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あなたに会えるのは…
あっという間に5時間が過ぎ、会社の手前まで来た私。
何故か、心臓がドキドキと音を鳴らすのを聞きながら、会社までの道を歩いた。
横村さんは、お店にいるのかな?
それとも、休憩しているのかな?と考えながら歩いていると、お店の自動ドアの所まで着いていた。
お店に入り、パートさん達に挨拶をして従業員専用の部屋へ向かう。
ドアを開けながら、「失礼します」と入ると、白衣を脱いだ横村さんが座っていた。
つまり、Tシャツ姿でいるので…余計ドキドキしてしまった。
「お…お疲れ様です」
『お疲れ様です。今日、早いですね』
そう言ってきた横村さんを見ながら、あなたに早く会いたくて来ました…なんて言えないなぁ…と思っていた。
「今日は、準備が早く終わったので…」
返事になっていない気がするけど、他に何も思いつかない。
横村さんを見ると、私を見ていたので慌てて白衣に着替えたのだった。




