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日常という名の非日常  作者: 沙由梨
さらば平凡な日々
3/9

あの日の事件

少しシリアス入ります

あいつのせいで、日常が非日常にならなきゃいけなくなったのよ!


そのせいでこんな事実(・・・・・)も知らなきゃならなくなって…!


無我夢中で走っていると、目の前にまたしても生徒会メンバーが現れた。


「菜々美君、とりあえず話を「嫌です!」即答か…。でも、何がなんでも捕まえさせてもらうよ!」


「いやぁああぁぁあ!! 来ないでぇぇえええぇっ!!」


生徒会の人物が1人増え、私はなかなか逃げられない状況になってしまった。





何故私がこのような事態になってしまったのか、それを知ってもらうには、時を3日前に遡らせなければならない。



 ――――――



私こと宮本菜々美は、放課後1人で家に帰っていた。


しかもこの日はいつもより平凡な日常を過ごすことが出来たので、上機嫌で帰っていた。




そう、そんな時だ。





「ガァアアアアァァァアアアアァァッ!!!!!」









――――目の前に、何故かゾンビが現れた。




「キャアアアァァアアァァァッ!!!」



怖くなった私は、なんとしても逃げきるために全力で来た道を逆走した。


そんな私を逃がさないと言わんばかりに追ってくる。

しかも何故か犬のように4本足で。


(何なのよ何なのよ何なのよ何なのよ何なのよ何なのよ何なのよ!!?? 何でこんなところにゾンビがいるのよ!!! いや、それ以前に何でゾンビが生存してるの!!??)


そう考えながら走っていたせいか、途中で石を踏んでしまってバランスを崩してしまった。


「っ…! いた……」


早く起き上がって逃げなければ、そう考えた一瞬の間にゾンビは一気に距離を詰め、私の身体――心臓に向かって手を伸ばしてきた。


「あ、うぁ……」


堪えきれずに目から涙を流し、ただただ生きたいという感情しか出てこなかった。




「いやああぁぁぁぁあああああぁっ!!!!!」




喉が潰れてしまいそうなくらい私は叫んだ。





その瞬間、蒼い光が私を包み込み……




































私の中で何かが弾ける音がした――――。




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