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【プロットタイプ】口出しするなよ。高みの見物が。

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

苦しい時って、自分でどうにかするしか無いんですよ。

誰かに助けて貰おうと思っても、自分じゃないから、ドンピシャで来ない。


だからもう、放っておくしか無いんだよ。

自分の体内時計が狂う音がした。何時もの周期が少し早まった様な、予測が立てられなくなった様な、兎に角、妙な違和感があった。

けれども忘れていた。私の心身など万全な時の方が珍しいのだと。大抵は何処かおかしいのだと。


帰って来てからというもの、鏡花の元気がない。何処か薄ぼんやりとして、何時もの気迫がない。電車内で眠らせたとは言え、其れで万全まで回復したという訳ではないのだろう。

「あのさ、瑠衣たん。膝枕してくんない?」

風呂上がり、髪を乾かし終えた後、ただぽつりと呟いた。

顔を上げ、鏡花の顔を見る。すぐに腕を退かさなかった事を気にしてか、今度は遠慮がち。

「嫌なら……人格変えるから。気にしなくて良いから……」

「ほら」

手を退けると、徐に頭を乗せた。ドライヤーで火を入れたとは言え、まだ完全には乾いてない。しっとりした質感が、膝を通じて伝わってくる。髪を手で押し付ける様にして掻き回すと、大きな溜め息が一つ。

「何時もおかしいんだけど、今日は輪にかけておかしいんだよね。周期通りにいかない。何時もより早く、人の心に同調し易くなってる。何だか持ってかれそう」

鏡花は様々な人間を観察し、演技をする事でその人間の心理、性格を知る。そうして溜め込んだ物を執筆や日常に役立てている訳だが、やはりそれなりの代償を伴う行為なのだろう。

労う様に髪を梳いてやると、腹に顔を埋める。此奴が、鏡花が安心したい時に見せる行為だった。

「苦しそうだな、随分と」

「何。大した事じゃない。諭羅の方が精神脆いからね。私はなんて事ないよ。

…………ごめん。今だけは建前も嘘も無くして、本音を晒させて。

……あのさ、人間どうしようもなくなった時、暴走するじゃない? 其れを第三者はあぁだこうだ言う訳じゃない? 苦しさを分からない癖に、口出しするなよ。高みの見物がよ。って思っちゃう。お前らに何が分かるんだよって。

……ただ其れだけ。見苦しいね。馬鹿だなぁ。ははは。うーん……少し寝ても良いかな?」

バグった機械の様だった。精神が安定してないせいか、苛立ちと歓喜が入り乱れ、自分でも制御が効かない様になっている様だった。

「少し寝ろ。付き合ってやるから」

「すまないね。後で『私』直々に埋め合わせをするよ」

そう言った声は、完全に女帝のもので、既に今の感情を切り捨てたのだと知った。そうする事でしか救えないのだとも。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


ただの悪態です。だから見ても幸せになりません。


前に『人間には童話「王様の耳はロバの耳」に登場する穴が必要』だと話したと思います。

でも穴はありません。あるのはSNSだけです。


穴と違うところは、レスが直接自分に来るところ。

そうしてコメント残す人って言うのは、当然自分じゃありません。当事者でさえないんです。

見ぬ知らずの第三者が勝手にあーだこーだ言ってるだけ。


何処までも安全圏から慰めや、批判を飛ばす。

高みの見物なんです。コロシアムの観客とでも言った方が正しいかも知れません。


其れがどうにも高みの見物にしか思えないんですよ。

相手がどんな状況か、精神状態か、確実に分かっても居ないくせに、ヤジばかり飛ばす。

自分がそうなるかも知れないのに、棚に上げてそういう事する。

誰も誰かを助けるつもなんかない。


だから自分で何とかしないと。誰も頼らない様にしないと。どうせ信じても裏切られるんだから。


さて、明日も頑張らないと。稼がないと。実際に物として存在するのは、嘘にならないから。

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