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⑸『イッツオールライト』

⑸『イッツオールライト』



誰のための俺でもないのだ、と言う、或る種の個体の反応というものは、手短に言えば、社会と個性の問題になる。イッツオールライト、と言ってしまえば、それで物事は事足りるのであって、俺は俺の存在証明を探すだけなのだ。



それにしても、固体の不可思議、俺は俺を、神だと思うことはないが、神が俺に言うことは、この静寂の世界に、響き渡る、一種の荘厳な言語である。だからこそ、この地上において、イッツオールライト、は響き渡るのだろう、そう思う。



苦言を呈することもできず、ただあるが侭の自我を発達させれば、世間も地位も名誉も怖くはない。当たり前の当たり前が、自己を導いてくれるからである。誰にあったのか、その罪は、などということは、問題ではない。仮証すれば、誰にだって、罪はあるのである。無罪の罪が。

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