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第八話  停滞と低迷

索敵スキルを手に入れてから、魔物討伐の効率は飛躍的に上がった。

しかし、新たな問題が発生した。

レベルが上がらなくなってきたのだ。

一階層の敵はLv10以下しかいないようだ。

俺のレベルは15。

出てくる敵は全て格下だ。

こちらの方がレベルが高い場合、レベル上げが大変になるのはほとんどのRPGで共通している事だろう。

このダンジョンでもそれは変わらない。

安全マージンは十分に取れているはずだ。

ここは戦闘よりも階層主探しを優先するべきか。





ーーーと考えたのが二週間前。

あれからマップ拡大を再優先に行動しているが、それでも階層主は見付かっていない。

ついでに言うと、クラスメイトも見かけていない。

一体どこで何をしているのか。

そして何人生き残っているのか。

気にならないと言えば嘘になる。

まぁ、探すつもりなど毛頭ないが。



宝箱もいくつか見付けていた。

殆どはローポーションや鉄製の武器や防具だった。

俺は回避を主にするため、動きが阻害される防具はなるべく着けないようにしているが。

折角のポーションだが、そもそも敵の攻撃を受けないため、出番はきていない。

武器は槍や棒なんかを使ってみた。

スキルがあるお陰で使えないこともないが、あまりしっくりこない。

やはり元々の素質や嗜好なんかは関わっているのだろうか。

俺には格闘か剣が合っているようだ。

それがわかっただけでもよかったかもしれない。



なかなか進展がない。様々な方面で。

ここらで一気に動くのも良いかもしれない。

ちょっとずつ進んだところで大きな進展は望めない。



ーーー勝負に出るぞ。

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