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『背景設定紹介 その1』

本作品の主な背景設定説明(宇宙側)となります。


(絵は自作ですので、あくまでコンセプトイメージと捉えて下さい)

===登場メカ===


○『フィムカ』号

・シアラの乗機。

 時空探査局が保有管理する次元跳躍探査艇の1種。

 異次元世界へ実際に進入しながらの探査観測を主任務とする。


・実体世界に付随するn次余剰次元空間への進入はもとより、

 様々な並行世界パラレルワールドへと自由自在に出入りする事が可能。

 同じ機種が他にも百万機以上が生産されているベストセラー機であり

 その内の1機がシアラに任務用として貸与されている。


<イメージ画の説明:仕様スペック> 

 全長:43.5m 全幅:39m 全高:15m 重量:137t(地球単位に換算)

 主エンジン:ヴァルダーォウヴトス96457−11

 (アドレスの無い未知の異次元への進入が可能なドライブシステム)

 最大推力:68.7時空里(時空里はワープ速度の単位)

 機体前方に異次元時空検出用センサー、機体上部に実体宇宙探査用レーダー。

 内部は3フロアに分かれ、最上階にコックピットや観測室、

 中層階に多目的ルームなどのキャビン設備、

 最下階に貨物室と外部ハッチが備えられている。

 各階それぞれに人工重力を発生させており、地球上と同じように過ごせる。


挿絵(By みてみん)




○『ディアマ=スィナ』号

・オクウミの乗機。

 時空探査局が保有管理する探査艇の1種。

 『フィムカ』号と同様に異次元世界の探査観測を主任務とするが

 どちらかというと『フィムカ』号のような子探査艇群への指揮統率に

 主眼が置かれた装備がメインとなっている。


・オクウミに貸与される形を取ってはいるが

 実際にはイゴルのような副官達が直接の運用を行なっている。

 また、子探査艇と比べても大きい為に

 オクウミの好みである程度、内外装がカスタマイズされている。


<イメージ画の説明:仕様スペック

 全長:115m 全幅:66m(可変翼を閉じた状態)全高:52m

 重量:540t

 主エンジン:ダヴァークテア=ダンデルマイクトン724−03

 最大推力:221.43時空里

 定員:36名 + ラライ5−7−1(専門の業務支援人工知性体)

 内部は10層に分かれ、それぞれに作戦指揮室、観測分析室、

 クルーの居住室やオクウミの執務室などが備わっている。


挿絵(By みてみん)




○『須佐ノ男』号

・明日香の乗機である巨大ロボット。

 正式には『キホ-壱拾八番 須佐ノ男号』と呼称。

 孝元参拾伍年の時代(約2190年前・弥生時代中期)に、

 目標である”起源世界線”への捜索探査を目的として、”帝国”の手によって

 無数にある並行世界の地球日本へ放った自動機械群の内、1小隊の首領。


・1小隊は『須佐ノ男』号を含めて17機存在するが、

 永い間、月面の地下遺跡にてスリープ状態にあった。

 しかし遺跡の探査を行った明日香が発見した「鍵」のお陰で目覚め、

 それから明日香の危機に際して月面から地球へと到来し、

 明日香と主従契約を取り交わす事となった。

 これにより明日香は『須佐ノ男』号達17機のロボットの司令官に就任する。

 その後、オクウミによる調査で固有識別連番が『スーサ』のものと確認され、

 その結果として”起源世界線”への到達に成功していた事が判明した。

 (『スーサ』とは”起源世界線”に到達した自動機械群の首領だけに

  付与される、時空探査局による識別呼称である)

 

・他の”眷属”である16機ともども、非常に大きいサイズとなっているが

 基本的には労務用のロボットとして開発されていた。

 ただし『須佐ノ男』号は他のロボットに比べて1.5倍以上のサイズ差がある。

 ”トヨアシハラクニ”汎氏族事業体・七ノ四テラムロ製。


<イメージ画の説明:仕様スペック

 全高:510m 全幅:252m 重量:6630t

 主エンジン:アスタンコンタチネン=ファーラト415

 最大推力:199.4時空里(単機で恒星間ワープ航法が可能)

 内部には子機として雛形ロボット(と言っても全高100m近い)が

 腹部カプセル内に収まり、操縦者用コックピットも兼ねている。

 武器は主に『十握剣』(全長350m、プラズマブレード装備)で

 また右腕には各種荷電粒子ビーム・運動エネルギー兵器群が備わっている。


挿絵(By みてみん)




===基本用語===


○”星間種族連合”

・並行世界での天の川銀河系において、強大な勢力を持つ星間種族達との間で結成されている政治連合。(以下、”連合”と略す)

 その起源はおよそ50万年以上前で、数万年間繰り広げられた銀河大戦が終結した後に銀河内の平和と繁栄を希求するために設立された。


・構成種族は日本人の子孫である”宇宙日本人類文明体”の他に、”真竜族”、”甲殻族”、”結晶族”、”群緑族”、”星虫族”、”熱胞族”など数多い。

 それぞれが高度な知性と文明を有し、個体数もそれぞれ数十~数百兆は存在する。”連合”全体の人口は約3京2500兆人。(実体オリジナルのみの集計であり、実際には30〜40京人ほどの個体が存在する可能性がある)

 また”連合”そのものの版図は、天の川銀河系のみならず大小マゼラン星雲から周辺の小銀河・球状星団も含めて半径約50万光年(いわゆる局部銀河群での、天の川銀河系側の周辺領域全体)となる。更には近隣の銀河団への銀河間交易も盛んに行われている。




○”宇宙日本人類文明体”

・異星人によって征服された地球から逃れる事に成功した日本人(約14万3千人程)の子孫が、タイムスリップした先にある70万年前の地球に辿り着いてから、数万年かけて築き上げた巨大銀河文明。(以下、”文明体”と略す)

 ”文明体”は銀河系を管理する”連合”結成時における主要創始者メインファウンダーの一角を成し、現在も”連合”に加盟し続けていて強い影響力を保持している。


・現在の”文明体”が有する実効管理範囲は、”連合”における実体宇宙世界と人工次元世界のおよそ1/4を占めている。実体宇宙世界においては約250億の星系を管理下に置いて天体改造を施し、居住地としている。

 全人口は約8360兆人。ただし実体オリジナルのみの集計としており、仮身体アバター仮想体バーチャル、更に眷属下にある原始文明の構成種族たち、有権型の人工知性体などを除いている。それらまで含めれば、総人口は実体オリジナルのみの十倍以上となる。(8京人を超えると推定されるが、常に変動する為に正確な統計情報は存在しない)


 ”文明体”は幾つもの子政体で構成され、有力な子政体としては”日系人類銀河帝国”の他に、”実体星間監察事業団”や”青紫-琥珀同盟”、”六一七協約体”、”新政体系群”、”電子神宗”、”宙生態環族”などがある。

 ”日系人類銀河帝国”以外のほぼ全ての子政体では非有機系統ヒューマノイドの人類(従来の生物学的肉体を持たず、機械や人工生体に意識を転移させている)が主体であり、その為に非常に先進的で革新的な技術文明を構築しており、また有機系統の人体より長寿命で平均して1万年以上生きることも可能。


<イメージ画の説明>

 天の川銀河全体を”連合”が、その中の1/4ほどを”文明体”が、更にその中の一部を”帝国”が領有している。


挿絵(By みてみん)




○”日系人類銀河帝国”

・”文明体”を構成する子政体の一つである。(以下、”帝国”と略す)

 ”帝国”は古代の日本人生体をベースとして人工進化させた有機系統の人類を主構成員とし、その総人口はおよそ1745兆人。(こちらも仮身体アバターなどを含めると実際はその十倍以上、2京人近い数になると推定されるが、やはり常に変動する為に正確な統計情報は存在しない)


・首府星はアンクヴォール星系第四惑星イザミアにあり、そこには”帝国”皇帝が住まう皇宮が存在する。また、イザミアの第一衛星イザギアには”帝国”の中央統政府が置かれている。ここを中心として立憲君主制民主社会が構築されているが、後述する孫政体の存在もありどちらかというと地方分権的性質が強い。

 ”帝国”は主に四つの有力な孫政体で構成され、それぞれ”アラヤシマノクニ”、”トヨアシハラクニ”、”ミズホクニ”、”ヤマトクニ”と呼ばれている。(実際は各孫政体で呼称の発音や表現に差があり、また一部21世紀地球日本語に変換しにくい発音もある為、ここでは暫定的表記法とする)


・”アラヤシマノクニ”は、数千の共生組織体による連邦体制を敷く孫政体で、主に宇宙空間における星間人工生態系運用や天体改造、人工次元世界などの制御といった星間文明基盤管理を行っている。

 そこに所属する氏族は、だいたいがファンタジー小説に出てくるエルフやドワーフのような姿をしていて、多様な肌色・髪色・瞳色を持ち、時空量子場と広域電磁波長を捉える為の先鋭耳朶と感覚子をほぼ全員が備えている。それ故に、孫氏族の中で最も宇宙空間に適応していると言って良い。

 保有する領地や全人口に占める割合が孫政体の中で最も大きいが、彼らは主に宇宙空間や人工次元世界などを居住地としているため、他の孫政体と重なり合う領地も多々存在する。


・”トヨアシハラクニ”は、君主制の概念を行政や社会組織の中に再導入していて、貴族・衛士・職工といった専門階位が数多く存在する。といっても固定的ではなく階位の移動は自由に認められており、どちらかというと職能の専門家集団といった意味合いが強い。

 そこに所属する氏族は更に細かく数十の分氏族に分けられ、それぞれがやはりファンタジー小説に出てくる半人半獣の亜人デミヒューマンのような姿(例えば狐や兎や熊や、鳥や魚といった現実の動物、さらに鬼や天狗や龍のような姿の分氏族もいる)をしていて、各分氏族の家系毎に独自の氏族紋章を示す動植鉱物等の意匠を自らの身体に付加している。

 彼らは主に実体宇宙の天体上で暮らし、仕事も天体管理関連が多い。また領地や人口も”アラヤシマノクニ”にほぼ近い規模と言って良い。


・”ミズホクニ”は、星間通商や各種産業振興などの経済活動に携わる氏族の集まりである孫政体で、金融や通貨の概念を再導入して企業体に近い組織を結成しながら活動を行なっている。

 そこに所属する氏族は、家系より個性を重視していて、先天的な身体・精神特徴附加に加えて後天的にも様々な形態や機能を追加させた姿をしている。その為、非有機系統ヒューマノイドほどでは無いにしても多種多様な姿であり一生の間に何回も変容エンハンスする事も多い。

 保有する領地や人口自体は少なく、上二つの孫政体より1/10ほどしかいない。彼らはその多くが星間交通の要衝に置かれた球殻星系(いわゆるダイソン球)などの超巨大人工天体上で生活している。


・”ヤマトクニ”は、社会全体が単一の軍事組織体系を構築している孫政体であり、主に”帝国”を守護する任務を担っていて”文明体”全体に関わる防衛も一部担当している。

 そこに所属する氏族は、”帝国”や”文明体”全氏族の中でも最も先祖(地球日本人)の姿に近く、一見して日本社会の中に居てもそれとは分からないほどだが、実は意識を集中させたりすると、瞳の色や髪の色が瞬時に変化(各個人でそれぞれ異なる色合い)する。これは軍事教練において必要な要素として附加されている。経験を積んだり年齢を重ねたりすると、特に意識させなくとも色が身体に定着するようになる。

 保有する領地や人口は、”ミズホクニ”ほどでは無いが少なく、上二つの孫政体に対して1/4程度である。また居住地も様々であり、その多くが他の孫政体の領地に付随する軍事基地(ただし星系まるごとの場合が殆ど)のような形で存在する。


<イメージ画の説明>

 ”日系人類銀河帝国”の公的紋章。

 銀河を示すアイコンを中心に、四大孫氏族が結束して銀河帝国を支持・構成するという国家理念を表現している。


挿絵(By みてみん)



                       

○時空探査局

・いわゆる異次元空間、つまり天然のn次余剰次元空間のみならず並行世界パラレルワールドの探査を主に行なっている組織。

 組織上は”ヤマトクニ”直衛軍特殊検索師団から分化した事になっているが、現在は”帝国”統政府の直接的な隷下に置かれている。

 皇宮の一部による肝煎りで設立され、その表向きの目的は”様々な並行世界可能性の探究”であるが、実際には”起源世界線”…すなわち”文明体”の起源である祖先日本人が元々居た世界線を見つけ出す事である。


<イメージ画の説明>

 時空探査局の公的記章。

 無数にある並行世界の中から、目標となる世界を見つけ出すという組織理念を表現している。


挿絵(By みてみん)




○実体宇宙世界と人工次元世界

・実体宇宙世界とは、文字通り通常の三次元空間上に存在する宇宙世界の事であり、普通に天体や星雲や銀河系等で構成されている。

・これに対し、人工次元世界とは多元宇宙論をベースにして人工的に生み出された異次元空間であり、強いて言えばミニ宇宙に近い。しかしスケール的には実体宇宙に対して非常に小さく、それらは”文明体”の時空設計者達によって自由自在にデザインされコントロール下に置かれている。


・人工次元世界の中ではどのような環境にも作り変える事が可能であり、一般的には人工的に整えられた時空構造面(時空そのものを物質のように加工して壁や地面のように仕立てた材質)に人工重力を発生させ、その表面上にスペースコロニーのような形で都市や生態系を構築して人間が生活出来るようにしている。

・またそれら人工次元世界を異なる実体宇宙や並行宇宙との間に繋ぎ、いわば時空の中継駅のような形にする事も可能。これを実際に行なっているのが通商結節体ゲートワールドで、異次元空間に構築された時空構造面の上に星門ゲートを繋いで他の時空へと連絡させている。


・上記のような利用法が普及した結果、実体宇宙世界の天体環境に対する人工次元世界環境の利用比率は大体1:1程度となっており、少なくとも”日系人類銀河帝国”領内だけでも数十万基が設置運用されている。

(一般的には独立している人工次元世界を1基2基の単位で数えるが、中には複数の人工次元世界が複雑に融合している世界もあるので、その場合は各部位における時空構造の閉鎖性を考慮して算出している)


<イメージ画の説明>

 実体宇宙世界にすぐ隣接する形で人工次元世界があり、更にその隣にn次余剰次元空間が重なり合うようにして存在している。


挿絵(By みてみん)


※銀河文明の規模に鑑みて、各国家の人口その他数値を修正しました

(2021年1月)


※文中の表現


1)”●●”と表記している名詞・単語について(慣用句や言い回し表現以外)

  は、その語彙を用いる種族・民族集団が多様で

  それぞれ異なる発音・表現を行う為、暫定的な表記法として使用しています


2)『●●』と表記している名詞・単語について(会話文での括弧表現以外)

  は、その語彙を使用する種族が決まっており

  発音・表現が統一されている為、確定的な表記法として使用しています

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