、死んでしまいたかった。

私の心ははもう、死んでしまっているのだから……。


ふと、私の目にスマホの光が入る。

私はもう、スマホなんて見たくも無かった。壊してしまいたかった。あの人はもう、私には振り向いてくれないのだから。私はスマホを手に取り床に叩き付けて、壊そうとするのだが。

……やはり、私には出来なかった。

私はまた、スマホの画面を見る。すると私の脳裏に、あの幸せだったあの日々が……。鮮明に甦ってくる。

私の目に、また大粒の涙が溢れ出て止まらなくなった。

もう、あの幸せな日々が戻って来る事は二度と無いと知っているのに。

……ぐすっ。

あの頃は、あんなに幸せだったのに。

……あの人は、私に顔を見せてくれない。

……私がどんなに頑張っても、あの人は振り向いてくれない。

……ぐすっ。

……お願いだから、出てよぉ。

……どうして、出てくれないのよぉ。


そして、私はまた魔法のカードでガチャを回す。

「うわああーん。」

今日も爆死の私は、悲しみの渦に飲まれていた。

詐欺です。エッセイ詐欺です。

出頭しておりますので、通報はお控え頂きます様、よろしくお願い申し上げます。

・゜・(つД`)・゜・

出ないヨー。

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― 新着の感想 ―
ガチャは危険ですよ~。クレカのご利用は計画的にw
 似非エッセイってネタがやりたかったわけね。(笑)  だとすると私小説が妥当なのかな?
冒頭から深い悲しみが溢れていたので何があったのかと思いましたが、真相を掴めて安心しました ガチャは出逢いの確率ハイパーローですので、やり過ぎには用心……って、手遅れでしたね 
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