表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あいろこいろ  作者: カラクリカラクリ
本編
46/104

045


先ほどから不機嫌さを増していた露草が、木路蝋の話の継ぎ目を狙って、思い切りまくし立てる。


「それで、あんたはいつから隠してたんだよ? 僕や蘇芳は良いように踊らされて道化役を務めてたってわけ?」

「それは違うって。だって、あたしたち以外、多分知らないもの。これ」


いつの間ににらみ合いを終えたのか、尾花があっさりと答えて同意を求めるように木路蝋を見遣った。


「私達、とは誰を指すんですか」

「一人、二人、三人、と四人」


堅い口調の蘇芳に気づかないように、尾花は木賊、十文、木路蝋の順に指を指して、それから最後に自分を示す。


「木路蝋さん、面倒くさがらないで説明してください。このままだと何がなんなのか」

「本当だよ。説明するつもりで、僕らを連れてきたんじゃないわけ? 勿体ぶらないでよ」


口ぐちに言い募る蘇芳と露草に、木路蝋は少しだけ目を細めると、ぴたりと指を伸ばした。


「だったら。先に最後まで読め」


木路蝋が示すのは、例の和綴じ。

慌ててページを捲ると、露草が覗き込んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ