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Prism Hearts  作者: 霧原真
序章
7/222

突入・捕縛・簀巻き

フィボナッチ数列について考えよう。

そもそもフィボナッチ数(Fibonacci number)とは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ、通称ピサのレオナルドの名にちなんで名付けられた数のことだ。最初に発表されたのは1202年に発行された彼の著書、『算盤の書』に記載された「兎の問題」による考察からであるという。

その数列は、F0=0、F1=1としたとき、nが0以上ならばFnとFn+1の和がFn+2になるというもので、

つまり0,1,1,2,3,5,8……という風に数列が進行していくのだ。

詳しいことまで考えるとあまりに難しいので、俺にはよく分からない。分かるのは、そういう数列があるということと、俺にはそれを理論的に理解することができないだろうということだけだ。分からないということだけは、間違いなくわかっている

そう、今はそこが問題なのではない。

問題は、俺の部屋に侵入した志穂をいかにして懲らしめるかということであり、またそれ以前に、そのためにメイには危ない目にあってもらっているわけなのだが、それを最大限安全に行なうかということに他ならないのである。

窓と窓の間に渡された橋のようになっている俺の上を、ゆっくりと慎重に渡っているメイの安全を確保することこそが最上の命題として掲げられるべきで、それ以外のことにかかずらっている場合などではないのだ。

フィボナッチ数列はそのために用いているだけで、別にフィボナッチ数列について深く考えるべきときではない。

そう、集中。集中だ。集中するためにそれを使っているだけなんだ。別にフィボナッチ数列じゃなくてもいいんだ。

でも今はフィボナッチ数列だった。なぜなら思いついてしまったから。故に俺はフィボナッチ数を順番に数え上げていた。なぜそんなことをする必要があるのかは、紳士だから言わない。

俺はフィボナッチ数を数えている。

数えていて、36番目の数を求められなくなっていた。こういうのは一度混乱して分からなくなってしまうともうだめで、その瞬間せっかく求めた35番目の数と34番目の数も完全に飛んでしまった。

ちなみに後で求めたが、36番目のフィボナッチ数は14930352だ。完全に桁が俺の暗算の限界を超えている。

俺のフィボナッチ数列をめぐる冒険はその瞬間に完全に頓挫したのだった。しかし同時にその瞬間、がらりと窓の開く音が俺の耳に届いた。どうやらメイの冒険は、俺とは違い無事に成功を収めようとしているらしかった。

今まで足の方から順々に重みがかかってきたわけで、しかし最後の最後、腕の上を通過する段になって、ここにきて最大のものすごい負荷がかかったのだが、それもなんとか耐えきって、メイは無事に窓から俺の部屋への侵入を果たしたのだった。

俺の気合も、なかなか捨てたものではないのかもしれない、と我がことながら称賛してしまう。まぁ、どれだけ部屋の中を見られたくないんだよ、と言われてしまえばそれまでなのだが、そんなことを言えるのは志穂の好奇心の強さとその行動力の勢いを知らないからなのだ。

よっこいしょ、とすら声がしないので状況が今一つわからないのだが、俺の上から完全にメイの重みが消えたので、おそらくもう部屋の中には入ったのだろう。俺は、頭をあげてもいいだろうか? うっかりあげたばっかりにメイのスカートの中を見てしまったりとか、これからの関係に支障をきたすようなことはおきないだろうか?

「三木、もう平気だ。戻っても大丈夫だぞ」

「マジで?」

「あぁ、持田はもう部屋の中に入った。落ちる前に、早く戻って来い」

メイとのこれからの関係を考えると易々と顔をあげることの出来ない俺は、部屋の中の音に耳を澄ます。さっきまでは全身全霊でフィボナッチだったので気付かなかったが、いつのまにか志穂が部屋の中を荒らす音がやんでいた。その代わりに聞こえてくるのは、「メイメイどうしたの?」とか、「おはなしってなに?」とか、志穂が一人でしゃべっている声だ。

まさか独り言でもあるまいし、メイが志穂と話してその気を引いているので間違いないだろう。まぁ、俺が重みを感じていないうえに部屋の中に入れていないとすると、それは間違いなく下に落ちているわけで、そんなことになっていたら姐さんが冷静に俺に戻れなんて声をかけている場合ではないわけで。

「よっしゃ、姐さん引っ張り戻しておくれ」

「分かった。力を入れろよ、まずは引っ張るからな」

ベルトとシャツを掴まれて、一気にぐいっと室内に引っ張り戻される感覚に、なんとなく市場の冷凍マグロにでもなった気分だった。

いや、そんなことを思っている場合でもないのだが、しかしくだらないことでも考えていないと、引き上げられた襟首で首が思い切り締まっている事実に耐えられそうになかった。

姐さんの助力で室内に引き戻されてから、とりあえず第一段階がなんとかなったことに安堵する。これで、あと危ない目に会うのは俺だけということになり、一安心といったところだろうか。

なんというか…、橋の代わりになった肉体よりも、メイのことが心配で心配でたまらなかった精神のほうがぼろぼろに摩耗した気分だ。

「姐さん、支えててくれて、さんきゅな」

「大丈夫だ、問題ない。私の体重がもう少し軽ければ、持田に危ない思いをさせなくてもよかったと思うと、私ばかりが安全で楽な役に回って心苦しかったくらいだ」

「それは、俺も思うわ。俺のジャンプ力がもっとあれば、あそこまで跳べたわけだしな」

「何においても、持田の苦労に報いるべきだ。三木、次はどうするんだ」

「俺が中に入って志穂を捕まえる。さっき聞いた感じだと、志穂とメイは俺のベッドに座ってしゃべってる。窓から入ったメイがそっちの側に座ってると想定して、何とかする」

「そうか、私に出来ることは?」

「姐さんは、何とかメイに俺たちが部屋に踏み込むときに合図してくれ。乱戦になるからな、少しでも中心からは遠い方がいいだろ」

「あぁ、分かった」

これであとは、俺が実際に部屋に突入してなんとかするだけだ。広太は、というか、鍵はどうなっているんだろう。そろそろ取り出せているころだとは思うが、いかんせん奥の奥にしまっていたみたいだし、まだかかるだろうか。

「広太、鍵は!」

「ただいまお持ちしました。すぐにでも解錠できます」

広太は、右手に鍵束、左手に荷造り用のビニールひもを持って俺の自室扉の前に控えていた。俺の指示を待たず勝手に扉を開けたりしないあたり、分かっているというか、分かりすぎているというか。

一言でいうなら、うちの執事はとてもよくできたやつですよ、という感じだろうか。

「よし、開いたらすぐに俺が突入して志穂を取り押さえる。広太は続いて入って志穂の手足を縛って抵抗できないように無力化するんだ。俺が押さえていられるのは二秒か三秒だから、何とかしてまず足を縛れ。きっと暴れて足をぶん回すと思うけど、そこは何とかしろ」

「了解いたしました」

広太は、俺のむちゃくちゃな要求にも臆することなく頼もしくうなずいた。実際、広太は俺よりもずっと有能なわけで、今回も最初に志穂を押さえるだけの俺は捨て駒でしかなく、本命の捕縛係は広太だ。

というか、広太は俺を護衛するためとかいう名目で合気道とか護身術とか、いろんな格闘技を叩き込まれているわけで、本当のところ俺よりもずっと強いのだ。

「いきます……」

鍵が、音をたてないように鍵穴に差し込まれ、そしてゆっくりと回される。急げと言いたいところだが、ここで急かしてもいいことは何一つとしてない。おそらく普通に開けてしまっては音で志穂に気づかれてしまう。

気づかれてしまっては待ち構えられてしまう。待ちかまえている志穂を何とかできると思うほど、俺は自分のことを過大評価することはできない。俺に出来るのは不意打ちで襲いかかって、それから三秒くらいベッドに押さえつけて置くことくらいなのだ。

言葉を交わさずとも俺の意向をくみ取っている広太が細心の注意を払い、わずかにかちゃりと小さな音を立て解錠完了。これくらいの音ならば、メイとのおしゃべりに熱心になっているだろう志穂が気づくことはないだろう。

それから、窓際で志穂たちの様子を耳で探っている姐さんの合図で、思った通り志穂がメイと話に夢中で気づいていないであろうことが伝えられる。行くならば、今しかないだろう。

部屋の中の間取りを一回克明に脳内で再生してから、俺は一度深呼吸してノブに手をかける。後ろで広太が荷造り用のひもを志穂の足を拘束出来るくらい引っ張り出している。

「幸久君、がんばってね…、無理しちゃダメだよ?」

横でかたずを飲んで見守る霧子のありがたいお言葉を心の中で反芻する。そう無理してはいけない。俺は無理をしたところでどだい志穂を仕留めるには至らないのだ。無理だったらすぐに作戦を取りやめ、普通に説教をしてやることにしよう。

「分かってる。無理だったらすぐ止めるよ。広太も、無理しなくていいからな」

「幸久様の策、必ず成し遂げて御覧に入れます」

「無理、しなくていいからな?」

「無理などではありません。幸久様のご命令を為すことが、私の存在意義ですから」

「…、無理すんな。これも命令な」

「はっ、了解いたしました」

ゆっくりとノブをひねり、音をたてないようにドアに覗きこめるくらいの隙間を開ける。その隙間からはベッドに座ってなにか話している志穂とメイの姿が見える。よしよし、メイは本当に有能だな。ちゃんと志穂の意識を引きつけてくれているじゃないか。

後ろで控え、俺の動きを待っている広太と呼吸を合わせる。吸って、吐いて、吸って……。

タイミングが合った瞬間、一気にドアを開け放ち志穂の下の方の視界を遮るように飛びかかる。一歩早く姐さんからの合図が届いたメイは、あらかじめベッドから立ち上がり横に動いていて、安全圏に退避していた。

これで、メイに危ない思いはさせないで済む!

ドアが開き、俺が入ってきたことに志穂は動物並の脊髄反射的な反応で対応するがここまでは想定している。攻撃を回避すべく頭を下げようとしたが座った体勢ですでに下げられるスペースがない。

それならば、と横に体を逃がす志穂。俺の攻撃を空転させて逃げようという魂胆だろうが、残念ながらその回避行動まで読んでいた。今回、俺の特攻に対して志穂のとることのできる行動はかなり限られている。体を逃がすことのできる方向は、前にかがむか、後ろにのけぞるか、それとも横に逃がすかしかない。いかに志穂といえども、気づいてから一秒未満で立ち上がり退避することはできない。いや、あるいは座ったままジャンプするくらいできるかもしれないが、それが出来る唯一の方向である窓側にはメイがいる。

さすがの志穂でも、もしも力加減を間違えてメイを巻き添えにしては、と思うだろう。

だからベッドの上に体を逃がすしかない。まぁ、一瞬で志穂がそこまで判断しているかは疑問だが。

だから俺は部屋に踏み込んだ一歩目に左足一本で跳び、志穂が横倒しに逃がした体に覆いかぶさるようにしてベッドに着地。両肩に手を置き、少しの間だけ抵抗できないように拘束する。

「にゃ、ゆっきぃ? ふぁ、びっくりした~」

覆いかぶさっているのが俺だと気づいて安心したのか、気の抜けたような声で志穂がそう言った。なぜ俺だと安心するのかはよく分からないが、暴れないというのならばそれは好都合だ。一瞬だけタイミングをずらして飛び込んだ広太が滑り込み、華麗なひも捌きですぐさま志穂の両足をまとめて縛りあげる。

「!!」

縛られたことに気づいてにわかに俺の下でもがき始める志穂だったが、時すでに遅し、というものだ。一瞬で縛ったわりに、広太の縛りは頑丈で志穂の足は完全に封じたといってよさそうだ。おじさんは、広太に縄術まで仕込んでいたのだろうか…、おじさんの目指す最高の執事の姿が若干見えなくなった瞬間だった。

しかしそんなこと思っている暇もなく、あっという間に志穂の暴れる力を押さえこんでおくことの出来なくなった俺は、その体を起こそうとする力を利用して志穂をひっくり返す。そして自分の力によってひっくり返り、にゃっ!といって腹ばいになったその背中に、俺は全体重をかけて座るのだった。

「広太、早く手も縛れ! そのあと上下をつなげ!」

「了解しました! 志穂様、失礼いたします!」

俺の指示通りに広太が手早く動き、志穂の両手をひょいっと縛りあげる。そして両手を縛ったヒモと両足を縛ったヒモをさらに追加された一本のヒモによって連結する。海老反り状態を強制的に作られ、動きを封じられた志穂は、まるで生きのいい鮮魚のように器用にぴちぴちとベッドの上で跳ねている。

いや、これでもまだもしかしたら逃げられるかもしれないな……。念のために掛け布団で志穂を簀巻き状態にし、さらにそれもヒモできつくふん縛った。

「よし…、これで大丈夫だろ」

「お疲れ様です、幸久様。部屋はほぼもとのままですし荒らされてはいないようです。多少乱れてはいますが、そこまでのことでもありません」

「さぁ、志穂……、お仕置きの時間だ。どうなるか…、わかってるんだろうな」

「このお布団、ゆっきぃの匂いがする~。くんくん」

簀巻きにされ抵抗不可能な状況にいるにもかかわらず、なぜか余裕綽々の志穂。しかもなぜか俺の布団の匂いを嗅いでいる。どうすればいいのか若干分からない。

とりあえず一回、適当に頭と思われるところを叩いておく。ぼすっ、と布団の感触しかしなかった。

「志穂、開けちゃダメって言われたのになんで開けた」

「ダメって言われたから逆に開けたくなっちゃった?」

「疑問形でふざけたことを言うんじゃありません。鍵がかかってるところは普通は開けちゃいけないところなんだぞ。分かってるのか?」

「でもゆっきぃの部屋だったから」

「俺の部屋なら入っていいとでも言うのか」

「だめだけど~、ゆっきぃなら許してくれるかなぁ、って思ったんだけど……、だめ?」

「ダメだ」

「許してくれない?」

「許すとか許さないとかの前にやることがあるだろ」

「やること?」

「よくないことをしたときには、どうするんだ?」

床に簀巻き状態で転がる志穂を上から目線で見ながら諭すようにゆっくりと語りかける。

しかし、いかんせんどこに頭があるのかということすら分からないありさまであり、どこに視線を向ければいいのか少し迷う。

「え、えっと…、ごめんなさい、する……」

志穂は悩むように一瞬黙り込むが、すぐに思い出してばつが悪そうにぼそりと呟く。しかし何度も言うが、簀巻き状態なわけでどんな顔をしているかも見えなければ声もくぐもっていて感情を読み取ることはできない。

「そうだよな? 悪いことしたら謝るんだよな?」

「ゆっきぃ…、ごめんなさい……」

「まぁ、許せないけど、諦めてやるよ。ほんと、今回だけだからな?」

志穂の脇に座り、ぐしぐしと頭と思われる場所をなでてやる。家猫のようになされるがままになっているが、それは全身を完全に拘束されているからである。加えて言うならば、俺が撫でているのが頭かどうかも、実際には疑わしいところだ。

「ごめんなさい、ゆっきぃ」

「今度は、ぜったいするなよ?」

「うん、しない」

「約束だぞ?」

「約束するよ、指切りするよ」

「指がどこか分からん」

「じゃあ唄だけ」

右手の小指を絡ませることが物理的に出来ないので、嘘をついたら針千本を呑むことを唄だけで誓う。まさか思いつきで簀巻きにしたことで指切りげんまんが出来なくなるとは思わなかった。

あぁいう物理的で具体的な行動を伴う約束の方が、志穂には分かりやすくていいのだが、今度ばかりは仕方あるまい。

「さて、それじゃあお茶でも飲むか」

「うん!」

「広太、頼んだぞ」

「はい、仰せのままに」

「メイ、ありがとな。いろいろ危ない目にあわせて悪かったな」

『ぜんぜん平気。気にしないで』

「そうか、助かるよ。メイはいい子だな」

『そんなこと、ない』

「よし、メイには茶菓子を多めにあげよう」

『幸久くん、やさしい』

「姐さんも霧子も助かったわ、さんきゅ」

「さっきも言ったが、気にしなくていいぞ」

「あたしも、大したことしてないもん」

「座っててくれな、広太がすぐに用意するから」

「広太くん、ありがと」

「いえ、これも執事の務めですので」

「広太、メイが執事かっこいいって」

「恐縮です」

和気あいあいと俺たちはリビングに戻り、広太はキッチンへと向かう。みんなで力を合わせて何かを成し遂げるというのは、やはり喜ばしいことだ。

「えっと、ゆっきぃ…?」

ただしただ一人、志穂だけを部屋に残してだが。

「ん? どうした、志穂」

「あたしもお茶、のみたいなぁ?」

「お前はもう少しそのまま反省してろ。許さないって言っただろ?」

「え~、そんなぁ」

「一時間くらいしたら解いてやるよ。それまでは我慢して反省だな」

「くんくん、周りがゆっきぃの匂いでいっぱい。なんだか眠くなってきたかも……」

「話を聞かんか!」

「すぅ…、すぅ……」

あっという間に環境に順応したのか、志穂はもう安らかな寝息を立てていた。あんな体勢のまま寝たら体中の筋が悲鳴をあげるような気もしたが、まぁ、志穂なら平気なんじゃないかなぁ、と思う。

もし起きたとき体中が痛んでいたら、それを記憶に刻み込んで反省の証としてもらおうと思う。

「おやすみ、志穂」

「すぅ…、そんなにたべられないよぉ……」

あんなに食ったというのにまた夢の中でも何か食っている志穂をベッドに転がしたまま、俺はリビングに戻って広太が紅茶を淹れ終わるのを待つことにした。

少し時間はかかるが、広太の紅茶よりも美味しい紅茶を飲んだことがない。だから、こうして待つ時間も退屈なものではなく、むしろ楽しい時間だろう。

ばたんと部屋の扉を閉め、俺は一仕事やり終えたような、どこか清々しい気分に浸っていた。

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