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第3章:町の騒動と新たな仲間

第3話アップ! リョウタ、ルナリス町で新たな仲間とドタバタ! 闇ギルドの動きと呪王の秘密が明らかに!? チート人形のバトルと絆、今回も全開! 感想やブックマークでランキング応援お願いします!

ルナリス町のギルドは、まるで中世の酒場みたいだ。木のテーブルに冒険者たちがガヤガヤ、壁には魔獣の角や依頼書がズラリ。俺、佐々木亮太――いや、呪いの人形リョウタは、リナとガルドに連れられてこの喧騒の中に突入。木製の体でカクカク歩く俺、めっちゃ浮いてる気がする。

「リョウタ、ギルドに報告したら報酬もらえるよ! 呪王の遺跡の情報、めっちゃ価値あるから!」

リナがウキウキで言うけど、俺、呪王の「器」ってバレたらヤバくね? あの仮面の呪術師、闇ギルドの奴が俺を狙ってるっぽいし。ガルドが「人形のくせにビビってんじゃねえよ」とか言うけど、こいつだってシャドウ・ソルジャーでビビってたじゃん!

ギルドの受付嬢に遺跡の報告を済ませると、報酬として銀貨50枚。なろう小説でよくある「これでしばらく暮らせる!」みたいな額らしい。リナが「パーティーの資金にしよう!」って笑うけど、俺、人形だから飯も食わねえし、金の使い道ねえな……。


その時、ギルドの扉がバンッと開いた。入ってきたのは、銀髪に赤い目の少女。ゴスロリ風のドレスで、なんか吸血鬼っぽい。手に持った扇子をパタパタ振って、めっちゃ高飛車な雰囲気。

「ふん、この程度の町にまともな冒険者などいるはずもないわね」

ギルド中の視線が少女に集中。受付嬢が慌てて「ミリア様、ようこそ!」とか言ってる。ステータス見てみると――


名前:ミリア・フォン・ルクス

職業:魔術師(貴族)

レベル:20

スキル:【血の契約】【闇の結界】

特徴:高位貴族の娘。魔力特化型。


レベル20!? リナやガルド(レベル12くらい)より強いじゃん! ミリアが俺をチラッと見て、ニヤリ。

「ほう、呪いの人形? 面白い玩具ね。私のパーティーにどう?」

「玩具!? 俺、立派なパーティーメンバーなんだけど!」

声出ねえから心の叫びだけど、リナが「リョウタは私たちの仲間よ!」と反発。ミリア、扇子で口元隠してクスクス笑ってる。なんか、絡みにくいタイプだな……。


そこへ、ギルドの外から叫び声。町の広場で魔獣が暴れてるらしい。リナが「リョウタ、行くよ!」と飛び出し、ガルドと俺も続く。ミリアも「ふん、退屈しのぎに付き合ってあげるわ」とついてくる。

広場では、巨大なクモ型の魔獣が暴れてた。レベル18、糸で冒険者たちを絡め取ってる。リナが【炎の矢】を放つけど、糸に弾かれちゃう。ガルドの剣も糸に絡まって動けない。ヤバい、ピンチ!

「リョウタ、あんたのスキルでなんとかして!」

「了解! 【魂の寄生】!」

俺は近くの壊れた戦車(町の装飾品)に乗り換え。戦車の人形、めっちゃゴツい! 砲台動くし! 【呪いの支配】でクモの動きを一瞬止め、戦車の砲台でドカン! 糸が燃えてクモが怯んだ隙に、ミリアが動いた。

「【血の契約】! 我が血で汝を縛る!」

ミリアが指を切ると、血が赤い鎖になってクモを締め上げる。すげえ、めっちゃ派手! 最後はリナの魔法とガルドの剣でトドメ。町の人たちが「やったー!」と拍手。俺、人形なのにちょっと感動。


戦後、ミリアが俺に近づいてきた。

「リョウタ、だったかしら? あなた、ただの呪具じゃないわね。呪王の器……私の目的に必要よ」

「目的? なんだよ、それ」

ミリアが扇子で顔を隠し、囁く。

「闇ギルドが呪王の力を狙ってる。でも、私の家、ルクス家は呪王の封印に関わった一族なの。あなたが鍵になるかもしれない」

マジか、呪王の過去にミリアの家が!? リナが「ミリア、敵? 味方?」と警戒するけど、ミリアは「ふん、敵じゃないわ。とりあえず、パーティーに仮加入させて」とニヤリ。ガルドが「めんどくせえ女だな」とブツブツ。俺、人形なのに女難の相!?

その夜、ギルドの酒場でミリアから聞いた。呪王は100年前、ルクス家を含む三つの貴族家が封印したらしい。でも、闇ギルドが封印を解こうとしてる。俺の体に呪王の魂が宿ってる可能性が……って、俺、ただのフリーターなのに!?

突然、酒場の窓が割れ、黒いローブの男たちが乱入。闇ギルドの刺客だ! リーダー格の男が俺を指さす。

「呪王の器、渡せ! さもなくばこの町を呪いで滅ぼす!」

第3話読んでくれて感謝! 新キャラのミリア、ミステリアスで強い! 闇ギルドの刺客と呪王の過去、どうなる!? リョウタのチート人形パワーはまだ進化するよ! 感想や評価でランキング応援してくれると超嬉しい! 次は町での大バトル!

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