表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/44

あの人の声を…

その後、仕事をしていたけどやっぱりつまらなかった。


そんな時、電話が鳴った。


「あっ、電話…」


慌てて、受話器を取り「ありがとうございます。朝日店の中村です」と言ったら、相手の声は、予想もしていない人だった。


『もしもし、月村店の藤原です』


電話の声は、あの藤原さんだったのだ。


「お、お疲れ様です」


心臓がバクバクし出して息が苦しくなる。

だけど、電話なのでちゃんと話さないといけない。


『お疲れ様です。商品の問い合わせなんですけど…』


「分かりました」


その後、商品を調べて藤原さんに伝えた。


『ありがとうございます』と元気良く電話を切った藤原さんの声を聞きながら、私は横村さんの事を考えていた。


藤原さんの電話が来るまで、忘れていたのに声を聞いたら気になってしょうがない。

私が好きな人は、誰なんだろう…と思いながら、仕事に戻ったのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ