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続編。

手を繋ごう。

作者: caem


 あの深夜 はげしく揺れる前に 気づけたから良かった


 倒れてくるとヤバい そんな箪笥なんて なかったから


 とはいえ その日 1.17は いまだに忘れることはない


 炊き出しをしている 空き地や公園や 小学校の広場


 配られていたのは ペットボトルと食パンの耳ぐらい


 毛布なんて配給されず なけなしのろうそくに火をくべた


 BBQって楽しいモノだと思っていたけど 寂しくって


 当時は しばらくしてから実家を離れて 親戚に頼って


 立て続ける地震から 逃れたよ


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