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第4話 こう見えても



 こ、こうみえても私は大人ですから。

 夜のお相手だって凄いんです。


 ほんとですよ。


 う、う、うううう。嘘なんかじゃにゃいれす〇×?!3ふw


ご主人様「チヨ、動きが止まっているぞ」


 ごそごそ


 がさごそ


 にょそにょそ


チヨ「ひぁぁ。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」


 かさかさ


 もそもそ


 のっそりのっそり


 うごうご


「チヨ、何をすれば男が喜ぶか教えただろう。そんなぎこちない動作では、上手くこなせぬぞ」


 ひそひそ


 ふーっ


 なでなで


「かんべんしてくださぁい!」


 すったもんだの大騒動、勃発してます。


 お部屋の中が薄暗くて何が起こっているのか直視できないんですけど、それでよかった。


 私の小鳥のようなハートがバードストライクしてしまいますからね。


 いま、もういっぱいいっぱいですし。


 ところでバードストライクってどういう意味でしたっけ?


「騒がしい奴だな。一人で百面相して。声も顔も騒がしいぞ」


 あたりまえじゃないですかっ。

 無言、無表情だったら、私じゃないですよそれ!


 でも、あわわっ。


「ご主人様のあんなところがあんな風にっ!」


 はじめてっ、見ましたっ。


 男の人のそういうのっ。


 ご主人様のご主人様が、持ち主?に似てご主人様な振る舞いをしてます(錯乱中)!


 先ほどは調子乗りましたが嘘です。ごめんなさい。

 大人ぶって、余裕になんてなれません!


 毎日ご主人様にもて遊ばれてますうううう。


 一夫多妻でもギャップが大変なのに、この世界は愛妾まで公認の世界。

 すさまじすぎます。


 うまくなるわけですね。


 えっ何がって?


 言えるわけないじゃないですか!


 ごそごそ


「ぴゃあ」


 夜の世界はワンダーランドですうううううううう(意味不明)!!


「お前は毎回、最後まで持たずに気絶してくれるな。楽しみが少なくてつまらん。精進しろよ」


 三途の川見学中。


 気絶した後にご主人様はいつもそんな事いってるみたいですけど、意識ないので聞いてないです。



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