寝取られ男を舐めるな
これはこの物語の最新エピソードです。皆さんに楽しんでいただければ幸いです。
トム・ピプキンが提供した映像を皆が見終えた後、アダムの胸は緊張で高鳴っていた。
一方で、人類と悪魔たちは互いを睨み合い、まるで古代ギリシャの二体のヒュドラのように、互いを飲み込む瞬間を待っているかのようだった。両陣営は、それぞれ無数の顔を持つモザイクのように見えた。
ゼンタイは静かにアダムに呼びかけた。
「アダム殿、証拠と証人を提示してください。」
アダムは深呼吸し、気を取り直すと、壇上へと歩み出た。そして確固たる声で宣言した。
「証人として、トム・ピプキンを呼びます。」
法廷にいた全員が息をのんだ。リリスでさえも、アダムの意図を読み取ることができず、呆然とした。
リリスはゼンタイに向かって言った。
「閣下、異議あり。トム・ピプキンは我々の証人です。もしアダム殿が彼を自分側に呼ぶなら、きっと何らかの操作や強要をしているはずです。」
ゼンタイは穏やかな声で答えた。
「異議を却下する。」
そしてアダムに向かって言った。
「続けてください。」
アダムは深く一礼し、口を開いた。
「閣下、私の対抗者であるリリス殿は、論理の誤謬を犯しています。確かに彼女は教皇インノケンティウス八世に関する確かな証拠を提示しました。しかし、一例だけでは、人類の歴史全体を通じて、悪魔の介入なしに人類自らが残虐行為を行ってきたと断言することはできません。
ここで反証として、具体的な証拠を提示させていただきます。
教皇アレクサンデル六世、彼の悪名高い教書『Inter Caetera』によりスペインとポルトガルが非キリスト教徒の土地を支配し、奴隷化することを許可された件です。彼の罪行には、悪魔の強い影響があったのです。」
アダムは法廷にいる全員に一枚の絵画を示した。そこには、ボローニャ大学の学生時代のアレクサンデル六世と、隣に一人の不審な男が描かれていた。
その男の名はアウグスト・フロリネッティ。アレクサンデル六世の大学教授の一人である。絵をよく見ると、赤い瞳、牙、鉤爪、そして非常に邪悪な笑みを浮かべていることが明らかだった。アウグストは間違いなく悪魔であった。
リリスは激怒したように言った。
「ダーリン、これは馬鹿げてる!こんな絵なんて誰でも描けるわ!証拠にはならない!」
アダムは微笑みながら答えた。
「だからこそ、ここにトム・ピプキンがいるのです。彼が、アレクサンデル六世が大学時代に何を経験したのか、真実を明らかにしてくれます。」
トム・ピプキンはアダムにDVDを手渡した。それには、アレクサンデル六世がボローニャ大学で過ごした期間の全記録が収められていた。
アダムはゼンタイに許可を求め、DVDの内容を全員に上映することが承認された。
法廷の全員は目を凝らして映像を見つめた。アウグストがアレクサンデル六世に強い影響を与え、その歪んだ思考を形成していたことが明白に映し出されていた。物理的証拠もあまりにも多く、アウグストが悪魔であったことを否定する余地はなかった。
アダムは満足そうに席に戻った。一方でリリスは憤怒に震え、視線を投げつけた。
その光景は、まるで一つの星が爆発し、新たで平和な世界の始まりを告げたかのようだった。
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