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いつもの時間に…
横村さんと同じ勤務の日に、貰ったハンカチを持って行った。
そして、2人きりになる夜の19時がやってきた。
まだ来ないのかな…とドキドキしながら、横村さんを待っていると、いつもの様に爽やかにやってきた。
『お待たせしました』
「はい」
いつもの様に補充する商品を取りに向かったけど、この日は違った。
「横村さん…」
『どうしました?』
少し首を傾げて私を見てくる横村さんを見たら、余計にドキドキしてきた。
「あっ、これ…」
そう言って、制服のポケットからふわふわのハンカチを取り出した。
『あっ…』
「今日、持ってきました。すごく可愛いです」
『良かったです』
「特に、このりんごを食べている子が好きで…」
私のお気に入りを見せたら、横村さんもはしゃいでいた。
『ですよね!!お誕生日おめでとうございます』
「ありがとうございます。あっ、行ってきます」
『はい』
2人で笑い合って、私は補充する商品を取りに向かった。




