87.色は思い出せない
フレッドの毛並みが整え終わり、俺はスライムを倒すことにした。
煙管は未だに吸えているので、どのくらい吸えるのかちょっと疑問に思う。
ナイフを降り下ろし、スライムを倒す。簡単に倒せたのでビックリする。まぁ、そうだよね。普通は呆気ないよね。
倒したスライムは、霧状になって消えていった。スライムがいた場所には魔石が1つ。色もさっきのスライムと同じ色だった。なるほど、こういう風に魔石が出来るのか。
3体くらい倒すと、鈴の音が聞こえた。よし、レベルアップ出来た!
カカオ(僕) Lv.1
主人 先生
種族 鬼人族
職業 テイマー Lv.3
HP 25
MP 15
SP 0
STR 12
VIT 17 (+1)
DEX 10 (+1)
AGI 14 (+1)
INT 8
MND 18 (+2)
LUK 1
職業スキル 餌付け Lv.3
通常スキル 気配探知 Lv.4
料理上手 Lv.2
特殊スキル 念話
従属者 エリマキ
んー、まだスキルの獲得は出来ないのか。難しいな。条件はなんなんだろう。でも、スキルは順調にレベルアップしてるし、まぁいっか。
あ、煙管を吸ってる状態なら、俺の魔素も分かるかも知れない。
目をつぶって、心臓があるあたりに右手を当てる。魔素を感じ取れるように一点集中!じゃなくて、精神統一。
ムムムっ、見える!見えるぞっ!真っ暗闇が見えるぞ!
····なんて茶番してるけど、ずっとやってても残念ながら、暗闇しか見えなかった。ショック。ツラたん。
もしかして、この茶番もいけないのか?他のプレイヤーさんは、こんなに大変な事を毎回しているのか?どうやって魔法が使えるんだ!?
「はぁっ」
息を吸うのを忘れてた。苦しいから出来るだけ、忘れないようにしたい。でも、忘れちゃう不思議。
そういえば、シンディさんは性格?によって色が違うって言ってた気がするけど、何色があったかな?三原色だったかな?
「赤と青と黄色?」
4色あった気がするんだけど思い出せない。あと珍しい色でなんかあった気がする。ダメだ。ポンコツの記憶力じゃあ、覚えてられなかった。
色によって使える魔法が違うのかな。
「そういえば、シンディさんの魔法凄かったなぁ」
シンディさんの最後の魔法が本当に隕石か何かかと思うくらいにやばかった。俺も練習すれば、あれくらい普通に作れるようになるのかな。そしたら、俺、最強?無敵?
そうなっても、やっぱり先生に勝てる未来は見えないなぁ。先生、つよい。
とりあえず今は、魔素を感じ取れるようなるまで練習あるのみ!




