9-3 通商結節体
「仲間?」
竜司達は、互いに目を見合わせた。
「仲間って言いますが、彼女はスパイとして我々の所にまで送り込まれたのだと思うのですが。
なぜ、そしてどうやって仲間にするというのでしょうか?」
「ああ、もちろん幾つか方法はあるのだが端的に言えば、二重スパイに仕立て上げようと思う」
「二重スパイ…」
「そうだ。少なくとも今の我々は、”機関”内部に通じる情報ルートを持ち合わせてはいない。例えば物理的手段、電子的手段などで通じさせても良いのだが…」
オクウミは、竜司の肩に乗っている『ゼロ』を見て言った。
確かにこういう小さなロボット等を擬態させて”機関”の何処かに送り込むのも一つの手だろう。
「だが、やはり人間を媒介にした諜報ほど、具体的で体系的な情報の入手手段はなかなか無いものだ。何しろ組織というのは人間関係で成り立つものだからな」
そう言われると確かにそうだ。人間同士の機微や仲の良さ・悪さというような要素は、電子的に入手できる情報の中には含まれないものだからだ。
「それで、具体的にどうしようとお考えですか?」
「それはだな…」
「えー、車内販売です。食べ物や飲み物もあります、如何ですか」
と、いきなり前方の車両からワゴンを押しながらシスケウナが現れた。
「うぇ!?いつの間にかシスケウナさんも乗ってたんですか?」
「そう。色々と運用実験を兼ねて乗り組んでいる」
「へぇー凄い!車内販売もやってるんだ?」と山科が、シスケウナが運んできたワゴンの中身をしげしげと眺めた。
山科だけじゃなく竜司達も、そしてなぜかサーミアも立ち上がってワゴンの周りに集まってくる。
「これらも試験運用として載せた”帝国”の産品で、一応みんな食品だから試してみて」
そう言ってシスケウナが手にしたのは、透明なプラスチックらしいパッケージに入った奇妙な色の何かだ。
「ん?んんー?これ、食べられるの?」
「そう。シミュレーションでは問題が無いと判定している」
「これなど如何でしょうか?”アラヤシマノクニ”でも最近に流行ったお菓子ですよー」
と、サーミアが勧めるのも似たような極彩色、というか見る度に色が刻々と変化する怪しげなキューブだ。
「サーミアはさっきもそれをワゴンからつまみ食いしてただろうが」
シスケウナがキューブの袋を幾つも取ろうとしているサーミアに小言をいった。
「あとはこちらもお勧めだ。我々の定番のお菓子」
今度は猫の目みたいな瞳孔が中に入ったキャンディーらしきものを竜司に見せる。
「うぇ…いや、他の奴を選ぶよ…」
とは言うものの竜司達がワゴンの中を覗いてみても、その中は極彩色の何かがパッケージされたものばかりで、とても手に取って食べてみようと思えるものが見当たらない。
それどころか、幾つかのパッケージの中身は怪しげに蠢いている。
「っきゃぁ!?何これ?カサカサって動いてるんだけど!?」
山科が思わずワゴンから手を引っ込めて鳥肌を立てながら身震いした。
「ああ、新鮮だろう?」とシスケウナが勧めるのだが、どう見てもその半透明の袋の中には、何か黒い虫みたいなものが無数に詰め込まれていて動き回っているようだ。
さらに極め付けなのは隣のラックに入っているケースで、その中には何匹もの巨大な芋虫みたいな生物が粘液を纏ってネバつかせながらその身を捩っている。
それを見た神崎ですら「…ヒッ」と絶句して全身に鳥肌を立てるほどだ。
そういうのを含めてワゴンに載せられているものは、やはりどう見ても車内販売どころか魔女の薬棚にでも置かれてありそうな怪しげなものばかりだ。
「…ごめんなさい、シスケウナさん。
この中には、私達が食べられそうなものは無さそうなのだけど」
神崎が、口では一応申し訳なさそうに言った。
確かにこの前の”帝国”産のお茶みたいに、摂取した途端にトリップしたり中毒症状を起こすような代物ならどう考えてもやばいだろう。
「…そうか。
それでは、しまってくる…」
とシスケウナは、珍しく落ち込んだような表情で、とぼとぼと後ろの車両へとワゴンを押して出て行った。
その隙を縫ってサーミアはこっそりワゴンから幾つかの袋をつまみ出し、再びサーミアの隣に腰を下ろす。
「…コホン」
再びオクウミは、場の雰囲気をリセットしようと咳払いをした。
「どこまで話したか…ああそうだ。
とにかく彼女を二重スパイにする方法は幾つか考えているが、実際には彼女の出方を踏まえて、臨機応変に対応して行く事になるだろうな」
「なるほど、そうですね…」
そう神崎が言った所で、しばらく沈黙した時間が流れた。
それもつかの間、
「あっ、窓の外を見て!?」
と、山科が窓の外の変化に気づいて言った。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
更にしばらく走ると、窓の外の景色はもうすっかり変わったものとなった。
「ふぁああああああああ、すっげー!!」
竜司が列車の窓を少し引き上げて、外の風を顔に浴びさせた。
その隣で東雲や山科も顔を出す。
「きっもちいーー!!」
列車はいつの間にか、巨大な湖を渡る高い橋の上を走っていた。
青く澄んだ水を湛えた湖面の上には、白い水鳥が何千羽となく飛んでいたり、何艘もの船が湖面に浮かんでいたりしているのが見える。
またそのさらに向こう側の、遠くにある湖岸には、港町のような白い建物群も望めた。
竜司達は一瞬、この列車が地上に出たのかと思った。
しかし目線を水面より上に向け、空を見上げた瞬間に、今までとは違った意味で心底驚く事になった。
「わわ、わーーー!!ま、まさか!?マジで!?」
「スッゲーー!!!」
何と、空に漂う雲のさらに向こう側、ここからは宇宙に等しい距離の先に、こことは別の地上が逆さまに映って見えるのだ。
まるで、飛行機で上空から見るような湖や河や森や山といった地形がそのまま天井に投射しているような感じだ。
しかし、竜司達がいる地上側の、本来なら地平線側を見ていくとその地面がどんどんせり上がっていって壁のようになり、最終的には天井に映る地形と地続きになって見える。
それはあたかも、超巨大な球形をした空洞の内側に地形がへばりついているような感じなのだ。
「スペースコロニーを内側から眺めたら、こんな感じなんだろうなぁ…スゲェ」
SF系アニメを色々見ていて耐性があるはずの竜司や東雲も、この光景には絶句する他ない。
「これが、通商結節体...」
神崎が最後に言った言葉が全てだった。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「到着ぅ〜、終点『第七星門前』に到着ぅ〜」
サーミアが、いつの間にか車内スピーカーを通じて列車の停止を告げた。
「さあ、君たち。
案内するから列車を降りたまえ」
オクウミが竜司達を立ち上がらせて促した。
竜司達が列車から外に出ると、そこは一種のターミナル駅のようになっていて、プラットフォームには他の列車が何両も停まっていた。
それぞれのデザインや車両の編成は全て異なっているように見える。
駅の天井はアーチのような天蓋が複雑に重なり合って、欧州にある駅みたいな荘厳さがある。
「ほら、何をみんな口を開けっ放しにしているのだ。こっちに早く来い、置いていくぞ」
驚きの連続で若干放心状態の竜司達を促すべく、オクウミが手を叩いて先導した。
まるで側から見たら完全におのぼりさん状態なのだが、こればかりは仕方ないだろう。
「恐らく、私達は近代において初めて異星文明の領域に足を踏み入れた地球人類、という事になるのかしらね」
神崎が駅の天蓋を見上げつつ言った。
「異星文明っつーか、未来文明なんかな?」
竜司は、見上げっぱなしで少しばかり痛めた首をさすりつつ応じる。
「まあ…どちらでもあるのかしらね。
何れにしても、こんなとんでもない空間をちょっとしたビルでも建てるみたいにぽんぽん作れる文明には、地球上のどの国も対抗出来るわけがないでしょうね」
「今、地球にやってきてる宇宙人の文明でも無理って話だしな」
オクウミに先導されて広大な駅の中を進むと、路面電車のような小ぶりの車両が何台も構内に並んでいるフロアに入った。
「ここは、この近辺の色々な地区へ行く路線のターミナルとなっている」
オクウミが簡単に説明した。
「へぇー、これなんかデザインがお洒落じゃない?」
「うむ、軌条は標準軌の幅に近しい事からもウィーン市電に近いのだが、架空電車線方式を採っていないのでボルドーなどで行っている地表給電方式かも知れず、そうなるとAPS、SRSなのか、はたまた…」
「あーアンタに聞いたのが間違いだった」山科がため息をついた。
「ん、これらの動力か?
もちろん無線給電だ。どこかにある中央の給電機構から配電しているはずだ。まあいざとなったら充電池もあるし、中央の統率を外れて単独で走行も可能なはずだがね」
「何れにしても、これもまた2000年前には存在していたんですよね」
「まあな、さっきまで乗っていた長距離列車と同じく、車両自体に自己修復機能を持たせてあるのが普通だ。何万年経とうが普通に乗れるだろう。
そもそも、この通商結節体の中にある施設全てにそう言った機能があるからな。我々もこの中に入る事が出来たのはほんの数日前だが、こうして2000年ぶりに入っても問題なく生活できる」
「凄いですね」
「だから機械類も整備点検はほぼ必要ない。まあサーミアみたいにコダワリがある奴なら乗る前に弄るんだろうけどな」
「ははは…」
「にしても、デザインが何というか独特ですね。こういうの何て言うんだっけ…えーと」
「レトロフューチャー、もしくはスチームパンクかしら?」
竜司が思い出せなかった単語を神崎が補うようにして答えた。
「何れにしても、現代的とはやや違った趣のデザインですね。開発者の趣味なんでしょうか?」
「うむ、まあその辺はよく分からんが、だいたいこう言う意匠というのは”ヤマトクニ”などの帝国内でも定期的に流行ったりしているからな。そう言うのは、これに乗って街中に出てみればもっと良く分かるだろう。
というわけで、まずはこの路線に乗るぞ」
オクウミがまたさっさと車内に入っていったので、竜司達も急いで乗り込んだ。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「おおっ、大通りを走っているではないか!!」
「いや当たり前だし」
東雲と山科が相変らずの掛け合いをしながら、二人で車両の前方に陣取って外の景色を眺めていた。
竜司達を乗せたトラムは、運転手が居ないまま自動的に動き出して駅から発進し、駅から放射線状に走る舗装された大通り沿いに走っていった。
「この辺りは公園なのですか?周囲には林や小川や草原が見えるばかりで、街並みらしきものが見当たりませんが」
「ああ、そもそもあの駅は機能一点張りの物流用だからな。自動化されていて人が住む必要がない。人が住んで居た地域はこの路線の途中にもある」
すると、確かにしばらく進んだ先に開けた場所があり、何やら建物が集まっているように見える。
「まずはここに降りようか」
「えっ!?ここは…」
竜司は、周囲の光景を見て一瞬目を疑った。
何しろ近代的なトラム駅とは全く似つかわしくない建物群が点在していたからだ。
「まるで、小学校の時に修学旅行で行った登呂遺跡を思い出すな」
東雲の言葉に、竜司も頷いた。
「規模からいって佐賀の吉野ヶ里遺跡以上ね。でも様式的には縄文時代に栄えた青森の三内丸山遺跡を彷彿とさせるし、まるで縄文時代と弥生時代をミックスして都市遺跡に仕立てたらこんな感じかも知れないわ」
神崎の言う通り、駅周辺に広がる建物は藁葺きの竪穴式住居を中心に木造の高床式建物が並んでいて、さらに向こうの方には巨大な藁葺きのドームのような建物や木造の宮殿らしき建物も見える。
また一定距離を置いて、高さ10m以上ありそうな木造の見張り台も点在していた。
「んー、まさかこれ古代のテーマパークなわけないよね。
って事は、当時ここに本当に古代人が住んでたって事?」
山科の疑問にオクウミが答えた。
「その通りだ。およそ紀元前一千年から紀元前後辺りの縄文人・弥生人をここに呼んでいたらしい。
主に交易と文化交流のために住まわせていたのだが、彼らの一部はゲート閉鎖後もここに残り、さらに”ヤマトクニ”など”帝国”に渡っていったと記録にある」
「彼らは地球には帰らなかったんですか?」
「そうだ。我々の規定により、余計な知識を得てしまった彼らを返すわけには行かなかったのだ。
だが、例の流動的時空構造により、こちらの地球側に属する亜空間に無理やり穴を掘り込んだようなこの通商結節体も我々の宇宙と接続が切れる恐れがあったので、結局は”帝国”へと全てを引き上げる事になった」
「なるほど…周囲には畑や田んぼもあるみたいですが、ほとんどもう手入れがされていなくて荒れ放題なのはそのせいもあるのですね」
「ああ、基本的にこうした現地人の所産は自己修復機能の適用外となるし、多少荒れるのは仕方ない。
まあいずれ、ここに再び人が観光などで往来するようになったら、再整備も考えねばなるまいな」
オクウミ達一行は、遺跡を後にして再びトラムに乗った。
「次はどこに行くんですか?」
「それは行ってからのお楽しみだ」
どうやら、深い森の中をどんどん進んで行くようだ。
果たせるかな、思ったよりも近いところでトラムが再び止まる。
竜司達が降りると、その眼前には超近代的な都市の光景が広がっていた。
「おおっ…!」
広大な森の中に突如として開けた平地に、何やら光るチューブやパイプを空中で組み合わせて知恵の輪みたいになった建造物や、そのチューブに取り囲まれたり貫かれたりした大小様々な球体やら立方体や円盤のような物体が空中に浮かんで固定されたようになっていて、それらは何の施設なのかの用途が外から全く推測出来ない。
そして、そうした施設群の中心部分に、一際大きなリング状の建造物が鈍い銀の光沢を煌めかせていた。
「これが貴方達の一般的な”都市”なのですか?」
神崎が尋ねると、オクウミは首を横に振った。
「”ヤマトクニ”を始めとする”帝国”の様式は一つに絞られない。それこそ都市の数だけ様式が無数に存在すると言える。
まあこれはどちらかと言うと物流施設みたいなもんだな」
オクウミが指し示す通り、リングに向かって放射状に巨大なチューブや道路らしきものが走り、それらはリングの中に吸い込まれているように見えた。
「あのリングの中は何があるんですか?」
「うむ、じゃあそれを確かめるために行ってみようか」
一行はトラムの駅から、舗装路の上を滑るようにして走る台車のようなものに乗り移ってリングの方へ向かった。
ちなみに台車とは言っても、タイヤのようなものは見当たらず地面から十数センチほど浮上して走行するタイプのようだ。
リングの近くまで来ると、そのリングがまるで地面に埋め込まれた巨大な鉄の輪のような様相がはっきりしてきた。
そして、リングの中はまるで巨大な井戸か鉱山の竪穴のように地面に向かって深く掘られていた。
竪穴の壁にはライトが等間隔で灯っているが、奥の方になるにつれてパースが掛かったように穴の奥で収束している。
つまりその底がどうなっているのかは、近寄ってよく見ても全く窺い知る事が出来ないのだ。
また、放射状に広がる物流の道路やチューブ類は、やはりその竪穴の中に吸い込まれて行っている。
「これってもしかして…」
「そうだ。星門だ。この通商結節体にある七番目のやつだな」
「うわー凄い凄い!!底の方が全く見えないよ!?」
山科が、ゲートの淵に設けられた展望用のブリッジに駆け寄り、そこの手すりからゲートの底を覗き込んだ。
ブリッジはゲートの淵から少し張り出していて、はたから見ているとちょっと怖いのだが、若干高所恐怖症気味の神崎も勇気を出して覗き込んでみる事にした。
「…凄いわね、あの先に別の世界が広がってるなんて」
「はい、この第七星門は我が”ヤマトクニ”の都市天体の一つである”アラマキ-7115市”と接続しています。
と言いますか、実を言うとついさっき接続が完了したところなのですよ」
神崎の言葉に応えたのがオクウミではない事に気づいて振り返ると、そこにはオクウミの副官であるイゴル・ウェインが立っていた。
「おう、イゴル。作業は順調か?」
「ええ、滞りなく。
全ては神崎さんが『土地基盤システム』の承認を予め済ませてくれたいたからです」
そう言ってイゴルが神崎に頭を下げると、神崎はやや戸惑って首を振った。
「あ、いえ…私はただ指示された通りにしただけですので…」
神崎は真正面から見つめて来るイゴルのイケメン面から目を逸らそうとして星門の淵を見ると、いつの間にかそこらに多くの人影が姿を表し、賑やかになっていた。
「あれは?」
「ああ、星門の調整用スタッフ達です。
流石にこれだけの装置を一人で起動させるわけには参りませんから、時空探査局整備部のスタッフと”ヤマトクニ”側星門管理局の整備員達がやって来ているんです」
よく見ると、色とりどりの作業着に身を包んだスタッフの中には地球人よりも背が大きかったり小さかったり、または半獣人や妖精みたいな姿をしている者も居るようだ。
また少なからぬ数のアンドロイドというかロボットも混じって、一緒に作業している。
「おおっ、これだけの数の異星人を見るのは初めてだなぁ。
まるでスターウォーズのワンシーンみたいだ」
「スターウォーズというのが何なのか分からんが、まあスタッフの中には”ヤマトクニ”だけでなく色々な氏族が混ざっているからな。
つまりは星門の整備維持には殊の外、多くの人手が必要なんだ」
竜司がしばらく星門の奥を覗き込んでいると、その中から何かが浮上して?来るのに気づいた。
「何かこっちにやって来るんだけど?」
「ああ、開通第一号の便だな。星門開通は特に珍しい事でもないのだが、それでもこうやって、開通第一号の便を出迎える儀式をするものだ」
オクウミが指し示す方向を見ると、いつの間にかスタッフの多くが竜司達の所からやや遠くにある、星門から張り出したステージのような所に集結していた。
そのステージはヘリコプターか何かが離着陸するようなスペースが取られていて、床にはやはり着陸位置を決めるマークが印されている。
「それでは我々も行ってみましょう」
イゴルの勧めによって、一行はそのステージへと歩き出した。
竜司達がステージに着いた頃に、ちょうどその宇宙艇が星門を完全に通過してステージの真上にまでやって来ていた。
スタッフ達は、着陸マークが印されたステージの両脇に整列している。
「やっぱすげーな。SF映画のワンシーンに参加してるみたいだ」
宇宙艇は卵を縦に半分にしたような形態で、いかにも中から宇宙の賞金稼ぎでも現れそうな雰囲気がある。
しかし、宇宙艇が着陸して、タラップが降りて中から現れた人物を見て
竜司達はもっと驚く事になった。
「ただいま、竜司、それに皆さん」
「ね、ねーちゃんが何でここに!?」
「明日香さん!?」




