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ゼロ章
「はぁ…もうそろそろいい加減にしてくれない?疲れたんだけど。僕を何回巻き込むわけ?どんだけ巻き込んだら気が済むわけ?」
と、フードを深く被った少年が言葉を放った。
「ははは!すまんな!!毎回お前がおるからな。ついつい頼ってしまう。」
と、長髪の赤毛の青年が言葉を発す。
「お前に頼るのはそれだけでは無い。俺の背を預けられるのはお前だけだからな!!」
「チッ!ほんと!!いい迷惑!!あれに加減は?」
「無しで良い!最悪、形があるか、言葉を発せれば良い!!」
「了解。でも、力解放するのはほんとこれっきりだからな!!」
バサァッ!
少年はマント外し宙へと投げた。
そこに現れたのは…
「はは!久しいなぁ。お前の姿を見るのは!!何時見ても好いておるぞ!!あれを倒したら久しぶりに飲もうではないか!!」
「うるさい!!今は戦いに集中しろ!!」
「分かっておるわ!!さぁ!直ぐに片付けるぞ!!
皆の者!我らに続け!!あれらを直ちに殲滅す!!」
「うぉおおおお!!!!」
青年の声に賛同する声で溢れた。
そして、皆戦いに出た。