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死に対する個人的考えという駄文詩

過去エッセイ再録分です。

死にたい

正論という刃に

晒され続けた精神の果ては

死への強い衝動を

抱えることだろう


死を望むのは悪というが

それは本当に

悪たりえるだろうか


悪は簡潔に極論を述べれば

周囲を不快にさせるもの

そうではないだろうか


本人にとって

自覚があろうが

無自覚であろうが


周囲が不快と感じれば

悪だろう


自殺とて

相手という周囲を

不快にさせることになる


ゆえに死ぬことは悪だろう


だがそれは

周囲から見た悪であるという

括りでしかない


本人にとっての自殺は

周囲が本人に与える

プレッシャー

本人の敗を突いた

度重なる正論


それら二つの刃から

永久に逃れるための

手段の一つに過ぎない


すなわち

非常に自分勝手な善と

云えるだろう


理解しようがしなかろうが

私は構わない


これもまた

一つの有り様なのだから


《了》

次も再録分です。

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