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天使達のおはなし

陽天使様のお手伝いさん

作者: あか

アムールとエクラはどんな選択をとるのか!ぜひ読んでみて下さい!

「…アムール。これ上手くいくかな。」「ああ!勿論だ!これで僕達は、永遠に…!」上の世界で、2人の天使がなにやら話しているようです。「…でも、アムールはこれで良かったの…?これを実行すると、永遠に目を覚ますことは出来ないんだよ…?」アムールと呼ばれた天使は、青年の姿をしていました。「そうだな…でも、僕はエクラと一緒にいれるなら、どんな事でもやってやる!エクラが…大好きだからな」エクラも、アムールと同じで、青年の姿をしていましたが、アムールより細身な体をしており、それはもう、今にも折れそうなほどでした。「…僕も、アムールが大好き。愛してる。…これからはずっと一緒にいよう。」2人の間には、身分の差があり、アムールは町の配達員。エクラは陽天使様の遠い血縁でした。そのため、今まで使用人の天使に隠れて会うことしか出来ませんでした。なので、2人は禁止されているまじない…永遠に氷の中で眠るというまじないを使って、一緒にいようとしていました。「それじゃあ、やるよ。」エクラがそう言って、まさに今、そのまじないをかけようとした時、「あれ、エクラじゃないか。何やってるの?」と声がしました。「おじさん!?」「陽天使様!?」エクラとアムールはいきなりのことに頭が追いつかず、ただ驚くことしか出来ませんでした。「ええっと…君達…?本当に何しようとしてたんだ?この寒さ…もしかしてあのまじないを使おうとしてたのか…?」「い、いえ。そんなことは…。」陽天使様に言われたことが図星だったエクラは戸惑いながらもそう言いました。「ええ…本当に?ちゃんと言ってごらん?」陽天使様にそう言われたので、仕方なく「ごめんなさい!使おうとしてました!」と素直に話しました。「だろうね。それで、なんでこんなことしようとしたのかい?」そう聞かれて、エクラとアムールは全てを話すことにしました。身分の差のせいで自由に会えなかったこと。そんなとき、ちょうどいいまじないを見つけたこと。それを実行するため、いろいろな本を読みあさったこと。本当に、全てを話してしまいました。その間、陽天使様は目を閉じて、真剣に話を聞いてくれました。「なるほどね。大変だったね。でも、そのまじないを使うのは良くないと、僕は思うよ。眠ってしまえば、たしかにずっと2人でいれるけど、2人で春の日差しを浴びたり、優しい花の香りを感じたり。出来なくなってしまうよ。2人でいたいなら僕が手を貸す。だから、そのまじないは…使わないでくれ。」陽天使様の言ったことは、アムールとエクラにとって、暖かくて、優しくて、キラキラしてて…。返す言葉がありませんでした。


次の日、本当に陽天使様は手を貸してくれました。2人で1人前として、陽天使様の手伝いをする仕事を与えてくれました。なので、2人は身分にとらわれず、穏やかに、楽しい時間を過ごすことが出来たそうです。

ここまで読んでくれてありがとうございます!アムールとエクラ、陽天使のリュミエールも喜んでますよ!他の作品の子達もワクワクしてあなたを待っています!ぜひ会ってあげて下さい!

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