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恋愛

さてここで少し視点を変えて私の恋愛事情について話していこうと思います。というのもこの時、初めて私は本格的な恋というものをしました。私のこれまで投稿した物語で登場する男女間の馴れ合いはすべてこの時の経験を生かしたものとなっています。

ちなみにこれまでの恋愛経験というと、ほぼないと言っていいと思います。人を好きになったことは何度かありましたが、恋人同士、ましてや告白すると言ったことはそれまで一度もなかったです。覚えている限り、小学二年生の時に三人の女子から告白されたことがありましたが、まあ年相応と言いましょうか、誰も本気で付き合おうとは考えていなかったと思います。実はその三人、顔はおろか名前ももう覚えていませんが、同時期に告白をしてきました。が、私はその中の一人を選ぶということはしなかったです。三人と仲良くしていました。ただいつの間にかその中の一人と一番親密な関係になっていき、ほかの二人は自ら退いていきました。

最低でもそこから三年は経っていたと思います。中国にいた私ですが、休みを利用して一時帰国をした時の話です。自分には実家と呼べる場所がないと随分前に話したと思いますが、まあ小学生の頃に住んでいた実家みたいなところに手紙が届いていました。私たち一家は小学三年生で中国に移り住んでいたので、その手紙がいつ届いたのかは知りませんが、差出人を見ると、退いた二人のうちの一人からでした。返事を書くべきかとも思いましたが、いつ届いたかもわからないので、思いとどまりました。手紙の内容は大変申し訳ないですが、全く覚えていません。しかし去ったはずの私にわざわざ手紙を書いてくれたということは、その後もしばらくの間は少なからず私に思いを抱いていたのかなと思っています。本当にありがとうございます。さて、これがそれまでの恋愛経験ですが、今から話すのは本気の恋でした。

相手の名前を仮にI氏としましょう。まずは彼女の出会いから話して行きたいと思います。彼女とは八年生の編入当時に出会いました。同じホームルームでした。まあですが当時の私は、『信長の野望』に没頭していましたので私の目にはただのクラスメイトとしか映らなかったです。I氏は確か私の二年前に転校してきたと言っていたと思います。それ以前はどこにいたのかは知りません。I氏の第一印象としては先生がからかってよく彼女を怒らせていたということです。ちなみにその時の先生は私の印象に残った憧れの先生のうちの一人でもあります。今のところ憧れの先生は全部で三人いて、そのうちのもう一人が広州の修学旅行時に私を救ってくれた先生です。まあ、ですがあの先生は憧れるとはちょっと違うのかもしれません。どちらかというと感謝している先生ですね。

ともかく八年生の担任の先生は生徒全員を適度にからかい、場を和ませていたのですが、その中でも彼女との絡みは漫才を見ているようだったのを覚えています。いつも先生が彼女を怒らせているところからか、生徒からも怒らせると怖いという印象を与えていました。少なからず私はそう思っていました。しかし私は彼女と出会ってから彼女に怒られたことは一度もありませんでした。まあ、もしかしたら怒られるのが怖いからそうさせないように最新の注意を払っていたのかもしれません。ある時授業で討論する場を設けられた時は、彼女の威圧にクラス全員が圧倒されたため、おそらく口喧嘩では絶対こちらが負けてしまうと思ったので、彼女を怒らせないことにしようと心に決めていました。

八年生では同じホームルームだったため、全教科同じクラスでした。あ、ちなみに言い忘れていましたがI氏は純粋な日本人です。彼女は文武両道という言葉がよく似合っていたと思います。インター生によくある英語が上達する代わりに数学と日本語が衰える、ということはなく英語はもちろん、日本語も数学も私よりはるかに良かった。理由は明快単純、彼女が塾に通っていたからです。しかし彼女は塾で数学しか学んでないと言っていました。なぜ、日本語ができたのでしょうか。今考えると少し不思議ですね。

運動神経も抜群で、クラスの女子の中で一番足が速く、大抵のスポーツは何でもできました。多分、いや確実に私より足が速かったと思います。中でも一番の極め付けが空手の授業の時でした。体育館のないこの学校では動き回らない運動をよく実践していました。その一つが空手で、わざわざ空手有段者の先生を呼んで組手などを習いました。その時のI氏の突きや蹴りの威力ときたら、特別他の武術を習っていたわけでもないのに女子の中では頭一つ抜けていたと思います。私は一生懸命踏ん張ることしかできませんでした。正直言って彼女に運動面で勝てる気は全くしませんでした。優勢に立っていたことと言えば社会の授業と中国語が喋ること、そしてインターに彼女より長く通っていたということぐらいでしょうか。それ以外は全て彼女に軍配が上がっていたと思います。お見それいたしました。ちなみにですが、彼女と仲良くなってからというもの、私は彼女だけは名前の後に「さん」をつけていました。理由は彼女に失礼な態度をとって怒られるのがいやだからというのと、優れる彼女に憧れを抱いていた私なりの敬意の表れだったと思います。何はともあれ、八年生の頃は特に何の変化もなく、ただのクラスメイトとしての関係で止まりました。転機があったのは九年生の時でした。

皆さんご無沙汰しております。いかがお過ごしですか。八月ももう終わり、早いものですね。報告ですが、今年の夏休み中の執筆活動が終了いたしましたので、また学業の方に戻らせていただきます。今回書いてみたのは創世記、生命がどのようにして世界の頂点に立ち、どのような社会を形作っていくのか。そんなテーマをもとに書きました。さらにこの作品は前編後編と分ける予定で、『鍵穴の人間』以上の長編になると思います。来年書く後編用にたくさん伏線を用意したのですが、ちゃんと記憶にとどめておけるか心配です。唐突ですが、先日『月がきれい』という恋愛青春アニメを拝見いたしました。2017年に放送されたものです。特別な目的は何もありませんでした。ただ単に楽しむためだったのですが、親近感が湧いて非常に面白かったです。特に最終話。最近もっぱらダークなものばかり見ていたので、こういう心が温まるものもいいなと思いました。というわけでこれからは私の恋愛事情を投稿していきます。私なんかの恋愛話に興味を持ってくれる優しい方々はどうぞご覧ください。これからもよろしくお願いします。

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