5話 職からの解放
ゴブリンキングを倒したカズヤ達は村へ帰ると
まさか……
カズヤ、ユーキ、リリアは村に戻ると
村は炎で包まれていた
「……」
3人は言葉が出なかった
「なぁ。ユーキ。」
カズヤはユーキに言葉を投げる
「なんだい。カズヤ」
見事な返答だった
「リリアを連れて修剣道場に行ってくれ」
カズヤはユーキに提案した。
「でも。僕には絶対職が…」
ユーキはカズヤを見て言った
そして、カズヤは山の方に指を指した
ユーキはそれを見ると安堵した。
ツルは炎で焦げ落ち根元さえも塵となっていた
「ようやく。僕は解放されたんだ。」
ユーキは涙を流した。
それは、村の人達に対してなのか仕事から解放された事に対してなのか。
あえて、カズヤは聞かなかった
そしてユーキとリリアそしてカズヤは修剣道場に向かった。
「やぁぁあ!」
コン!
「ユーキ君、甘いよ!もっと力強く打ち込みなさい!」
絶対職から解放されたユーキは教官に指導される日々を送っていた
「ねぇねぇカズヤ?カズヤは毎日こんな事してたの?」
リリアはカズヤに聞く
「あぁ、これより恐ろしかったぜ!あの教官は鬼だから!いや、悪魔だな!ははは!」
カズヤはリリアに満面の笑みを浮かべていた
だが、リリアは苦笑いをしカズヤを見ていた
「カーズヤ!誰が悪魔だぁ?」
教官はカズヤの頭に木剣を振り下ろした
ペェーン!
「あが!」
カズヤの叫びと木剣が頭に当たる音が道場に響いた
「あはははははは!カはははズヤはははは!やめてくれよ!お腹!はは!お腹が痛い!ははは!」
ユーキは爆笑していた、
カズヤは涙目で「うるせぇ!笑うな!」と言った
ユーキとカズヤは修剣学校に向かう事になる
リリアはそれに着いて行き2人のお世話をする事になった。
次回 騎士への道