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第9話 獣耳

すいません、短いです。

 俺は門を抜けて街に入ると、目の前に広がる光景に思わず声を上げてしまう。


「ケ、ケモ耳だと!? ば、馬鹿な……!」


 町を行き交う人々の中で、ケモ耳を生やした人間もちらほらと見かけた。


  しかし……、ケモ耳獣人が本当に存在するとはな。これは、ケモ耳メイドをお目にかかれる日はそう遠く無いかもしれん。


「にしても……、本当に色々な人がいるなぁ」


 ケモ耳や尻尾を生やした獣人、異常に背の低い人と言った感じで色々な人がいる。


 一応、知識としては知っていたけど、実際に目にすると感動するもんだな。


 そんじゃとりあえずギルドに行くとするか。


 そう決めた俺はエドワードから聞いた場所に向かって歩き始めた。


 ……にしても露店が多いな。異世界じゃ当たり前なのかな?


「ふぅ、腹へったな」


 そういや、この町に来るまでまともな食事食ってなかったけ。


 俺は近くにあった露店に近寄りどれを食べるか物色する。


 おっ、これおいしそうだな。


「すいませ~ん、これ一つください」


「はいよ、五本入りで銅貨一枚だよ」


 俺はポケットから銅貨を取りだし店番のおばちゃんに渡し、商品を渡してもらう。


 俺が買ったのは元の世界で言う焼き鳥みたいな物だった。



 ちなみにこの世界の金は

 銅貨が100G

 銀貨が10000G

 金貨が1000000G

 白金貨100000000G

 といった具合で100倍づつ増えていく。

 1Gが1円くらい。

 それで今の俺の所持金は19900Gといった感じだ。



 俺はそれを食べながら目的地であるギルドを目指していた。


「エドワードの話しによればここら辺の筈なんだけど」


 俺の近くにある建物を見渡してみる。


 すると『ギルド本部』と書いてある看板が見えた。


「おっ、ここか」


 周りの建物でもひときわ高い。もちろん木造なので白や赤などのレンガ系の建物の中で茶色であるというのが大きく見せているのかもしれない。


 俺はギルドのドアを開き、中に入る。


 ギルドの中は俺の予想と同じだった。


 冒険者と思わしき人々が酒をのみ、パーティーのような人達は素材を広げ、キレイなお姉さんが筋肉ムキムキなおっさんをいたぶっている。


 ……アレ? 俺の見間違いかな? 


 気にしない方向で行こう!


 そう決めた俺は登録するために受付まで行く。


「すいません、登録したいんですが」





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