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Prism Hearts  作者: 霧原真
第五章
58/222

サクラ荘祭り、開催のお知らせ

「ただいま」

「幸久様、おかえりなさいませ。今日も、いつもより少し遅かったようですが、なにか学校でのご用事でもおありだったのでしょうか?」

「ん? あぁ、ちょっとな。ゴールデンウィークに旅行に行くつもりでさ、それでどこに行こうかな、っていう話し合い、みたいなことしてきたんだ」

「あぁ、そうでしたか。どこに行くかがお決まりになりましたら、私に言いつけてください。宿の方には、なんとしても、幸久様方のお泊りになる部屋を確保させてみせます」

「あぁ、よろしく頼んだぞ、広太」

本日開催された第二回会議において、旅行の行く先はおそらく去年と同じ宿、というところまで話が進展したので、俺は家に帰り着いて、出迎えに出てくれた広太にそのことを簡単に伝達することにした。実際に旅行に行くのは俺たちだというのに、行きもしない広太に宿の確保を一任してしまうなんて間違っているかもしれないが、しかし広太がそうさせてほしいというわけだし、俺は宿の電話番号すら知らない始末なので、そうするしかないのである。

本当は広太もいっしょに連れて行ってやりたいのだが、しかしどうしてか毎年、ゴールデンウィークのころになると分家が全員強制参加の本家の方の集まりがあるらしく、庄司の家の人々は全員出払ってしまうのだ。しかし、その集まりに俺は呼ばれていない、というか連れてきてはいけない決まりになっているらしく、昔から俺はゴールデンウィークの間は家でお留守番、というのがお決まりになっていた。懐かしいなぁ、俺と同じで連れて行ってもらえなかった美佳ちゃんと、二人でずっと留守番してたんだよなぁ……。おばさんがつくり置きしていってくれたカレーとか二人でチンして食べたりしたんだっけ……。初めのころは自分で料理もできなかったけど、でも晴子さんに弟子入りしてからは食事の支度は少しずつ出来るようになっていって、美佳ちゃんにいろいろ食べさせてあげて、めっちゃ喜んでくれたんだよな、美佳ちゃん…、懐かしい。

あぁ~、もしかして、だからゴールデンウィークになると遠くに行きたく、っていうか、どこかに出掛けたくなるのだろうか? 心の中では、どこかに出かけていくおじさんたちが羨ましくて、いつかそれと同じようにしてやるんだ、とか思ってたしな。

「さて、今日も晩飯つくるかな」

「やほ、ゆき、おかえり~」

「…、なんでまたいるんですか、弥生さん」

俺が軽く伸びをしながらリビングに入り、さて自分の部屋に荷物を置いてこようかな、と思ったそのとき、しかし俺の目の前には、想像もしていなかった人物が現れたのだった。あっ、いや、ウソだ、想像してなかったわけじゃない。

「なんでいるって、アレだよ~。ゆきのご飯、食べたくなったから」

「弥生さんは、俺のことご飯つくる機械か何かと勘違いしてませんよね?」

リビングのテーブルに座って、広太が煎れたであろうお茶をずずずっ、と飲んでいるのは、我が家の隣人である201号室の住人、坂倉弥生だった。いつものように薄手のシャツに短パンという軽装で、他人の家だというのにくつろぐことに躊躇がないというか、まるで我が家のような振る舞いというか、まさに自由人である。

「ご飯が食いたくなったとか、そんな適当な理由でうちに上がり込まないでください。っていうか、広太も弥生さんは入れなくていいって言ってるだろ。心を鬼にしてシャットアウトしなきゃダメだ、家計的に」

「ですが、幸久様、ドアスコープ越しにあのような目で見つめられては、お茶くらい飲ませてあげなくては、と思うのが人の情というものです。いけないと分かっていながらも、しかし今日も、扉を開いてしまいました」

「まぁ、広太は犬好きだからな。あぁいう感じの、弱々しい感じ、っていうか腹空かせてるっぽいのは見逃せない性質だし」

「ひろは、やさしいいい子だよ。あたしがピンポンしてあ~け~て~、ってお願いしたら開けてくれて、お茶を飲ませてくれるどころか食パンの白いところまで食べさせてくれたんだから。一週間ぶりのパンの白いところは、高級食材かと見紛う程だね」

「弥生さん、哀れすぎて涙出そうになりますから、それ以上言わないでください。っていうか、弥生さんは酒を買う金があるんなら食べ物を買ってください」

「何言ってるの、食べ物は恵んでもらえるけど、お酒は恵んでもらえないでしょ。だから食べ物はもらって、お酒は買うんだよ」

「偉そうに何をおかしなこと言ってるんですか。食べ物を恵んでもらうなんてみっともないことしないでください。もう…、晩飯くらいだったら、俺がつくってあげますから、そういうことしないでくださいよ」

「ほんと? やったぁ~。ゆきのご飯、だいすき~」

「はっ!? しまった…、またつくってあげるって言ってしまった……」

弥生さんがうちにやってくることは、俺の知り合いの中では、間違いなく誰よりも多いだろう。

三日に一回くらいの頻度でフラッとやってきて、うちのチャイムを押し、そして雨にぬれた子犬のような弱々しい瞳でドアスコープを覗き込んでいる。それは、おそらく俺たちを籠絡するための弥生さんの策略なのであろうことは明確に分かっているのだが、しかしそれを無視することはとても難しい。

俺は困っている人をみると、どうしても無条件で手を差し伸べたくなってしまう悪癖を持っていて、特にお腹を空かせている人に弱いのだ。そして広太は子犬とか子猫とかの庇護欲を誘う生物に弱く、近所の野良猫に餌付けをしている姿が住人たちによって幾度となく目撃されている。

「そうとなったら、みんな呼んでこなきゃ!」

「えっ!? みんな呼んでくるんですか!?」

「ゆきのご飯食べられるんならみんなで食べなきゃダメだよ。集まらないと、ね!」

「そ、そんなルールはありませんよ! 別に弥生さんだけ食べたっていいじゃないですか!」

「都ち~ん! うたちゃ~ん! みくちゃ~ん! ゆきがご飯つくってくれるって~!!」

弥生さんはがたんっ! と椅子を蹴って立ち上がると、俺の言葉をまるで無視して部屋の外へと駆けだしていってしまった。バタバタと大急ぎで階段を下りていくのがカンカンカン、と鳴る金属音で分かる。というかそれ以前

に、向こう三軒まで丸聞こえになるような大声で騒ぎ立てているのだから分かるも何もないのだが。

そしてそれだけ大騒ぎしているのだから当然なのだが、下の階ではバタン! バタンッ! と扉が開かれる音が連続し、102号室と103号室から都さんと未来ちゃんが飛び出してきたことを俺は知ることになるのだった。

「三木のおにいちゃんがご飯つくってくれるの!」

「ご、ご飯!? ご飯ってなんですか!!」

下の階からは、耳ざとくその騒ぎを聞きつけた未来ちゃんと、偶然耳に入ってのだろう、ただ「ご飯」という単語に反応しただけの都さんの声。後藤さん家はそろそろ食事の支度を始めていることだろうし、未来ちゃんの腹ペコもけっこうな水準まで達しているだろう。そして都さんに至っては、あの様子からして何日飯を食っていないかも分からない。というか、もしかしたら今日が何日なのかすらも把握していないかもしれない。

「…、なんで…、こんなことに……」

俺が力なくふらつくと、それを広太は、何も言わずに支えてくれた。広太に導かれ、俺はリビングの椅子に座ると、弥生さんの飲んでいたものとは別に、広太が煎れてくれたお茶をゆっくりとすするのだった。

あぁ、今日もまた、なんでかよく分からないうちにみんなの晩飯をつくることになるかもしれない。俺だってそれなりに学校から疲れて帰ってきているというのに、どうしてこんなことに……。

「都ちん! 今日はゆきがご飯つくってくれるから、久しぶりのおいしいご飯だよ!」

「ご、ご飯…、ご飯というのは、あれでしょうか……? あの、おいしいもののことでしょうか……?」

「そうだよ! 都ちん! ないと死んじゃう、あれだよ! っていうか口調が変」

「二階のおねえちゃん! 三木のおにいちゃんがごはんつくってくれるって、ほんとですか!」

「ほんとだよ! おねえちゃんがお願いしたら、つくってくれるって言ったんだよ!」

「すごいです! おねえちゃん!」

「今度みくちゃんもお願いしてみるといいよ! ゆきはロリコンだから、すぐに言うこと聞いてくれるよ!」

「ロリコンって、なんですか?」

「あのねぇ、みくちゃん、ロリコンっていうのはね」

「やよちゃん! 未来ちゃんになに教えようとしてるの! 無垢な少女にそういうこと仕込もうとしないで!」

弥生さんが、事実無根のウソ情報を未来ちゃんに仕込もうとするのが許せなかったのか、都さんは弥生さんの言葉を大きな声で遮った。

当然、狭いアパートなので、その声は、というか、そこで交わされている全ての言葉が俺にまで届いているので、俺は都さんに感謝しながら、自分自身でもその蛮行を防ぐために階下へと向かうのだった。

「そうだそうだ! 都さんの言うとおりだ! 未来ちゃんになに教えようとしてるんですか、弥生さん!」

その前に、とりあえず二階からそう応戦しておく。

「何も知らない少女を彼が襲う、っていう方が、状況的に萌えます!」

「み、都さんも、待って!? 二人して、なに考えてるんですか!」

ダメだ、このアパートの大人は誰一人として信用できない!

俺はつっかけを足に引っ掛けると、急いで階段を下り、弥生さんに向かってドロップキックをお見舞いした。腰から逆に向かって折れた弥生さんは吹っ飛ぶが、しかし器用に身体を操作してきれいに転がって衝撃をうまく逃がしていたようなので、おそらくダメージはなかっただろう。

それからもう一人のダメな大人である都さんにも一撃見舞おうかと思ったが、その様子があまりにあんまりだったので、抜いた刀を納めることにした。都さんの格好はいつものようにジャージ上下であり、適当に切った髪はぼさぼさで顔には汚れが、なんの汚れかはまったく分からないが、ついていて、どれだけ風呂に入っていないのだろう、といった様相を呈している。さらに言ってしまえば、その顔色は妙に生気がなく、また寝食を忘れ、生命維持を放棄して仕事に打ち込んでいたに違いないことは、どう見たって明らかだった。

「都さん、ご飯、食べてますか? ちゃんと、寝てますか?」

「雨戸閉め切って家から出ないから、今が何日か、分からないんだけど…、今日って、何日?」

「今日は、四月の24日です」

「24日? …、今の仕事始めたのが18日だったはずだから……」

「もしかして、六日目ですか? 飯食わないで寝ないで、六日目なんですか?」

「そう、だと、思うけど、たぶん、うん」

「なんで生きてるんですか? ふつう死にますよ、そんなに根詰めたら」

「好きなことしているから、死なないんだと思うけど」

「そうですか…、生命の神秘ですね……」

この人は、どうやら本格的にダメな人らしい。いや、まぁ、それも去年の夏くらいにはもう気づいてたことだけどね。

「でも、仕事してたのによくこっちに気づきましたね。いつもだったら、大地震で日本滅亡しても気づきそうにないくらい集中しているのに」

「君の料理は、美味しいから。それに、仕事もひと段落つきかけていた頃だったしね」

「そうでしたか。まぁ、そういうことだったら、お腹いっぱい飯を食べていってくださいよ。都さんが死んじゃったら、このアパートいわくつき物件になっちゃいますからね」

「どうして、人間っていうものは、物を食べないと生きていけないのかなぁ。いっそ、永久機関を積み込んだ機械の身体になることができれば、永久に、何も考えずに仕事だけをし続けられるのに……。あぁ、人間辞めたい……」

「そういう退廃的なことは、前途有望な子どもの前で言わないでくださいよ。未来ちゃんが聞いてるんですよ」

「三木のおにいちゃん! ご飯つくってくれるって、ほんとですか!?」

しかし、俺の心配をよそに、どうやら未来ちゃんは都さんの言葉にはそこまでの興味を持っていなかったようで、その心の大部分はさっきの弥生さんの言葉の時点で止まっていたようだった。よかった、都さんの「人間辞めたい」発言は、どうやら聞かれなかったようだ。

そういうことを聞いて、もし未来ちゃんが「大人になったらあんな心持ちになるのか、大人になんてなりたくない」なんて思ったらどうしようって言うんだ。まったく、身近な大人というのは、子どもにとっては大人像を作り上げるもっとも重要なサンプルになるんだから、気をつけてくれないと困るぞ。

「おにいちゃんのご飯はすっごくおいしいから好きです! おかあさんのご飯も好きですけど、それと同じくらい好きです!」

「えっ、ほんと?」

「はい! この前食べさせてくれたハンバーグも、すっごくおいしかったです!」

「そ、そう? そんなに、おいしかった?」

「はい! おにいちゃん、大好きです!」

「だ、大好きかぁ…、照れるなぁ……」

「がんばって~、みくちゃん。押せ押せ~」

「こう…、子どもの直球押しは、やっぱりいいわね。ちょっと、次号の参考にさせてほしいから、写真と録音をさせてもらっていい?」

「未来は、おにいちゃんのご飯が食べられるなんて幸せだと思います! おかあさんとこのアパートに引っ越してきてよかったです!」

「ちょっと、未来? 何を大きな声で騒いでいるんですか?」

未来ちゃんが大きな声で元気にしゃべっているのが部屋の中にも届いたのか、103号室からは、もう一人の住人である歌子さんが、パタパタとサンダルを鳴らして外に姿を現した。手には造花を持っているし、もしかしたら内職の最中だったのかもしれない。

しかし、歌子さんも作業に集中すると外の世界の情報をシャットアウトしてしまう性質だから、そんな歌子さんまで出てきてしまうとは、どうやらバカ騒ぎが過ぎたらしい。少しクールダウンした方がいいのかもしれない。

「あっ、おかあさん。あのね、三木のおにいちゃんが、ご飯をつくってくれるんだって。未来、おにいちゃんのご飯も食べたいの」

「ご飯? ご飯は、今日も私がつくりますよ? まだ用意は始めていませんけど、いつもと同じ時間には食べ始められます」

「そうじゃなくってね、三木のおにいちゃんがみんなにご飯つくってくれるって。だからね、未来もそれにごいっしょしたいの。ねぇ、おかあさん、ダメ?」

「あぁ、そういうことですか。三木さんが、みなさんにお食事を振る舞ってくださる、ということですね」

「まぁ、成り行きでそういうことになりました。歌子さんも、よろしかったらご一緒にいかがですか? 四人分でも六人分でも、言ってしまえば、大して変わりませんからね」

「そうですか、そういうことでしたら、私も何か一品持っていきましょう。これから肉じゃがでもつくろうかと思っていたところですから、その食材を使って、なんとかかさ増しできるものをつくってみます」

「歌ちゃんもつくってくれるの!? 都ちん、すごいよ、パーティだよ! パーリーだよ!!」

「そ、そうなってくると、私たちも、何か持っていかなくてはならないのでは、ないかしら、やよちゃん……」「ん? あたしは秘蔵の日本酒を持ってくよ? みんなで飲むのだ」

「そ、それなら、私は秘蔵の保存食を持っていくわ! 干し芋とか、カロリーメイトとか!」

「都さん、それは持ってこなくていいですから。都さんは、ただ死なないように食べてくれればいいです」

「で、でも、それでは、面子というか、なんというか、大人としていけないと思うの!」

「大人だったら、まずは自己管理からしっかりしてください。一日三食お腹に入れて、毎日しっかり朝起きて夜寝られるようになってから言ってくださいね。あと、弥生さんはお酒持ってこないでくださいね。持ってくるなら他の人にむりやり飲ませるのはやめてください」

「そんなことしないよ~」

「この前してたじゃないですか! 都さんに無理やり飲ませて、大変だったじゃないですか!!」

「え~、そうだっけ?」

「なんで自分に都合の悪いことは何でもすぐに忘れるんですか。ちゃんと自己反省してくださいよ」

「都合の悪いことは忘れていかないと、人間やってられなくなっちゃうんだよ、うん」

「開き直らないでくださいよ!?」

弥生さんは困ったらすぐに開き直るから、そういうのはあまりよくないと思う。人間の行動には必ず責任というものが付いて回るのであり、開き直ることによってそれを放棄することは許されない。

人間として、少なくとも自分のかけた迷惑くらいは覚えておいて、それについて可能な限り謝罪の意を示すくらいはしてもいいのではないかと思う。

「とりあえず! パーティだ~!!」

「六日ぶりのご飯、楽しみだわ!!」

「三木のおにいちゃんのご飯だ~!!」

「…、飯つくるぞっしゃぁっ!!」

「それでは、また二時間後に集まりましょう」

「はい、じゃあ、解散ということで」

「一杯飲んでから行こっと」

「とりあえず、入稿してからお風呂入って…、着替えようかしら」

「おかあさん、おかあさんはなにつくるの?」

「それは、今から考えます」

「俺は飯の支度でもするか、うん」

サクラ荘の住人達は、弥生さんの勢いによって集まり、そしてその勢いのままにパーティの開催が急きょ決定し、勢いをそのままに一時解散することに相成った。二時間後に現地、つまりはうち、へ再集合ということで、俺はこれから二時間で六人分の晩飯を用意しなくてはならないのである。

パーティというものは、参加者の楽しさと反比例して主催者は地獄をみることになる、というのが、俺の中では定説である。つまり、俺がどれだけ地獄を見ることができるかが、このパーティでみんなをどれだけ楽しませることができるかとトレードオフになっているのだ。

いや、主催者、というか、言いだしっぺは当然俺ではなく弥生さんなのだが…、まぁ、それは言わないお約束、というものだ。

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