19/44
気持ちが分からないまま…
気持ちが分からないまま、私は横村さんとの日々を過ごしている。
一緒にいる内に、今まで知らなかった事を少しずつだけど知る事が出来ている。
だけど、藤原さんと過ごした日々は少しずつ…私の頭の中から消えていく。
忘れたくないけど、今を大切にしたい…と思う。
『中村さん』
そんな事を考えていると、横村さんが私の名前を呼んだ。
「はい」
そう言って、笑顔で振り向いた。
そこには、笑顔の横村さんが私を見ていた。
今日も私は、横村さんとの思い出を増やしていくんだろうなぁ…と思いながら、お話をした。




