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嘘つきたちのゲーム

 こけた拍子に頭を打って入院することとなった。

 幸いなことに怪我自体は大したことなかったが、しばらくは様子見。

 やることも無いし一人だし暇だなぁと思っていると、ガララッと勢いよくドアが開き、妹が飛び出てきた。

「ふん、バナナの皮に足を滑らせて入院だなんてほんとマヌケ。我が家の恥だわ」

 入室早々罵声を浴びせてくる可愛らしい妹にニコニコと青筋立てるも、ふととあるイタズラを思いついた。

「えーと、誰ですか……?」

「? 何言ってるの? 頭ぶつけた拍子に馬鹿に拍車がかかったの?」

「馬鹿だって……! ……じゃなくて、その、どうやら記憶を失ったようで……あなたのことが分からないんです」

「ははっつまんない冗談ゆうじゃん」

「…………」

「え? ガチ?」

 静かにこくりと頷くと、妹は唖然としたように口をポカンと開けたが、すぐに居住まいをただして私を真っ直ぐに見つめて――

「よく聞いてね。私はあなたの恋人なの」

 とんでもないことを口走った妹に、これからかってるのか本気で騙しに来てるのかどっちだ……? と一瞬にしてライアーゲームが始まった。

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