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あいろこいろ  作者: カラクリカラクリ
本編
87/104

086*


ばちりと、張りつめた弦が弾けるような音が唐突に響いた。


「鈍さん!」


顔を上げた蘇芳の悲鳴のような声。

のろのろと顔を向けた途端に、風が横切った。


「っ」


吹っ飛んだ鈍の背中が、机の群れにぶち当たる。

酷く鈍い音が、一拍遅れて露草の耳に届いた。


「何? どうなって」


思考が、全く追いつかない。

視線の先には俯く少女。


「きゃ、」


視界を遮ったのは、見慣れた小さな背中だった。


「貴女の、好き勝手にはさせません」

「ちょっと、蘇芳。何言って、」

「貴女ですね。夢獣使いは」


その言葉は、思考を放棄させるのに十分だった。


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