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考えることだけはできる人がいた  作者: 不思議な現実を届ける者
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日常3

春の桜が満開の頃でオープンカーが気持ち良かった。おじ様のある古城へのドライブに便乗させてもらった。おじ様は仕事が中心の生活であったためなのか、旅行や桜を見にいくこともほとんどなかった。おじ様の趣味の一つに城巡りがあるのだが、それも今までおじ様していなかった。本当は行こうと思う意志があれば休日にできたかもしれないのに。しかしおじ様は動かなかった。年齢を重ねて還暦まで後少しという時に昔から訪れたかった戦国時代の城へ気持ちが飛んだのだった。

普段買い物で使用していた車の調子は良かった。車を買って八年、四万キロ、年間五千キロ、遠くへ出かけるようになって距離が伸びたから三万五千ほどだったから年間では四千四百弱しか走らせていなかった。だから調子は良かった、ナビ以外は。八年の埃、花粉、ジュースの液などの影響なのかナビはおかしな動きをする。おじ様が話してくれた。

おじ様は各地の名跡も合わせて回ろうと思っていたが、計画的ではなかった。はっきり言って行き当たりばったり。それでもなんとかなった。というのか私からおじ様の話しやドライブに連れてってもらうと楽しんでいるように見えた。

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