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混ざり会う世界~テイマーになったらテイムされた~  作者: からかさ


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9.スライムの巣(2日目)

おはようございます。今日の朝食はヨーグルトでした。

あの後、どうなったか気になって8時間しか寝られませんでした。それとなんでか知りませんが、鏡を見たら、隈が薄くなってました。なんでだろうね?


ログアウト後、試しに食堂でカードキーを使ってみました。バッチリ使用可能だったので、多分ぽんこつカカオ君は、死んでいないと思います。カードキーが示すぽんこつカカオ君の現在地表記は全力で見ないことにしました。

晩御飯はステーキを食べました。美味しかったです。



ここはどこ?わたしはだぁれ?

はい、ここは森です。はい、俺はぽんこつカカオ君です。

あんまりにも受け入れがたい現実に少しばかり、現実逃避していました。

だってさ、スライムに囲まれてるって信じられる?俺は無理だったね。だから、今現在も現実逃避中。

それにこう、ネチョっと、スライムが体をまさぐる時があるんですよ。瀕死状態なので動けないので逃げることも出来ません。キモいんです。誰か助けて。ヘルプ、ヘルプミー!


本当にコイツら何がしたいんだろう?俺を殺すわけでも無いし、かといって、逃がしてもらえるような雰囲気でも無いし。

お、体の中に草を入れているスライムが近寄ってきた。····え?なんで、俺に覆い被さって来るんですかね?苦しいんですけど。

青色のスライムが顔を覆い、息が出来ない。剥がそうともがいても、スライムは退いてくれなかった。


「ーーっ!」


どうにか酸素を取り込もうと、口を開けてしまった。すると、スライムが口の中に入ってくる。味はしないけど、ドロッとしてて気持ち悪い。同人誌じゃないんだから、その展開は俺じゃない人にやってくれって!

あ、もう息が····。


「ぷはっ」


俺が草を飲み込むと、スライムは口のから出ていく。


「あれ?体が軽い」


俺は体を起こして、確かめるように手を握ったり開いたりする。もしかして、さっきの草は薬草的なあれだったりすんのかな。

俺の側を離れない青いスライムにお礼を言う。元凶もお前だけどな、という文句はスルーしとこう。うん。拗れてまた瀕死状態になるのも嫌だし。


「ありがと····ぉお!?」


と、思ったらタックルを受けました。また瀕死状態になりました。何、何がしたいのこのスライム!

倒れた俺をスライム達はよってたかって持ち上げられ、近くの湖に放り込まれた。それからあっという間だった。

わっと群がられ、ぎゅっと圧縮されーの、湖から救出されーの。溺れる暇も無かったほど、一瞬だった。

そして持ち上げられたまま、巨木のうろに突っ込まれていた。下には、草や藁が敷いてある。青色のスライムがまた襲いかかってきて、口の中に草を置いていく。今度は抵抗もせずに飲み込むと、すんなりとうろから出ていく。


うろの入り口に緑色のスライムが、見張るようにじっとしている。薬草のおかげで元気になったので、取り敢えず、ポコポコしとこう。


「ここから出してー」


多分、その願いは聞き届けられないと思いますが、俺は望みは捨てません。出してくれー!


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