プロローグ
闇風です。
オリジナルを書くのは初めてなのでいろいろ駄文な所もありますがよろしくお願いします。
*編集しました。
「・・・ここ、何処?」
俺は一面真っ白な空間を見回しながら呟く。
いきなり何を言っているんだこいつ?
と、思われるかもしれないが、ホントにここ何処?
「あ、起きた?」
「・・・え~と誰ですか?」
俺の目の前には金髪の髪をした、女の人がいた。
俺からして見ると、綺麗な人だと思う。
「そう?ありがとね」
「あれ、声に出してましたか?」
・・・だとしたら少し恥ずかしいな。
「いいえ、貴方の心を読んだだけだから安心して」
あぁ、心を読んだだけか・・・・って、え?
「いやいやいや、何で心読めるの?しかも何処ここ?・・・・・こんな感じのシチュエーションってよく小説である・・・」
神様です、よろしくね。的なやつじゃないか?
「あら、よくわかったわね。そうよ私は神、まぁ女神だけれどね」
・・・マジで。
「女神?何で?」
あぁ、これは夢か。
俺も変な夢を見るようになったな。
「残念ながらこれは夢じゃなくて現実よ」
「また心読みましたね・・・というか現実って言いますけど、じゃあ何で俺がここに居るんですか?俺は死んだはずですよね、ナイフを持った気違い男から女子中学生助けるために刺されて」
てかナイフで人間って直ぐに死ぬんだな。
まぁ心臓一直線だったから仕方がないんだろうけど。
「あら、そこまで理解しているのに意外と冷静ね?」
「まぁ、仕方がないと割り切りましたから。しかも生前からよく幼馴染や周りからは順応性が異常な位高いって言われてましたし」
そんなに高いかな?と自分では思ってるけど。
・・・けど、流石にこの状況であまり取り乱してない自分...やっぱりみんなの言った通りなのか?
「そう、なら丁度良いわね」
何が?順応性が高いこと?
「何が?といった表情ね、あなたには転生してもらいます」
女神がクスッっと笑いながら言ってきた。
「・・・転生、ですか。何で俺が転生出来るんです?」
「嫌だった?」
「違います、転生出来るんだったら転生したいですよ。でも、何で俺が転生できるんですか?あなた達が何かして俺が死んだわけじゃないんでしょ?」
まぁ、もしそうだとしたら許せない・・・って言いたいけど何も出来ない俺。
「そんな訳ないじゃない。ただ最後に助けたあの中学生...あの子ね、私の妹なのよ」
・・・・わぉ、俺女神の妹さん助けたんだ。それで代わりに殺されてお詫びに転生、それってなんか・・・
「俺って運が良かったのか悪かったのか解らないですね」
「流石は順応性が異常に高いと言われているだけの事はあるわね」
「嬉しくはないけど、ありがとうございます」
「そんな訳で、貴方は私の妹を助け死んでしまったから。お詫びとして転生して二度目の人生を歩んで欲しいのよ、OK?」
まぁ、断る理由が無いし。
「はい、OKです」
まぁ嬉しい事だね、最後に女神である人の妹さんを助けた事で二度目の人生を歩むことができるんだから。女神の妹さんを助ける、俺生き返る・・・運が良かったのかな、そう考えると。
一応、一石二鳥か?
「よろしい、じゃあ後はあなたが転生する世界だけど・・・何処か希望とかある?」
希望ね、どうせ元の世界には帰れないだろうし。そんな事が出来るならとっくにしてるだろうし。
「ん~特には、いきなり転生して死ぬ、殺される、なんて事がなければ何処でもいいですよ」
転生して直ぐにボス級の奴とバトル!とかだったら嫌だし。
「そう?じゃあそうするわね。後は向こうでの貴方のスペックだけれど・・・どうする?一応貴方の世界で言うチートとかにも出来るけれど?」
ん~、自衛手段は必要だよな。自衛と言っても、こっちから仕掛ける時もあるけど。
・・・後は本でも読めればそれで良いし。
「自衛手段として申し分ない力が欲しいですね。あと、何処でも本が読める便利な物とかがあれば嬉しいです」
「・・・本当にそれで良いの?」
「はい、それで良いですよ」
食料とかは自衛手段として貰った力で自分で調達すればいいし・・・もう此処で使う気満々だな。
「それじゃあ、私が貴方の自衛手段考えても良い?貴方が転生する世界に合わせたスペックにするから、ね?」
・・・自衛手段に大きいか小さいかっていったら、大きい方が良いしな。
それに、女神に任せておけば大丈夫だろ。俺が行く世界に合わせてくれるみたいだし。
「解りました、お願いします」
「任せて、しっかり自衛できるスペックにしてあげるから♪」
何かそのニコニコ顏が怖いです。
「あまりやりすぎないでくださいよ?」
「大丈夫、任せなさいって。じゃあさっそく行く?」
何か心配だ。
・・・けどいっか。少なくともマイナス方面ではないと思う・・・・多分。
「はい、じゃあお願いします」
パチン!
女神が指を鳴らした。
そしたらなんか、穴が目の前に出来た・・・これに入れと?
いやこの場合は飛び降りろか。
俺は女神に視線を向ける。
「そんな眼しなくても、この穴に入れば次の世界に行けるから。頑張ってね」
入るという表現なんだな。
「・・・OK、じゃあ行って来ます」
「行ってらっしゃい」
俺は女神の返事を聞いて穴に飛び降りた。
「あ、そうだ。多分貴方が助けた私の妹。そっちに行くかもしれないからよろしくね」
落下中の俺の耳にそんな言葉が聞こえた。
そして俺の意識はなくなった。