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日常という名の非日常  作者: 沙由梨
イベントの日々
7/9

修学旅行の準備期間

修学旅行編です!

私達のクラスはただ今HR中。


そのせいもあってか、いつも賑やかな人も黙ってじっとしていた。


そして教卓の前に立って無言でいた先生が、ついに口を開いて叫んだ。

















「お前ら!! 来週は待ちに待った修学旅行だ!!」


「「「イェ――――――イ!!!」」」




そう、来週から夢名月学園の2年生、つまりは私達の学年は2泊3日の修学旅行があるのだ。


そのため、普段はしゃいでいる人も静かだったのだ。



「内容は前に集まった時と全く同じだ! 年に1回の修学旅行、思い切り楽しんでくぞ! そのための準備も忘れるんじゃねぇぞ!」


「「「イエッサ――――!!」」」



うん、私のクラスは先生共々ノリが良い。うるさいけど。




「ちなみに班は学年全体で決めても構わないが、多くても6人までだ! それを破った班は即刻参加不可能だからな! それじゃあ、解散だ!」



先生がそう言うとすぐさま散らばるクラスの面々。



私はどうしようかな。

友理奈とは絶対に組むとして、あと4人かぁ……。



その時脳裏に浮かんだのは、いつもの生徒会メンバーだった。


生徒会メンバーは4人しかいなかったはずだから……。






…………………………………………。






「友理奈、どうしよう。ものすごく嫌な予感がしてきた」


「奇遇ね菜々美。私も嫌な予感がするわ」


「失礼する。宮本菜々美さんはいるかい?」





………うん、やっぱり嫌な予感が的中した。




私はばれないようにこっそり溜め息をついた。







「やっぱりこうなるんだね……」


「その反応は失礼なんじゃないかな?」


「自業自得よ」



放課後、私と友理奈は一緒に買い物に来ていた。


……………4人ほど余計な人がいるけど。



「2人は何を買いに来たの? 下着とか下着とか下着とか?」


「変態は黙ってろ」


「変態は黙っててください」


「変態は黙ってくれない?」


「変態さんは黙ってようねー」


「変態は黙ろうか」


「皆酷い! というか雅治達まで!?」



変態は本当に黙ってて。マジでうるさいから。


というか男子がいるのに買いに来ないよ、そういう物自体。



さてと、とりあえずは、と……。



「友理奈、あっちから行かない?」


「別に構わないわよ」


「それじゃ、レッツゴー!」



この後私達は色々な店を回り、修学旅行に必要な物を買い揃えました。






そして時は、修学旅行の来週へとびます。




さあ、修学旅行の始まりです!



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