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異世界で  作者: 闇風
18/29

学園に行く前に

タイトルで解る通りに、エレンが学園に入学する事に決定しました~!!


ドンドン!パフパフ!!


編集完了しました。

や、エレンです。

カードを渡してから数分経ちました。


あ、リンが戻ってきた。


「お待たせ、登録は終わったよ。これでエレン達は『明け色の陽燐』のメンバーだよ!」


「ありがとう、リン」


ちなみに。リンが行った後直ぐにシオン達に、敬語無しで呼び捨てにするように言われた。メンバーの一員だから他人行儀なのは不要らしい。試しに全員の名前を呼び捨てで呼んだ・・・そのせいで殺気の篭った視線が一段と強くなったけど。


「うん、本当に頑張ってよ」


「大丈夫だって」


リンって心配性?


「そっか・・・あ、でもエレンって14歳だったよね?」


リンが俺の年齢を確認してくる。


「そうだけど、何で?」


「ううん、エクセル魔法学園に行かないのかな?って思って」


「「「「「・・・・あ」」」」」


「「?」」


俺とヘルは意味が理解できず首を傾げるが他のメンバーは理解したようだ。


「なに?エクセル魔法学園って、行かないといけないの?」


「別に強制って訳じゃないけど、行っておいた方が良いんじゃないかなって思うよ?」


その言葉にヘル以外が頷く。


「でも俺『明け色の陽燐』に入っちゃったから、そのエクセル魔法学園?に行く暇なんて無いと思う。それに強制じゃないんだろ?」


「エレン様!エクセル魔法学園に行きましょう!!」


何?何でメイがそんなに声を出す?それにみんな頷いているし・・・まぁ、ヘルは周りに合わせているだけだろう。さっきまで一緒に首を傾げていたから。


でも学園というか、教育機関には行こうと思ってたから丁度いいか?


「良いのか?」


「大丈夫だよエレン。私達のようなランクAより上のランクのギルドメンバーは教員にもなれるし『明け色の陽燐』のメンバーだからエクセル魔法学園の方から頼み込んで来る」


『明け色の陽燐』スゲェ。教育機関にまで効果があるとか。


「そっか、何か俺って改めて凄いギルドに入ったんだな」


「アハハッ。で、どうするの~エレン?」


スフィアが笑いながら聞いてくる。


「え~と、俺が学園に行きたいって言ったらみんなはどうする?」


みんなが顔を合わせる。そして何かを話し合って頷き合う・・・何故かヘルも一緒に。


「私達全員、エレンが卒業するまで教員をやるのよ」


シェリーが代表として答えた・・・・え?


「良いのそれで?というかヘルはどうする?」


問題はヘルだ。というかヘルの年齢って何か歳何だ?魔獣だからかなりの年月生きてるよな。


「我か?我は普通に入るぞ。見た目的にも大丈夫だろう」


「大丈夫なのそれ?」


「安心してエレン。私達が脅s・・・説得すれば大丈夫」


「今脅しって言おうとしたよな?そんな事で本当に良いのか?」


シオンって真面目そうだけど凄い事言うな。


「「「「「「「『明け色の陽燐』だから(ですから)」」」」」」」


・・・・やっぱり反則だろ?

『明け色の陽燐』って。しかもリンまで一緒に言ってるし。


「・・・解ったよ、行くよ。で?入学試験みたいのがあるだろ、いつ?」


「え~と・・・4日後だね」


急だなおい!?試験対策何もしてなぞ。というか場所は?


「場所は?」


「エクシリア王国」


何処?というか近くに国ある?4日で行けるのか?


「エクシリア王国ってここからどの位?」


リンに聞く。


「え~と・・・10日ぐらい?」


「・・・絶対間に合わないじゃん」


何この空気?


「みんn「全員聞けぇ!!」・・・何?」


俺がみんなに言おうとした時、ギルドに騒がしいのが入って来た。

あれ?この声どっかで聞いた事あるような?


俺は入口の方を見てみる。そこには・・・


「あの時の騎士団長と騎士達だ」


あの国王が俺を捜索してんのか?違うと凄く嬉しい。


「此処にエレンという名の小僧は居ないかぁ!?」


俺の儚い希望、さようなら。

何か忘れてると思ったら、今日からベアトリス国対俺の追いかけっこが始まるんだったな。



『エレン、聞こえる?』


お、サラから念話だ。


「みんな、ちょっと前に立ってくれない?」


みんなに前に立ってもらって顔を見られないようにする。


『どうしたのサラ?』


『今聞いたんだけど、エレンに反逆罪がきせられてるらしいよ』


『あぁ。今目の前に騎士団長とその部下がいる』


『そう、エレンだから大丈夫だと思うけど。気を付けてね』


『ありがと。リニスは?」


『まだ寝てる』


『そっか、まぁ頑張って緋香里を鍛えてあげて』


『解ってる、エレンはこれからどうするの?』


『えっと、エクセル魔法学園って所に行こうと思ってる』


『へ~、私は学園何て行った事ないから解らないけど。頑張ってよ』


『そっちも。じゃあ、騎士団長とその部下をどうにかするから、落ち着いたらまた連絡する』


『わかった』


『じゃあ』


『じゃあね、エレン』


ブツ


さて、面倒だな。騎士団長とその部下をどうにかするの。


エクシリア王国には転移で行けばいいし・・・あ、でも俺って犯罪者だよな。学園受けれるのか?


「みんなありがと。少しここで待ってて、ちょっと行ってくる」


「エレン、あれって城の騎士団長だよね。何でエレンを探してるの?」


「まぁ、国王と少しあって」


「それどういうこと!?」


「まぁ、その話は後で話すから。今はあの人達をどうにかしてくる」


そう言って俺は騎士団長とその部下の前に歩いて行った。


「ども、久し振りですね。会いたくなかったです」


まずは挨拶、これは大事だよね。


「き、貴様・・・わ、私も会いたくなかったぞ」


俺の真似してるけど・・そんな怒った顔で言われても説得力ないです。


「ですよね。じゃあ、【帰れ】」


「「「「「「バタバタッ!」」」」」


「「「「「「「!!」」」」」」」


殺気を三割込めて言っただけで騎士団長以外倒れた。

後ろにいる『明け色の陽燐』のメンバー+リンも俺の殺気に気がついたようだし。他の人は俺が何もしてないのに部下が倒れたのに驚いているんだろう。


「あ・・・あ」


騎士団長は青い顔して震えてるけど・・・楽にしてあげよう。


なので


ドゴォ!


跳んで一回転して遠心力付けた踵落としを決めた。結果、騎士団長は頭から床にめり込んだ


「良し」


満足したからみんなの所に戻る。


「お待たせ」


「エレン?」


「どうしたのリン?」


何かリンがプルプル震えてる。よく見るとメイとヘル以外の全員が


「あ、あの人達、国の騎士団長だよ!?」


「さっき言ったじゃん。国王と少しあったって」


「何があったの!?エレンと国王の間に!!」


「・・・まぁいっか。全部話すよ、俺がギルド来る前に起きた城での事を」



~~~説明中~~~



「という訳なんだけど。だから俺に反逆罪とかの罪でも被らされているんじゃないかな?」


実際、被らされているけど。


「「「「「「「「「「「「「それは国王が悪いね」」」」」」」」」」」」」


「だろ?だから俺は悪くないんだよ」


ギルド内の全員が賛同してくれた。しかも埋まっていた騎士団長や気絶した部下達を縛ってくれてるし。


「でも、どうする?早くこの国から出ないとまた追っかけてくるんじゃないの?」


シェリーが言う。


「「「「「「「「「そうだぁ!そうだそうだぁ!!」」」」」」」」」」


味方してくれるのは嬉しいんだけどさ・・・・五月蝿い。


「だから早くエクシリア王国に行こう」


もう逃げに徹したい。


「その事なんですけど・・・入学試験、間に合わないですよ?」


「「「「「「「「確かに」」」」」」」


ネルの発言にさっきまで話していたメンバーが頷く。


「それなら大丈夫」


「エレン、何が大丈夫なの?」


シオンが聞いてくる。


だって、俺には転移魔法があるし。というか、メイとヘルは知ってるはずだろ?


「・・・これから言うことは他言無用でお願い」


「「「「「「「(コクン)」」」」」」」


「メイドさんとヘルは知ってるけど・・・」


そこまで言って二人は思い出したようだ。


「俺、転移魔法使えるから」


「「「「「・・・・・え(はい)?」」」」」


これは少し五月蝿くなるパターン。

魔法を使うか。


「声は何人たりとも聞くことは許されない『サイレント』」


今回はちゃんと詠唱した。周りに怪しまれるの嫌だからな。


十分怪しまれてると思うけど。


「「「「「           !!!!!」」」」」


凄い凄い、何か叫んでるのは伝わって来るのに何も聞こえない。


「エレン、面白いね」


「うむ、確かに」


「だな」


さて、そろそろみんな声を出し疲れたようだし。


「みんな、落ち着いた?」


「「「「「(コクン)」」」」」


「魔法を解くけど大丈夫?」


「「「「「(コクン)」」」」」


解除


「はい、解除したよ。で、何か質問は?」


「え~と、エレンって本当に転移魔法使えるの?」


スフィアが聞いてくる。


「使えるぞ。な、メイドさん、ヘル」


「はい、確かにエレン様は転移魔法が使えます。実際に転移して『破滅の森』まで行きましたので」


「うむ、転移魔法を使った時はビックリしたぞ」


メイとヘルが証言してくれた。


「へ~え、本当に使えるんだ」


スフィア達は納得してくれたようだね。


「しかしエレン。七人も転移して魔力は大丈夫なのですか?」


「大丈夫、俺って無駄に魔力あるらしいから」


「そう、なら良いの。でも無茶はしないでくださいね」


「ありがと、ネル」


「いえ、仲間として当然ですから」


それでも心配してくれるのはありがたい。


それにしても、さっきまで仲間だったギルド内の男性が今はかなりの殺気を出して俺を睨んでくるし。騎士団長とその部下は八つ当たりを受けて汚い雑巾みたいになってる。


少し此処から離れるかな。


「じゃあ、ちょっと行ってくる」


「「「「「「え?」」」」」」


みんなの声が揃った。息ピッタリだな。


「今からある場所にいって来るから、みんなエクシリアに行く準備しておいて。俺の後はついてくるなよ」


「・・・はい?エレンは何処に行くの?」


リンが質問して来たから俺は扉に手をかけて言う。


「国王の所まで」


「「「「「え?」」」」」


ガチャ


バタン


「さて、転移するかな」


座標は・・・前に戦闘?した所でいっか。何か国王が座るような椅子あったし。


俺は人が居ないような裏道に出て転移を開始しする。


「指定座標に『転移』」


フッ


そこには誰も居なくなり、ただ闇だけが存在した。


まぁ、エレンが学園に正式に入学するのは2話後ぐらいですね。

騎士団長とその部下はもはや雑魚の一本道ですww


女神の立ち位置がどんどん大変な事になって行ってますが・・・このままでいいのだろうか?


まぁ誤字脱字、登場させてみたいキャラ、その他色々ありましたらよろしくお願いします!!

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