ゲーマー彼女
ゲームが好きな彼女。
暇を見つけてはコントローラーを握っていてせっかく二人きりなのにな……と思うことも少なくなかった。
思い切って「ゲームと私、どっちが好きなの!?」と問いただそうと思ったこともあるが、彼女に面倒臭いやつと思われたくないし……もし「ゲーム」と答えられたら立ち直れないため聞けずにいた。
そんな悶々とする気持ちを抱えながらのお家デート。
相変わらず彼女はゲームに夢中。
なんで私に構ってくれないんだろう……せっかく恋人と二人っきりなのに……私のこと好きじゃないのかな……とどうしようもなく悲しくなってしまった。
いけないこのままだと泣いてしまう……いたたまれなくなった私は逃げるように外へ出ようとして……
「どこ行くの?」
彼女が画面から目を離し、こちらを見て聞いてきた。
「ちょっとコンビニまで」
「一緒に行く」
そう言ってゲーム機を置くと、立ち上がって私の方へと。
思わず「ゲームはいいの?」と聞くと、彼女は面食らったのか変な顔して、「ゲームより君の近くにいる方がいいけど?」と。
安心したのか拍子抜けしたのか自分でも分からない……けど、どうしてもそんな彼女に言いたいことがあった。
「じゃあもっと私に構ってよ〜!!」
その後仲良く二人はモ〇ハンをやった。




