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異世界で  作者: 闇風
17/29

チームギルド『明け色の陽燐』

アンケート?の途中結果でこのまま行けばエレンが学園に入学します。


編集完了しました。

おは、今日も元気なエレンだ。昨日は、ご飯食べたあと・・・美味しかった。

ヘルの事を説明して、ついでにヘルのギルド登録しておきました!


それから、部屋別けをする時に二人が「一緒の部屋になりたい!」と言った時は、説得するのに時間が掛かりました・・・メイがまた暴走して怖かった。

それと、部屋で俺の両親の事と、森のみんなの事を話しておいたけど・・・森のみんなの事を話したら二人に抱きつかれた。

何故驚かずに抱きつてきたんだ?普通、猛魔竜幻の森の事が出たら驚くでしょ?





そんなこんなで現在、俺達は個室でチームギルド『明け色の陽燐』のメンバーと向き合っています・・・あの仮面を付けて。

個室に行く前に何故か、メイに仮面を付けてくださいと言われた・・・サプライズ?威圧感を出せとかそんな感じか?


まぁ、その仮面のせいで気まずい沈黙が個室に入った時から出来上がってるけど。


メイ~、help。この空間をぶち壊してください。


「・・・あの、貴方がエレン君?」


その沈黙を破って話しかけてきたのは、金髪で青い目をした優しそうな感じの女性・・・他のメンバーを見るところ、全員女性だな。


「はい、俺がエレンです。それで右に座っているのはメイドさんです」


「よろしくお願いします」


メイが挨拶をする。


「こちらこそ、ギルドランクAの『メイドさん』」


流石メイ、顔が広い。


「で、左に座っているのは獣人のヘルです」


ヘルも紹介する。まぁ、獣人と言ったのはサラと同じ理由だね。というか本当に、獣人って獣耳とか可愛いよね、癒される。


魔獣、幻獣は自分の意思で尻尾や耳を出したり出さなかったり出来る。


ヘルには出してもらってる・・・俺が好きだから。


「(ペコ)」


ヘルはあまり俺以外とは話さない・・・恥ずかしがり屋なのか?それとも警戒してるだけ?


「よろしく、貴方もエレン君の仲間?」


「はい、ヘルも俺の大事な仲間です」


「・・・////(大事、エレンが大事って言ってくれた)」


ヘル、マイペースだな。顔が赤いぞ。


「・・・そう。では今度は私たちの紹介ね」


「お願いします」


向こうはヘルの気持ちを察したようだ・・・解りやすいからな。


「まずは、私ね。私は『明け色の陽燐』のリーダーをやっているシェリーと言います。戦闘スタイルはこの剣、エクスカリバーを使った接近戦よ。ランクはAAAです」


「よろしくお願いします、シェリーさん」


にしても、エクスカリバーか・・・何か軽く苦手意識がある、俺が魔族だからだろうけどさ。一応『聖域サンクチュアリ』で少し聖属性に慣れてるからめっちゃくちゃ苦手、って訳じゃないからいいけど・・・



俺は隣を見る。


「・・・うぅ」


軽くヘルが辛そうな顔してます、魔獣だからか?


というかランクAAAか。


「で、後ろの三人だけれど。右から・・・」


シェリーさんがそう言うと、銀髪のキリッっとした感じの女性が一歩前に出て来た。


「私の名前はシオン。主な戦闘スタイルはシェリーと同じで武器はこの剣、デュランダルを使います。ランクはAA」


クールだなぁ。副リーダー的な人か?


今度はデュランダルか・・・このチーム反則だな。伝説の聖剣が2本だぞ?何このチーム。


おっと、お前が言うなって苦情は受け付けないよ。


「よろしくお願いします、シオンさん」


挨拶をするとシオンさんが俺の顔、正確には俺の仮面をジッと見つめて来て・・・仮面でも顔をジッと見られてるように感じるから少し恥ずかしい。


シオンさん、クール系美人だから。


「一つ聞きたいんだけど・・・その仮面は?」


あ、やっぱりそこにツッコムよな。理由は・・・正直に言えばいいか。


「あの、メイドさんに舐められないようにと」


本当に虐めじゃないよな?


『エレンが虐められてる~アハハ!』


『またか女神!お前、今度絶対に天界に行く方法考えて仕返しに行ってやるからな!!』


『何で!?私、エレンに何かやった!?』


『天界で自分の罪を数えてろ!』


ブツ


「そうですか、頑張ってください」


何か慰めてもらった・・・それは虐められてるって思われたの?


「ありがとうございます」


取りあえずお礼は返す。



シェリーさんは一歩下がり、代わりに真ん中にいる水色の髪で薄い緑色の目をした女性が前に出てきた。


「私はスフィア。主な戦闘スタイルはシオン達と一緒で、武器はこの槍を使うよ。ランクはAA、よろしくね!」


元気の良い人だな。ムードメーカー的な存在か?


「よろしくお願いします、スフィアさん」


何かあの槍、魔法が付加されてるような・・・やっぱり反則?魔法付加の武器なんてそんなないのよな。絶対、名のある武器だよ、あれ。


「あのさ、その仮面外してくれないかな?君の素顔が見たいんだけど」


俺は隣に座ってるメイの方を向く、メイはしばらく考えた後、頷いた。


考える必用あったか?もう威圧感とか色々必用ないよな・・・もしかして本気で虐めか?


俺ってメイの主人だよな?


「メイドさんから許可もらったので、全員の自己紹介が終わったらでいいですか?」


「うん、良いよ。ネルを待たせると後が怖いからね」


そう笑いながら下がるスフィアさん。そして最後の一人、青い髪で髪と同色の青い目をした上品そうな女性が前に出てくる。


「さっき、スフィアが言ってましたがネルと言います。主な戦闘スタイルは魔法で得意系統は火です。それと武器はもちろん杖です。ランクはAA、ちなみにエレン君を誘おうと思ったのは私です」


この人か・・・依頼用紙が貼ってある所に立ってたな、確か、多分、もしかしたら。

この部屋に入った時にうっすらと感じ取れたけど・・・よく見ると魔力の量多いいな。


でも杖?魔法攻撃を主体にしてる人って杖を武器にするのが普通なのか?さっきの言い方からしてそうだろうけど。

・・・思い出してみると、城に居た魔導士も杖持ってたな。


色々あって忘れてた。


にしても、このチームギルド。リーダーAAAで他全員AAって。

もう世界一じゃないか?このギルドだけで一国落とせると思う。


「よろしくお願いしますネルさん。火系統が得意なんですね」


「えぇ、貴方の風と相性は抜群よ」


あの、何でそこで笑うんですか?止めてください、ヘルとメイが俺の腕に自分の腕を絡ませてネルさんを睨んでますよ。


「エレンはお主には渡さんからな」


「そうです、エレン様は私達の物です」


俺は物ではありません。人間です・・・じゃなかった、魔族です。生物です、物扱いしないでください。

他の皆さんは目を丸くしている。


ヘルはずっと喋っていなかったし、メイがこんな動作にでるとは思わなかったんだろう。


「はいはい、二人ともストップ。ネルさんも二人を煽らないでください」


「ごめんなさいね」


そう言ってネルさんは下がる。何かこれからも弄られそうだな・・・。


「自己紹介も終わった事ですし、本題に入りましょう」


空気も変えたいし。


「その前に仮面を取ってよぉ~」


そこでスフィアさんが仮面を取ってと言い出した。


「あぁ、すいません」


俺は仮面を取る。


「「「・・・!(カッコイイ・・・何故仮面を?)」」」


するとネルさん以外の三人が驚いた表情をした・・・こんな顔とは思わなかったのかな?まぁ、顔が整ってるのにわざわざ仮面で隠しているんだからな。


「では、今度こそ本題に入りましょう」


「そ、そうね」


シェリーさんは驚いた顔を引っ込める。


「単刀直入に言うけど、エレン君。私たちのギルドに入らない?もちろん、メイドさんとヘルちゃんも一緒に」


「メイドさんはともかくヘルも良いんですか?」


これには少し驚いた。


「えぇ、ヘルちゃんの実力はかなり高いって事は解るからね」


「流石ランクAAAですね」


「ありがとね」


そう言って笑みを浮かべるシェリーさん。


「で、俺を誘ったのは何でですか?正直言って俺は昨日ギルド登録したばかりの初心者ですよ?」


疑問はこれだ。何で俺を誘ったのか?ネルさんは昨日俺を見ていただろうから多少は解るけど、他は初対面だ。


ちなみに俺は今、全力で自分の気配を普通にしている。


「ネルがね、とても熱心にエレン君の事を語って来たのよ、彼女の観察眼はかなりの物だから。しかもメイドさんが仕える程の人、って受付の人が喋ってくれたから。それとちょうどもう一人、魔法が主な戦闘スタイルの人を探していたしね」


・・・リンさん。ネルさんも何で俺を熱心に誘おうとしたんだ?


「・・・そうですか、でも良いんですか?」


「何が?」


「男が入っても」


だって、女性だけのギルドだぞ?しかも全員綺麗な人&可愛い人だし、その中に男投入、周りからの嫉妬&殺意の視線MAX。


・・・順応出来るのか?


「別にいいわよ、むしろこっちからお願いしてるんですもの。ね、みんな?」


「「「(コクン)」」」


「ね?だから別に気にしなくていいのよ」


俺は絶対に浮きます。まぁ、ここまで言ってくれるから断るんなんて事はしないけど。


「ではお言葉に甘えまして。これからよろしくお願いします」


「こちらそ」


「よろしく」


「(コクン)」


「よろしくお願いします」


さて・・・


「という事なんだけど・・・二人共良い?」


「エレンがそう言うなら私は大丈夫♪」


二人に確認を取るとメイはメイドさんとしてではなく、メイとして接して来た。何かこの時って物凄く甘えてくる。リンさん、昨日の部屋別けの時ビックリしてたし。


「私も」


ヘルもOKそうだ。というか何で二人はさっきより強く抱きつくの?そして今度は笑顔で4人全員を睨みつけているし・・・器用だね。


さっき笑顔で言ってたから向こうの人が俺に好意を抱いるって思ったのか?


でも俺の笑顔は好意を抱いている人には効果ありだけど好意を持ってない人には一切効果がないから安心だぞ。


「そう言う訳で、改めてよろしくお願いします。ほら二人とも」


「「・・・よろしく」」


「「「「こ、こちらこそ」」」」


ホント、何でこんな事になってる?


「あ、エレンでも良いの?」


メイが思い出したように小声で俺に言ってくる。


「何が?」


「エレンが魔族って事」


「・・・あ」


すっかり忘れてた。


「まぁ、良いだろ?バレたらバレたでその時に対処すればいいし」


「そうだね、もしそれでエレンに危害を加えようとしたら・・・」


メイが恐いです。


「そうだな、その時は我が殺してやる」


ヘル、何時から聞いてた?しかも物騒な事言うなよ。


俺みたいに・・・


「殺す必要は無いよ、俺が記憶を消すから」


穏便にすまそうよ。


「しかし、それでは我の気が済まんと思うが」


「私も同感です。これだけはヘルと意見が合いますね」


メイの言葉使いの使い分けは凄いね。


「そうだな」


「まぁ、それもその時で対処しよう」


「・・・解った」


「うん」


二人とも納得してくれたようだね。でも、ホントにメイってメイドさんの時とは違うよね。


「ねぇ、何を三人で話しているの?早く登録を終わらせに行きましょ?」


扉に手を掛けているシェリーさんが言う。


「あ、はい。今行きます」


俺は席を立って扉に向かう。


「じゃあ行きましょ」


俺達はシェリーさん達に続いて部屋を出て、受付に向かって行く。


部屋を出た『明け色の陽燐』を見た時のギルド内の人達の反応は凄いな。


ただ五月蝿いだけだけど。


「すいせ~ん、チームギルド登録したいんですけど」


スフィアさんがリンさんを呼ぶ。


「はいは~い!」


そしたらリンさんが奥から出てきた。


「お待たせしました。あ、エレン君『明け色の陽燐』に入る事にしたんだ?」


リンさんがそう言った瞬間、ギルド内の男性が俺に向かって殺気の篭った視線を向けて来た・・・やっぱりこうなった。


今にも飛び掛りそうな二人を抑えるの大変なんだけど。


「はい、俺なりに頑張ってみます」


「うん、頑張ってね。私、応援してるよ」


「ありがとうございます、リンさん」


嬉しいね。応援してくれる人がいるって。


「うん。それとね、エレン君」


「何ですか?」


「敬語は無しでいいよ。あと、呼び捨てでいいから」


「え、いいんですか?」


まさかのリンさん、じゃなかった。リンとの仲が深まってきた・・・のか?


ギルドって仲間が増えやすい場所なんだな。


「うん、だから私もエレンって呼んで良い?」


「良いよ、リン」


「ありがと、エレン」


リンは笑顔が似合うな。それだけで男が落ちるんじゃないか?


「あ、登録だよね。エレン、ヘルちゃん、メイドさん、ギルドカード貸して」


俺はリンにギルドカードを渡す、メイとヘルも続いてリンにカードを渡す。


だから二人は睨むのやめなって、リンが少しビビってる。


「じ、じゃあ待っててね」


そう言ってリンはまた奥に入って行った。その時に、シェリーさんから紙を受け取っていた。多分、登録に必要な物なんだろう・・・いつ書いたんだ?


流石『明け色の陽燐』なのか?


それと、何か忘れているような気がする・・・何だ?何か面倒な事だと思うんだけど。


エレンが『明け色の陽燐』に入っちゃいましたww

というか、人名とか決めるの何か大変です!何かそこら辺の所募集したいです!!

登場させたい人名とか性別とかそんなのあったらよろしくお願いします。


さて、アンケート?ですけど。前書きで書いたようにこのまま行けば学園に入学する事で決まりそうです。


1・エレンを学園に通わせる


2・学園に通わず色々な所で無双

一応書いておきますww


誤字脱字その他色々待ってます!


ではでは!!

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