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World of Swords  作者: ナナフシ郷五郎
第2章 バベルの塔
15/52

15話 ジャッジメンター

ジャッジメンターであるダンテを救うカズヤ

だが苦戦を強いられていた。そこに…

「アイロンプリズン!」

ジレンの戦いに3時間ほどかかっているだろうか

お互いに血を流し疲弊していた。

ジレンの周りに鉄の檻が出てきた。

「まだやるか?あぁん?こんな檻ぶっ壊してやる!」

ジレンが檻に触れた瞬間

「ショック!」

ダンテが唱えると檻に高電圧が流れた

「あがががががぁ!」

ジレンは痙攣し両手が離せない状況だ

「焦げろ!そして、息絶えてくれ!」

ダンテは必死だった。

ダンテの脳裏にはこいつを倒したあと、この身体の疲労状況でカズヤ達を守れるのかと心配だったのだ。

「あがぁ身体ぃぃいゴムがぁぁあ!」

痺れながらも身体を変換し電流を凌ぎきる

お互いに息が上がり、手の震えも出てきた。

カズヤが背後から斬り掛かる

「おりゃあ!」

フォン!

「身体液体化!」

ブチョ!

ジレンは液体化しカズヤの斬撃を受け流す

「どうすればいいんだ!勝てるわけが無い。」

ダンテとカズヤは剣を握り息を荒らげ話し込んだ。

「僕の。心眼を使ってみない?」

と背後から声が聞こえた

「ユーキ!その力が使える確証がないんだ!そんな事してお前が死んだらどうする!」

カズヤはユーキを必死に止める

「でも!やらなきゃ2人が死んじゃう!」

ユーキは胸に手を当てた

「僕は何も出来ないままは嫌なんだ。」

とジレンが口を開いた

「作戦会議か?つれないなぁ!正面切って戦えや!」

ユーキは飛び出して行きジレンに斬り掛かる

「液体化!」

シャキン!

「ガハァ!」

何が起きたのかその場にいた者は理解が遅れた

液体化したはずのジレンの体は原形を止めていて

腹の辺りの切り傷から血が出ていた

「何故だァ!何故斬られた!」

ジレンは戸惑う。ユーキの方を頻りに見始めた

「お前の…力か!」

ジレンは叫びながらユーキを見る。

ユーキの目は赤く光っていて猫のような目をしていた。

「僕の目には偽りや擬態などは通用しない。」

ユーキは強く剣を握りジレンを睨む。

「貴様ァァ!」

ジレンは叫び力を発動する

「筋力肥大化!10000倍だ!体は多少壊れるが気にするな!貴様を殺せればいい!」

ジレンは大きく振りかぶりユーキに殴り掛かる

「君の攻撃は10000倍ではない。僕の心眼は全てを見通せるんだ。」

ユーキはゆっくり剣を振り下ろす

ジレンの右腕に縦の切り傷

血が吹き出す。ほんの一瞬の出来事なのに。ゆっくりに見えてしまう。

「いっだぁい!」

ジレンは怒りに染まった。額の血管が浮き上がる。

「許さない!貴様だけは絶対に!」

ユーキはゆっくりと深呼吸し剣を構えた

力を発揮したユーキ。

ジレンの怒りを買い更なる戦いが巻き起こる。

次回 ジレン・エスカートル

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