表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/30

いと肥ゆる

 同棲している彼女の作る料理が美味しい。

 ついつい食べすぎてしまうなんてことも……。

 そうするととある問題が出てくるもので……。

「ダイエットをします!」

 体重が【秘密】キロ増えた。まーじで直視したくない。

 が、見た目にも分かるくらいには増えている。目をそらす訳にもいかない。

 そんなわけでダイエットを決意。

 運動して、食事制限して、このたぽついたお腹を引っ込めるのだ。

 そんな決意を折ろうとしてくる人が一人。

 彼女氏だ。

 私がダイエットを頑張ろうとするたびに「そんなに頑張らくていいんじゃない? 今のままでも魅力的だよ」「もうごちそうさまなの? 美味しそうにいっぱい食べる姿が好きなんだけどなぁ」と甘い言葉を投げかけてくる。

 正直彼女の甘い誘惑に負けてしまいそうだが、ここでダイエットをやめたらほんとにぶくぶくの豚になってしまう。

 心を鬼にして天使のような悪魔の囁きを振り切り、ダイエットすること数ヶ月。

 見事体を絞ることに成功。タポタポだったお腹はシュッとくびれて引っ込んだ。

 「おめでと〜」と彼女も一緒に喜んでくれて、お祝いにとその日の晩ご飯は少し豪勢なものに。

 ダイエットに成功し気が緩んでいた。油断していた。

 彼女の作るご飯は美味しい。ダイエットに成功したし、という気の緩みからこれくらいなら大丈夫、もう少し食べてもいいじゃろ……と、少しずつ……でも確かに多く食べすぎてしまう日が続き……。

「リバウンドしとるがな……」

 おかえりなさい、タプタプなお腹。

 またダイエットの日々か……と憂鬱な気持ちになりながら、なにか手頃なダイエット方法はないか調べるため、彼女のノートパソコンを無断で借りたところ、

「なにこれ……」

 画面に表示されていたのは検索履歴。

 『太いお腹 フェチ 普通』『ぽっちゃり女子 画像』『彼女 ダイエット やめさせる』『太りやすい食事 レシピ』

 ……どうして彼女が私のダイエットに協力的じゃなかったのか理解し、またダイエットするべきか否か悩んだ、という百合

 

 

 

 

 

 

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ