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元妻の攻撃。

これはこの物語の最新エピソードです。皆さんに楽しんでいただければ幸いです。

リリスは一枚の文書を掲げた。

それは教皇インノケンティウス八世が発布した有名な教書、**『Summis desiderantes affectibus』(1484年)**だった。


リリスは堂々と宣言した。


「この教書において、教皇は『淫欲、不能、そして教会における悪の諸々は悪魔によって引き起こされる』と断言しました。

しかし、実際には、悪魔たちは当時の聖職者たちの腐敗や悪徳に一切関与していませんでした。」


その瞬間、アダムが立ち上がった。


「異議あり!」


彼は力強く言った。


「リリスは証拠もなく断言している。悪魔がその時代の堕落に加担していなかったという証拠を提示していない。

従って、その主張は無効です!」


リリスはにやりと笑った。


「ダーリン、実は証拠ならあるのよ。」


彼女はゼンタイに向き直り、妖艶に一礼した。


「閣下の許可をいただきたく存じます。証人としてトム・ピプキンを召喚いたします。」


ざわめきが法廷を包んだ。


トム・ピプキン――全知の神。

その役目は、あらゆる多元宇宙と次元を観察すること。

彼は普段、怪しげで覗き見趣味のある人間の姿に変装して各宇宙を放浪しているが、それはあくまで仮の姿にすぎない。

その真の姿は――巨大な二つの目。

それぞれが百枚の白い翼を持ち、さらに全身が炎に包まれている存在だった。


今、トム・ピプキンは人間の姿で証言台へと歩み寄った。


リリスは艶やかに宣言した。


「トム・ピプキンは、教皇インノケンティウス八世がこの教書を執筆・発布した年における観察映像を、DVDという形で提供してくださいました。」


ゼンタイは神の如き威厳をもって頷いた。


「許可する。その映像を上映せよ。」


会場の灯りが落ち、スクリーンに映像が映し出された。

人類も悪魔も、固唾を飲んでその光景を見守る。


そこに映っていたのは――

確かに教皇インノケンティウス八世の姿。

しかし、その周囲には一切の悪魔の影はなかった。


悪魔の囁きも誘惑もない。

そこにあるのは、教皇自身の欲望と腐敗だけ。


映像は、彼が自らの意思で腐敗を拡げていた事実を余すことなく示していた。


全ては――教皇インノケンティウス八世自身の罪だった。


アダムの顔に冷や汗が伝う。

彼は言葉を失い、弁護の糸口を見失っていた。


その一方で、リリスは椅子に深く腰を下ろし、挑発的に笑いながら、真っ赤なチェリーを舌先で舐め回していた。


その仕草は、アダムをからかうかのように――

艶やかで、残酷なまでに官能的だった。

このエピソードを楽しんでいただければ幸いです。次のエピソードはすぐにアップロードします。

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