いと肥ゆる
同棲している彼女の作る料理が美味しい。
ついつい食べすぎてしまうなんてことも……。
そうするととある問題が出てくるもので……。
「ダイエットをします!」
体重が【秘密】キロ増えた。まーじで直視したくない。
が、見た目にも分かるくらいには増えている。目をそらす訳にもいかない。
そんなわけでダイエットを決意。
運動して、食事制限して、このたぽついたお腹を引っ込めるのだ。
そんな決意を折ろうとしてくる人が一人。
彼女氏だ。
私がダイエットを頑張ろうとするたびに「そんなに頑張らくていいんじゃない? 今のままでも魅力的だよ」「もうごちそうさまなの? 美味しそうにいっぱい食べる姿が好きなんだけどなぁ」と甘い言葉を投げかけてくる。
正直彼女の甘い誘惑に負けてしまいそうだが、ここでダイエットをやめたらほんとにぶくぶくの豚になってしまう。
心を鬼にして天使のような悪魔の囁きを振り切り、ダイエットすること数ヶ月。
見事体を絞ることに成功。タポタポだったお腹はシュッとくびれて引っ込んだ。
「おめでと〜」と彼女も一緒に喜んでくれて、お祝いにとその日の晩ご飯は少し豪勢なものに。
ダイエットに成功し気が緩んでいた。油断していた。
彼女の作るご飯は美味しい。ダイエットに成功したし、という気の緩みからこれくらいなら大丈夫、もう少し食べてもいいじゃろ……と、少しずつ……でも確かに多く食べすぎてしまう日が続き……。
「リバウンドしとるがな……」
おかえりなさい、タプタプなお腹。
またダイエットの日々か……と憂鬱な気持ちになりながら、なにか手頃なダイエット方法はないか調べるため、彼女のノートパソコンを無断で借りたところ、
「なにこれ……」
画面に表示されていたのは検索履歴。
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……どうして彼女が私のダイエットに協力的じゃなかったのか理解し、またダイエットするべきか否か悩んだ、という百合




