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闇に染まりゆく街

2XXX年ー舞台は西新宿。当時、西新宿は闇の街になりつつあり、日に日にと西新宿から人が消えていく事件が多発していた。

警察も足跡をつかめず、事件の失踪者は増えるばかりとなり、気づけば西新宿は暗黒の無法地帯と化していた。



そんな西新宿で、伝説の詐欺師となった男「高田健志」

彼はある日人生で最大のミスを犯してしまった。そこから彼の運命は変わった。


「ま、まさかこのワイが・・・・だまされたやとっ!!?な・・・名前は・・・・



              【加藤純一】




                        ・・・・!許さんぞ!」


そう騙すものとしてはあってならない、

捕食者側の人間が、非捕食者側に回り込められたのだ。ある男によって・・・。





[~第1狼 高田健志の人狼~]



人をだますことを生業とし、弱者を食らってはそれを餌に、さらなる弱者を食らう

まさに弱肉強食を絵にかいたような男が西新宿には存在した。


その男の名は「高田健志」。ジャニーズ系の細身で長身の男だ。


彼は今日も大都会西新宿で新たなる獲物を探し、夜の街に出かける。






無職の男「くそ・・・お金がねえ・・・。アパートも追い出され飯を食う金もねぇ・・。

     こんな大都会になんの計画もなく出た俺が悪いんだ・・・

     ”あんなもの”目指さなければ!!」


????「そこのお兄さん!!」


無職の男「え・・!?い、一体あなたは!!」


高田健志「突然もうしわけありません・・・・話聞きましたよ。

     どうも、はじめまして高田健志と申します。」


無職の男「たかだけんし・・・?」


高田健志「いや~困ってそうな人を見てるとね、どうもほっとけないんですよ~

     そんなあなたにいいとこ教えてあげようと思ってね・・・」



無職の男「い・・・いいとこ?」


高田健志「お兄さんついてきてくれますよね?」


無職の男「(やばい、この人あやしい・・・でももう頼るつてがねえ)・・・・・・はい」









そしていわれるがままについていくと、暗い路地の中に入っていき明らか進んではいけない道に進んでいくのを実感していくのを無職の男は感じていた。

気づけば、2人は暗い一室のアパートに着いていた。



無職の男「いわれるがままについてきたんですけどここは・・・!?」


高田健志「・・・・・・つれてきましたよ」


すると、サングラスをかけた大柄のやばいやつがいた。


????「ほう、さすがですわぁ。さっそく1人捕まえてくるなんて・・・

     やっぱたかぁさんは仕事はやいっすわぁ・・・・」


無職の男「ちょ・・・・なんですか、この人やばそう!!

     命の危険を感じるんで帰ります!!!」

しかし、とっさに待ち構えていた2人の白い布をかぶった全裸のホモ達に取り押さえられる。

無職の男「やばい、侵される!」


????「まあ、待ちなって。少しお前の話を聞かせてくれや。

     ここにたどりついたっつうことはなにかあったんだろ?」


無職の男「・・・・え?」


????「大丈夫、わいたちはおめさんをすくいてえのよ・・・・さあいえやぁごらぁ・・・・」


高木鉄心「じ・・・自分は”高木鉄心”

     田舎もんの無職26歳で、YouTuberを目指してYouTubeばっか見てました。

     それで、その夢をかなえさせてやるって広告が流れて・・・。

     そんでいざ東京に来たんです!!

     そしたら、それは全部嘘で・・・契約料金と称して10万とられました・・・。

     そのあとは派遣で食いつないでいたのですが・・・・

     仕事が全然できず、体力も根気もなく、結局切られ、

     お金は底をつき・・・・今に至ります・・・・」




・・・・・・・・・・・・・・・・・部屋が静まり返る。




????「たかぁさん・・・・やっぱ最高ですわあんた。

     ここまで最高な人材「正真正銘人間の屑」を連れてくるとは・・・・

     やっぱ見る目がありますねぇ・・・・」


高木鉄心「え・・・えぇ!?」


????「そんじゃ、仕事紹介しますわ。まず一つ目はワイの靴をなめる仕事っすわぁ・・・・

     そんで2つめ、実は今制作中のDVDがありましてね・・・・

     そこで1人役を募集してるんですよ・・・・」


高木鉄心「・・・役?」


????「ええ・・・今あなたの後ろに男たちが立ってるでしょ」


高木鉄心「お、男って・・・さっきいた2人のホモっぽい男たちって・・・・」


    「!?」


しかし、後ろを振り返って確認すれば、2人だけだったはずの男達がいつのまにか20人以上にも増殖し待ち構えていた。


????「僕は彼らの依頼を強力してるんですわぁ・・・・

     対象は【人間の屑、】」


高木鉄心「や、役ってまさか・・・・」


????「ええ、そうですわぁ・・・・この男たち全員のお相手になってもらう・・・

     すなわちぃ肉便器ですねぇ・・・はいぃ・・・」


高木鉄心「や、やだ!靴!靴舐めます!靴をなめる仕事で!おねがいします!!ペロペロ!!!」


地面に這いつくばり自分の靴を必死に舐める男を見ながら、グラサンは言う。


????「ですがねぇ・・・一つ残念なお知らせがあるんですよぉ・・・・その靴をなめる仕事・・・

     さっき別の人がとってちゃいましてね・・・・」


高木鉄心「は・・・はい?」



すると、厚化粧をした、まるでAVにでてきそうな女性が男の背後から現れた。


靴をなめる女「それでは舐めさせていただきます」


上品ななめまわし、まるで何かにこなれたようなしぐさで靴を唾液で汚していく。


高木鉄心「(う・・・うまい)くそっ!僕にだってそれくらいできるんだ!!!ペロペロ!!」どがっ!!


????「そんなけがわらしい舌でわいの靴をなめてんちゃうぞごらぁ!!」


高木鉄心「ひぃ!!!」


????「・・・・せや頭キタで、ワイを怒らせた罰や。お前の仕事は、50人のホモたちに肉便器になってもらうで!!」


高木鉄心「待って、増えてる!!!」


????「怒らせたらあかんでええええええ!!!!!罰や!!」


高木鉄心「ひいいいいいい!!」


そして無職の男は逃げるためにすぐ隣のガラス窓を突き破ろうとする、しかし「どん!!」

その窓はただの飾りで男は、ホモの男たちに取り押さえられ、奥に引きずり込まれていく


高木鉄心「やだ!俺がなにしたってんだ!返してくれ!!ただ、ユーチューバーをめざしていただけなのに!!」


????「・・・せやなぁ・・おめぇの罪は・・・ワイを怒らせたこと・・・・あとはぁ・・・・・親を不幸にさせたことやな。」


そして、男はその部屋から消え去る寸前まで命乞いをし続けたが、誰も助けてくれるものはおらず、深い闇に引きずり込まれていった。




高田健志「いやあ、さすがは”馬場豊”さん。えげつないですねぇ・・・さりげなく20人を50人にふやしちゃってw」

後ろで傍観していた高田健志があざ笑うように言った。


馬場豊「この仕事わかってつれ来るたかぁさんのほうがえぐいっすよぉ・・・w」


高田健志「あと、さっきいた彼のケータイから親せき、友人の身元割ったんで、

     弱み漬け込んでここにあと数名つれてきますね」



馬場豊 「えっぐw」


高田健志「いえいえ、そっちのほうがやってることやばいっすからw」


馬場豊 「せや、あと10万なににつかったんや?」


高田健志「10万?ああ、彼の10万っすね。全部パチに消えましたね(笑)」


馬場豊 「詐欺師が詐欺にひっかか取りますやんww」


高田健志「まあ、彼のお金だし」


ケタケタ!!ケタケタ!!






そして、その次の夜もまた次の夜も、次々と西新宿から人が消えていく。

そうこれは高田健志たちが西新宿に住む人間たちを冥界の闇へと、どんどん引きずり込んでいたのだ。

いつしか、知る人の間で高田健志は「新宿の死神」と呼ばれるようになっていた。

そして、今日もまた高田健志は夜の西新宿へ向かう。











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーいっぽう、西新宿レジディアⅡ 8丁目前にてー



ニュース「えぇ・・・またしても!西新宿で失踪事件が起きました。

     近年立て続けに起こるこの失踪事件、今警察も手掛かりをつかむべく、調査のほうをつづけておりまーーー」

    「ピッ!」


そのマンションの暗い一室に居座る男は機嫌を損ねたのか、テレビを切り荒々しげにリモコンを投げる。


????「ほ~う、西新宿から人が消えていくねぇ・・・おもしれぇじゃねぉかぁ・・・一体どんなやつなんだろうなぁ。

俺の街から人をうばってくやつはよぉ・・・!」


男はグラスに入ったワインを一気に飲み干す。




????「この青二才どもに教えてやんねぇとなぁ・・・・」



????「この町は俺の餌だ!そして・・・」





加藤純一「加藤純一という存在を」



ーーーーーーーーーーーーー次回、西新宿裏のボス、加藤純一が動きだす!?続く。----------------





次回予告。加藤純一VSもこう(馬場豊)


最凶最悪の「闇」VS「闇」生き残るのは誰だ!?

[pixivimage:65144354]



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