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茶番は続くよ、いつまでも

落としどころ

作者: 明日香狂香

 法的根拠もあいまいな状態のまま勤務延長している検事長。違法となっても、給与を返せとはいえないだろう。では、実質的な落としどころはどこかといえば、まずは、働いた分の給与は支払われることになろう。そして、今後どのような処遇とするかが課題となる。


 即日退官はさすがに無謀だ。そのためには退官日を設定する必要がある。どうやらアベノウィルスにかかると、言い間違い、聞き間違い、撤回しないなどの症状が出て、自分を王様だと思い込んでしまうらしい。なので、落としどころは、撤回しないの線だろう。


 人事院の規則では短縮は可能となっているが、実際に短縮することはないだろう。つまり、退官しない。実は、ここにまだ一縷の望みが残そうとあがく。退官しなければ総長の可能性は0%ではない。そこで、退役職である。少なくとも役職は解かないといえば、自ら昇進の芽を摘んでしまう。


 退役職には解釈が2つある。役職を解いただけという解釈と、降格である。降格であれば総長の芽はなくなる。なので、あいまいにすることで受け入れる可能性がある。逆に、役職縛りがなくなったから昇進できるといいやすくなる。

 が、本当にそうなのか。一気に手の内は明かせない。しばらくは成り行きを見守ろう。


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