しゅきぴしぇあ
しゅきぴとはなんでもシェアしたい!
美味しいものも、綺麗な景色も、かわいい服も、新作のファンデも――私が好きなものはなぁーんでも一緒に共有したい! それにせっかく女の子同士で付き合ってるんだもん、双子コーデをもっとしたい!
……あとこれは内緒なんだけど、しゅきぴのリップを勝手に使って、しゅきぴにマーキングされた気分になってたりする……///
好きな人と同じもの、同じ時間を共有できるってすごい幸せなことで、これ以上の幸せは考えられないの!
ピと付き合えて毎日が幸せ~。
そう思ってたのに、ある日突然ピは真面目な顔して私に「話がある」って。
なんだろう……いつもとは違うピリッとした雰囲気がなんか嫌。
まるで、別れ話切り出されるみたいな……嫌だそれだけは絶対いや。別れたくない! しゅきぴとずっと一緒にいたいよ。
別れ話切り出されたら、ひっぱたいて押し倒して撤回するまで胸の中で泣きわめいてやる……!
「君と付き合えて、一緒にいる時間は本当に楽しい」
そんなこと言って、まるっきり別れ話の切り出し方じゃない……!
右手を上げてひっぱたく準備をする。
「そんな君ともっと一緒にいたい! 一緒に暮らさないか?」
ほら、言った! やっぱり別れ話だっ……た……?
「えーと……? つまり生活もシェアするってこと……? ご飯とか服とかだけじゃなくて……?」
「う、うん! そう! 君がよく言うシェアってやつだね! 人生のシェア!」
わ、わぁ……!
なにそれ、人生のシェア……?
それって――
「さいこうじゃん!」
嬉しさのあまりひっぱたこうとした手で、そのまましゅきぴのことを抱きしめた。




