隠れシスコン
正月休み、実家に帰る気にもなれず遊ぶ金もないので家でネト○リ見ながらダラダラしていると、実家にいる妹が突然訪ねてきた。
どうせ一人寂しくしてるだろうから遊びに来てやったわよ、とのこと。
実際その通りなので、何も言い返せず一緒に映画を見ることに。
「映画のセンス最悪、なんで正月にお姉ちゃんとホラー見なきゃいけないの……しかも結構グロい……私だから一緒に見たけど、こんなん恋人と見たらフラれるから気をつけな」
ぶつぶつと文句を言いながらも、その後も帰ろうとはせず、
「お姉ちゃん、せっかくだし出前取ってよ出前。妹ちゃん寿司食べたーい! すーしー!」
「お風呂入ろうよ。しょうがないから一緒に入ってあげる」
と、我儘放題でまったく家に帰る兆しがない。
まあ連休中だし泊めてもいいかと、来客用の布団を出そうとしたところ――
「布団? いらないいらない……一緒のベッドで寝るから」
「…………」
こいつ、なんだかんだ言って私のこと大好きだな……と妹のシスコンぶりに苦笑いしつつ、それを受け入れてる私もシスコンかもなぁ……と思ったがまあそれでもいいかとクローゼットから妹用の枕を取り出しベッドに投げた。




