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異世界への片道切符

初めての投稿でメチャ緊張してます。色んな人が読んでくれると嬉しいなぁ。

私の名前はコスモ、国力強化のため国から新魔法開発を頼まれただけの普通の科学者だった。そのため私は魔法開発をしていたのだが、気づくと異世界に来ていたのだ!


――時間は少し遡り、


「核爆発の応用魔法を作れって滅茶苦茶なこと言いやがって爆発魔法がどんだけ高度な魔法かわからねえのかクソ国王が!ふぅ、続きだ。ミア進捗は?」


そう言うと、奥からAIサーバントのミアが現れた。この子は私が王宮の廃棄物置き場から(勝手に)回収したものだ。知能モジュールが焼き切れていたので自立思考モジュールと言語モジュールを入れたら動き出した。そのため、今は助手として働かせている。


「報告。術式ノ一部ニえらーガアリマス」


「そうか、どの部分だ」


「ますたーガ個別ニ構築サレテイル術式デス」


「早く言え!」


「デスガみあハますたーニ静カニシテオケト――」


「それは仮眠を取るからであって、ってそれどころじゃないんだった。ミア!アンチマジックストーンを持ってこい」


「ソレハ既ニ用意シテアリマス」


「でかした!それをこっちに渡してくれ」


「イエス、ますたー」


パリンッ


ミアが転けた。それはもう盛大に転けた。コードに引っかかって転けた。

石が割れた。それはもう盛大に弾け飛んだ。私の目の前で大破した。

刹那、白い光が部屋を包む。その時コスモが思った。


(そういや、国王が白は200色あるって言ってたっけ?)


――時は今に戻る。


(ここはどこだ?)(気温が高いな)(ミアは無事か?)(探知魔法が発動してしない)


などなど疑問が浮かんできたが、そんな疑問の山は女性の声によってかき消された。

見ると、背の大きく離れた二人の女性(女の子)が立っていた。背の低い女の子が何か言っているが意味は分からない。だが、おそらくお前は誰だ的なことを聞いているんだろう。


「私はコスモ、ウィーン王国直属科学団魔法部門最重要責任者だ。私の肩ぐらいの背をした女の子を見なかったか?名前はミアというのだが、はぐれてしまって」


私の外面用の自己紹介とお尋ねは、どうやら理解されていないようだった。2人が何かを話した後、少女は、森の奥へと帰...消えた!?追いかけようとすると、大柄な女性に止められた。首を振っているので「行くな」ということだろう。しばらくすると、森の奥から、さっきの少女と老婆が現れた。そう、奥から歩いてきたのではなく、少し遠くに現れたのである。少女が老婆に何かを言うと、老婆はため息をついて、言葉を紡いだ。私にも分かる言葉だった。


「言葉の壁を打ち壊せ」


そう唱えた途端、先程まで気にも留めていなかった虫の鳴き声が聞こえ――


「おーいこっちだ、飯が大きすぎるから5匹ぐらい来てくれ」「敵襲、敵襲〜」「ここの樹液うまくね?」

「最近女王様の旦那さん死んじまったらしいぜ」「なんか雨降りそうだし家に帰っておこう」「飯ってどれだ〜?」「うわ、バランカいるじゃん」「まじかよ俺にもチャンスあるかな?」「二日酔いした〜」


休日の真っ昼間、大型ショッピングモールのフードコート並みの喧騒に、おもわず耳を塞ぐ。少しして、耳を塞いでいた手を離す。騒音も、しているとわかっていれば耐えられる。そんな私を見て少女が話しかけてきた。


「もう大丈夫なのか?」


「もう大丈夫だ。すまない。それよりもミアという娘を知らないか?私と一緒だったがはぐれてしまってね」


「おばば、何か知らねぇか?」


「あたしゃ何も知らん。それと、人前では族長とお呼び。それじゃあ、あたしは帰るよ」


「だそうだ。里の奴らにも聞いておくが期待はすんなよ、ここは迷いの森とも呼ばれてっからな」


「そうか、私はどうすれば?」


「一旦、オレ達の里に来てもらう。そっから先は...お前の行動次第だな」


「分かった。だがミアを探すときは俺も連れて行ってくれ。頼む」


「わかってるよ。ほら、さっさと手を握れ。迷うぞ」


少女の手を取ろうとしたその時、ドドドドドドドという音がした。それも段々と大きくなっていく。


「ウル、構え」


ウルと呼ばれた女性が槍を構える。音はすぐ近くだ。


「ま・す・た・あ・ニ、近付クナ!」


「ミア!?」


激しい金属音とともに火花が弾け飛ぶ。


「ますたーみあノ後ロニ」


「ストップ、ミア。この方たちは味方だ」


「エ、デモますたーハ今連レ去ラレソウニナッテタジャナイデスカ」


「里に招待されているだけだ。他意はない」


「騙サレテルジャナイデスカ!誘拐デスヨ!」


もう一度飛び蹴りをおみまいしようとしているとするミアを管理者権限という名の強制電源offで停止させ、少女に謝る。


「ミアの早とちりで怪我をさせるところだったな。すまない」


「いや、いいよ。それより早く行くぞお前には色々やることが待ってるからな」


最後の言葉が気になったが、気にしないことにした。少女が振り返り手を差し出してくる。


「それじゃあ行こうか。オレ達、サキュバスの里へ」




人族 男 コスモ Lv 1

称号 ???

スキル なし

魔力保有量 error

書き終えた!2000字ぐらいなのに書くのって結構疲れるのね。しかもそんなに面白くなかったらどうしようとかすげー心配するよー。ちなみにコスモが魔王になるのはまだ先です。というかどうやって魔王にするかまだ決まってません。5話ぐらいになるかねぇ。こうなりゃあの言葉を言うしかねぇな「助けてド○エモ――

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