Griffon〜殺人鬼〜
ことの発端は、1年前。
ある男が家にやってきた。その男はこう言って、妹の首を切った。
「ブサイクな女だ。こんなやつ、生きていてはだめだ。」
と・・・・・。
俺はあいつのことを許さない。許さない。許さない。許さない。
あいつは、名をGriffon (グリフォン)と名乗っていた。
警察にも指名手配の手続きをしてもらったが、承認されなかった。
インターネットも使おうとしたが、Wi-Fiが繋がっていなかった。
こんな大都会に来たことは初めてだ。あの男は、この方面に向かっていった。都会に住んでいるのだろう。
(こんなことをするやつが都会にいたら・・・・・)
想像するだけでぞっとする。
「とにかく探さないとだめだ!!」
一時間後
「くそっ!!!!!なんでみつからないんだよ!!」
それは当たり前だ。なんせ、大都会、東京なんだから、探すのにも時間がかかる。だけど、こいつは知らなかった。 想像していたことが本当になるなんて。
紹介が遅れたが、俺の名は、怜十郎だ。
親は、
(幼い頃に霊が見えていたから)といっていた。まあ霊の漢字が間違っているのは気にするな。
親がちゃんと漢字を書けないだけだ。
本題に戻る。
(いっつもこうだ!!!)
怜十郎はついていないので、見つけても見失ってしまう。
「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!もうだめだ!!!何で3時間探してもみつからねえんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)
ついにさけんでしまった。周りからは、変な感じに見られていた。
そう、変な茶番をしていたうちに、結構な時間が立ってしまった。
そのとき、
ごごごごごごごごごごご、ぼがあああぁあぁぁん!!
びっくりした。気づいたら周りが・・・
建物も、人も、皆消えていた。
そして、ついにあの男を見つけた。
(今だ!!!)
警察に、抹殺しろと命令されて持たされた、刀を持ち、ひたすら走る。
警察には、指名手配は承認されなかったが、俺は足が早く、高校生新記録を出したことがある。だから、あいつのことを素早く向かって殺すことができるだろうと渡されたのだ。
見事にあの男のことを刺せたが、あいつはこう言って余裕ぶっていた。
「はははははははwww。お前のほうが弱いくせによく刺せるなぁぁぁ。嗚呼ァァァァァァァ!?」
出血もひどい。こいつはそのうち死ぬ。
そう思っていた矢先、
暗闇と痛みが俺を襲った。
「があああぁぁぁぁぁっ!!いてえぇぇっ!!」
はっ!!!!
そうして気づいたら、あの男を刺殺し、周りの建物や人が復活し、感激されていた。
後日
「よくやった!これにより、賞を表し、これを譲渡する。世界のために救ってくれてありがとう!」
警察や、総理などから、表彰が行われた。
この俺は、考えていた。
あの暗闇と痛みは何だったのだろう。
3年後
「え?なにこれ。」
少年が拾った手紙には、こう書いてあった。
千年後殺しに行く
・・・と。
うわあああああああああぁぁぁん。
その千年後の話は、また後で。
それじゃ、じゃあな。
終わり。