【第一章】エピローグ 2
ステータスにスキルの設定も頑張ったよー!!
一応、法則性も作っていたりします。
結局、私はスキル関係を後回しに出来ず、アレクサンダーを放置プレイすることにした。
とは言っても、これでもかって言うくらいに、アレクサンダーにベッタリと抱き付かれています。現在進行形で。
飽きるまで放置してみるけど、きっと飽きないと思うけど。
仕方ないよねぇ、ずっと触れなかったんだから、解禁されたらそうなるよね。
あ、私が冷めているのではなくて正直に言っちゃうと、寝て起きた状態に近くて……夢を見ていたような感覚でね。アレクサンダーと離れていた時間が長いとは感じないの。
だから、微妙な温度差があるんだよね。
王子達の断罪の時は頭に血が昇っている状態だから、そんなに気にならなかったんだけどねー。
ーーーーまぁ、さっさとスキルとっちゃおっと。
私はギルドカードに指先を滑らす。
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テレポート【帰還】 LV1
拠点にしている場所へ戻る。〔消費MP5〕
回復【ヒール】
体力や怪我を癒す。〔消費MP5〕
高回復【ハイヒール】
ヒールの上位魔法。〔消費MP15〕
回復陣【サンクトゥスサークル】
魔方陣内にいる者に回復を与える。〔消費MP25〕
自動回復【オートヒール】
一定時間、体力が自動回復する。〔消費MP25〕
速度上昇【スピードアップ】
行動速度をアップさせる。〔消費MP10〕
速度下降【スピードダウン】
対象の行動速度をダウンさせる。〔消費MP10〕
物理防御上昇【プロテクション】
物理攻撃を受けた際のダメージ軽減。〔消費MP10〕
魔法防御上昇【マジックプロテクション】
魔法攻撃を受けた際のダメージ軽減。〔消費MP10〕
ステータス上昇【オールブレッシング】
プロテクションの上位版。物理魔法攻撃防御アップ。〔消費MP15〕
眩惑状態解除【キュア】
眩惑の状態の解除。〔消費MP10〕
聖なる恩恵【グローリア】LV10
闇に属する者から威圧や障気の耐性を強化。〔消費MP10〕
魔法壁【バリアー】
一定時間、物理攻撃を受けても無効にする。〔消費MP20〕
反射魔法壁【リフレクト】
一定時間、受けた攻撃を反射する。〔消費MP20〕
聖なる矢【ホーリーアロー】
聖属性の光りの矢で攻撃。〔消費MP5〕
聖なる槍【ホーリーランス】
聖属性の光槍で攻撃。〔消費MP15〕
祓魔の螺旋【スパイラルエクソシズム】
広範囲に螺旋状態に祓魔のフィールドを発生させる。
フィールドは、螺旋状に一定時間展開。〔消費MP20〕
魔力砲【マジックキャノン】
魔力を媒介とした、無属性の魔動波攻撃。〔消費MP20〕
転移陣【ポータルワープ】
記録石に登録した場所へ、転移出来る魔方陣を一定時間発生させる。消費MPは人数によって加算される。一人辺り10。
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プリーストが習得出来るスキル全てが、一覧表の状態で表示されている。リセットされているため、LV表示はない。テレポートは固有でレベル自体が1しかないので、表示は1って表示される訳だ。
でもって、この中で必要なスキルチョイスし習得していくのだが、現在の習得出来るスキルはアコライトの分しかない。
必要なものから習得するためにぺしぺしタッチしていく。
「よし、出来た。スキルはこれでよしっと♪」
スキル項目の表示が変わった。
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テレポート【帰還】LV1
拠点にしている場所へ戻る。〔消費MP5〕
回復【ヒール】LV10
体力や怪我を癒す。〔消費MP5〕
高回復【ハイヒール】
ヒールの上位魔法。〔消費MP15〕
回復陣【サンクトゥスサークル】
魔方陣内にいる者に回復を与える。〔消費MP25〕
自動回復【オートヒール】
一定時間、体力が自動回復する。〔消費MP25〕
速度上昇【スピードアップ】LV10
行動速度をアップさせる。〔消費MP10〕
速度下降【スピードダウン】
対象の行動速度をダウンさせる。〔消費MP10〕
物理防御上昇【プロテクション】LV10
物理攻撃を受けた際のダメージ軽減。〔消費MP10〕
魔法防御上昇【マジックプロテクション】LV10
魔法攻撃を受けた際のダメージ軽減。〔消費MP10〕
ステータス上昇【オールブレッシング】
プロテクションの上位版。物理魔法攻撃防御アップ。〔消費MP15〕
眩惑状態解除【キュア】LV10
眩惑の状態の解除。〔消費MP10〕
聖なる恩恵【グローリア】LV10
闇に属する者から威圧や障気の耐性を強化。〔消費MP10〕
魔法壁【バリアー】
一定時間、物理攻撃を受けても無効にする。〔消費MP20〕
反射魔法壁【リフレクト】
一定時間、受けた攻撃を反射する。〔消費MP20〕
聖なる矢【ホーリーアロー】LV10
聖属性の光りの矢で攻撃。〔消費MP5〕
聖なる槍【ホーリーランス】
聖属性の光槍で攻撃。〔消費MP15〕
祓魔の螺旋【スパイラルエクソシズム】
広範囲に螺旋状態に祓魔のフィールドを発生させる。
フィールドは、螺旋状に一定時間展開。〔消費MP20〕
魔力砲【マジックキャノン】
魔力を媒介とした、無属性の魔動波攻撃。〔消費MP20〕
転移陣【ポータルワープ】
記録石に登録した場所へ、転移出来る魔方陣を一定時間発生させる。消費MPは人数によって加算される。一人辺り10。
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「次はステータスだ」
私は表示項目をスライドさせて、ステータスの画面を出す。
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レスティーナ・トゥーア 職位【プリースト】
ベース【LV80】 ジョブ【LV1】
HP【4000】 MP【800】
腕力(strength) 40
知力(intelligence) 100
素早さ(agility) 31
耐久力(vitality) 50
器用さ(dexterity ) 100
運(lucky) 29
残400ポイント
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「この残ってのが、献上ポイントかぁ」
ふむふむと一人で納得しながら、私はアコライトの時に上限設定で、100までしか上げられなかったステータスに割り振る。
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レスティーナ・トゥーア 職位【プリースト】
ベース【LV80】 ジョブ【LV1】
HP【8000】 MP【1600】
腕力(strength) 40
知力(intelligence) 200
素早さ(agility) 100
耐久力(vitality) 100
器用さ(dexterity ) 100
運(lucky) 29
残181ポイント
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「うん、とりあえずはこんな感じかな」
献上ポイントを半分位残してステ振りを終わらす。
残りはモンスターとかと、戦ってみない事には分からないからだ。
HPとMPがこれだけあれば、ちょっと無理しても問題ないだろう。
「終わったの? ティーナ」
私を膝にのせて、ぎゅーっと抱き付いたままの体勢でいるアレクサンダーが不満気な雰囲気を出しながらいう。放置プレイがやはりお気に召さなかったようだ。
私は体を動かそうとすると、アレクサンダーは腕の囲いを緩めてくれる。そして、体の位置を少しだけずらしてアレクサンダーの顔を正面から見据える。
「アレク」
「ん?」
アレクサンダーはちょっと首を傾げた。私は両手を伸ばして、アレクサンダーの頬に触れる。きょとんとした表情を浮かべるアレクサンダーは、妙に可愛い。
「アレクサンダー」
私は笑みを浮かべて、アレクの名を呼ぶ。鳥籠の中の現実に、アレクサンダーは介在しなかった。でも、今は違う。
本来のあるべき状況に戻ったのだ。
「ただいま、アレクサンダー」
「お帰り、レスティーナ」
嬉しそうに破顔するアレクサンダーの瞳から、透き通る雫が一つ零れ落ちた。
【第一章】完。
冒険ターンの為の説明回でもあります。
スキルは、とりあえずこんなんあるの! ってだけで、実際問題どこまで使われるかは謎です。( ̄▽ ̄;)