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「戦場ロマンス」シリーズ

甘いヴァレニエ、苦い平和

最終エピソード掲載日:2026/01/17
帝国首都ワプティア。大理石の街並みが黄金に輝くその場所で、十七歳のアンドレアは観覧席に座っていた。 古い公文書に囲まれ、温かい紅茶を楽しみながら、遠い戦場の出来事をチェスの勝敗のように眺める日々。それが彼の平和だった。

しかし、大公国との平和条約締結の日。一発の爆音と共に、彼の平穏は音を立てて崩れ去る。 炎に包まれた宰相府で彼を救ったのは、虹色の瞳を持つ大公国の少女騎士、オスカーだった。

陰謀、粛清、そして国家という巨大なシステムの嘘。 自らが信じていた「誇り高き帝国」の裏側を知ったとき、アンドレアは手にした羽ペンを捨て、一振りの短剣を握ることを決意する。

それは、家族を捨て、名を捨て、慣れ親しんだ故郷から追放されることを意味していた。 平和の味は、ひと匙のヴァレニエのように甘く、そして流された血のように、どうしようもなく苦い……。
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