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異世界で  作者: 闇風
24/29

静かな学園生活・・・サヨウナラ

今回は切りの良い所で切ったので短いです。


編集完了しました。

さて、どうしよう?


「死ねぇ!」


上段から斬りかかってくるサラベール。

俺はそれを避けずにグングニルで受け止める。


ギィン!


「ハッ!受け止めるので精一杯かぁ!?」


さっきから大声を出しまくってるよな・・・喉大丈夫か?


てか槍相手に真正面から突っ込んで来るか?リーチが違うだろリーチが。


「ほらほらどうしたぁ!!」


縦・横・縦・突き・・・ダルイ。


「これでどうだぁ!」


上段から斬りかかって来る・・・上段から来るの好きだな。


「あらよっと」


ギャリンッ!


俺は上から来る剣に対して下から槍を振り上げ剣を飛ばす。


「なっ!?」


そのまま槍を一回転させ威力を付けて刃の無い方をサラベールの顎に当てる。


「がっ!?」


フラついたらそのまま矛先を前に向けた状態で体を右に回し。


勢いを付けて脇腹を薙ぐ。


「ガッ!?」


骨数本。


『なぁエレン。能力使って来んない?』


『何で?』


『暇』


『りょ~かい。場所は任せる』


『ありがたい。威力も抑えるぜぇ』


俺は槍を投擲する格好を取る。


「ま、まて!もう俺の負けでいいから!!」


「貫け、グングニル」


何か叫んでるが無視して投げつける。


ギィンッ!


「クッ!」


「何やってんのスコール?」


俺が投げたグングニルは突如乱入して来たスコールの剣に弾かれ、上に飛んで行った。


「彼はもう負けを認めたんだ。だから止めに来た」


「そっか。でも安心したらだめだぜ?スコール」


グングニルの特殊能力、それは前世で伝えられていた伝承通りの効果


グサッ!


「がぁぁああ!!」


「え?」


サラベールの絶叫にスコールが後ろ向く。そこには腹をグングニルに貫かれてるサラベールの姿があった。


「狙った物は必ず貫き主の元に戻ってくる。それがグングニルの効果だ」


『満足したか?』


『全然、一回しか能力が使えないとか』


『OK』


俺はもう一度グングニルを投げる。


「クソッ!」


スコールはまた弾く・・・が結局は刺さる。今度は右足か、しばらく歩けないな?威力はかなり抑えてるあるのは変わらないんだが・・・足、壊れてるって表現が一番似合う感じになってる。


このくらいがちょうどいいと思うけどな。


「・・・・」


静かだな?・・・あぁ、痛みのあまり気絶したのか。


『なぁ、ニル。満足か?』


『まぁまぁだな。出来ればもう少しやりたい気分だ』


『じゃあ、クラス対抗戦みたいのがあるらしいからそん時に使ってやるよ』


『約束だかんなエレン』


『はいよ』


俺は手元に戻って来たグングニルを消してクラスのみんなの元に歩き出す。


「せんせ~い!あいつの治療頼みま~す。足以外はまぁ、治ると思います」


「はいよぉ~。エル、ロイ、スコール、ステッド、エレン以外の奴等は全員自分の部屋に戻れ~。部屋の番号は自分の順位だからなぁ」


何で俺は帰してくれないの?


ほかのみんはウルス先生に言われた通り帰って行く。


「ウルス先生何ですか?できれば早く部屋に行ってこれからどう学園を静かに過ごすか真剣に考えたいです」


「あんなもん見られたら無理に決まってるだろぉ~」


「ですよねぇ~」


「「アハハハハ」」


俺にとっての死刑宣告いただきました。


「で、本題に入りましょう」


「解った~。お前等5人がクラス代表だから頑張れよぉ~、以上」


まぁニルとも約束したし、引き受けるか。


じゃあ・・・


「やった~終わった~」


俺はダッシュで部屋に行こうとする


ガシッ!


・・・・あれ?


「エレン以外は解散~」


・・・・何で?


「先生、差別ですか?」


「違うぞぉ~、エレンには色々聞きたいからなぁ~。嬉しい嬉しい先生との面談だぁ」


初日から先生と個人面談ってなに?


「エレン、頑張って」


「頑張れよ!」


「(グッ)」


「頑張ってね」


何か4人からエールが来た・・・というかそこのロイだっけ?サムズアップ以外に何か一言欲しい。


「・・・ありがと。これからよろしく、だから助けて」


「「「「(グッ)」」」」


ダッ×4


「裏切りものぉ~!」



四人はすごい速さで走り去って行った。


「さて、エレン・アスノート。お前は一体何者だ?」


先生が巫山戯た口調じゃない・・・というか殺気当てないでください。


「俺はただの成績最下位のしがない一般人Aですけど」


「嘘をつくな。何で入試の時に初級魔法が精々発動出来るぐらいの奴が最上級魔法なんて物が使える?」


アッサリ否定された。


「仕方ないじゃないですか。俺その時、魔力を抑えていたんですから」


「・・・抑えていた?何故」


「そんなのさっきも言ったように学園を静かに過ごしたいからですけど」


それ以外に理由なんて無い。それに穏便に自分の過去を調べて行くためにも静かな方が都合がいいんだよ。


「・・・お前は私達に敵対するつもりはないんだな?」


「ある訳ないじゃないですか。俺は面倒な事は嫌いなんだ」


楽しい事は大好きだけど。


「そうか、ならもう行っていいぞお~」


あ、戻った。


「ありがとうございました」


俺は寮に向かう。


「あ、そうだ」


思い出した事があるから俺は立ち止まる。


「何だ~?」


「何か面倒な事を押し付けてきたら・・・【潰します】」


「っ!!」


「では」


俺は臨戦態勢になってる先生を置いて今度こそ寮に向かう。


さっきから遠目に四人に見られてるんだけど・・・先輩かな?

少し殺気を飛ばしてみるか・・・・視線は外さないのね。まぁ、種蒔き料金って事でいいか。

しかも二人ぐらいは俺と同じ感じがする。転生者って意味じゃなくて。


最近本当に自衛手段じゃなくなってきたな。


どうでしたか?


感想、誤字脱字その他色々ありましたらよろしくです!!

ではでは!

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