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着替えのお手伝い

 午後、訓練から戻ってきた生徒たちが、着替えを始めた。


 冒険者養成学校では、毎日実践訓練がある。

 汗だくになって帰ってきた生徒たちは、まず着替えをする。


 問題は——更衣室が寮の中にあることだった。


「タマキさーん、着替え手伝ってくださーい」


「え?」


 ミアが困った顔で近づいてきた。


「訓練中に肩を痛めちゃって……服が脱げないんです」


「肩を……大丈夫?」


「痛いけど、大丈夫です。でも、腕が上がらなくて……」


 私は覚悟を決め、更衣室に入った。


---


 更衣室は——阿鼻叫喚だった。


 生徒たちが、次々と服を脱いでいる。


 汗で濡れた訓練着。下着姿の少女たち。

 ブラジャーを外す子、ショーツだけになる子。


(ここは天国か地獄か……!!)


「タマキさん、こっちです」


 ミアが呼んでいる。


 私は目を逸らしながら、ミアのもとに向かった。


---


「じゃあ、服を脱がせるね」


「お願いします」


 ミアの訓練着に手をかける。


 汗で濡れた布地。体に張り付いている。


「んっ……」


 ミアが小さく声を漏らした。


「痛い?」


「大丈夫です……ちょっとくすぐったくて……」


 私はゆっくりと、訓練着を持ち上げていく。


 白い肌が露わになる。

 汗で光っている。湯気が立っているかのよう。


 お腹。肋骨。そして——


「タマキさん、そこ……」


 胸の下あたりで、布地が引っかかった。


「ごめん、ちょっと待って」


 私は指を入れ、布地を胸から離そうとした。


 柔らかい。

 ミアの胸に、指が触れた。


「っ……!」


「ごめん!」


「だ、大丈夫です……続けてください……」


 ミアが顔を真っ赤にしている。


(俺も真っ赤だ……!!)


---


 なんとか訓練着を脱がせた。


 ミアは、ブラジャーとショーツだけの姿になっている。


 白い肌。細い体。控えめな胸。

 汗が肌を伝い、下着に染みている。


「タマキさん、見ないでください……恥ずかしい……」


「ご、ごめん!」


 私は慌てて目を逸らした。


「でも——ありがとうございます。助かりました」


「う、うん。肩は大丈夫?」


「少し痛いですけど、動かせます」


 ミアが肩を回した。

 その動作で、胸が小さく揺れた。


(見るな見るな見るな!!)


---


 更衣室を出た私は、疲弊していた。


 こんなことが毎日続くのか。

 三十年間独身だった私には——刺激が強すぎる。


「タマキさん、ありがとうございましたー」


 生徒たちが笑顔で去っていく。


「う、うん……」


 私は——複雑な気持ちで、彼女たちを見送った。


---


 夕方、医務室で仕事をしていると、リナがやってきた。


「タマキさん、ちょっといいですか」


「どうした?」


「訓練中に膝を擦りむいちゃって……」


 リナが恥ずかしそうにスカートの裾を持ち上げた。


 白い太ももが露わになる。

 膝のあたりに、すり傷がある。


「痛そうだね。消毒しよう」


「お願いします」


---


 私はリナをベッドに座らせ、膝の前にしゃがんだ。


 目線の高さに、リナの太ももがある。


 白い肌。すべすべした太もも。

 スカートの裾から覗く、太ももの付け根。


(見るな見るな見るな!!)


「タマキさん、顔が赤いですよ」


「き、気のせいだよ」


 私は消毒液を含ませた綿で、傷口を拭いた。


「っ……しみる……」


「ごめんね。少し我慢して」


 リナの太ももに、そっと触れる。

 柔らかい。温かい。


「タマキさんの手、優しいですね」


「そ、そう?」


「うん。気持ちいい……」


(その言い方はやめて!!)


---


「じゃあ、絆創膏を貼るね」


 私は傷口に絆創膏を貼った。


「ありがとうございます、タマキさん」


「うん。訓練中は気をつけてね」


「はい」


 リナが笑顔で立ち上がった。


「タマキさんって、本当に優しいですね」


「そ、そうかな」


「うん。大好きです」


 リナがにっこり笑って、医務室を出ていった。


(心臓がもたない……)

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