第三話 クリックでカッコを付けかえる【『』】ボタン(ver1)
はいはーい! 花車です!
今日も元気にルビキブンのお話をしたいと思います!
達也「花車ちゃん、随分熱心だね!」
おわ。今日は達也が来てくれたんだね。花車ちゃんだなんて、やめてよ! 花車はもう、おばちゃんなんだから!
達也「え? そんな事ないと思うけど? 可愛い女の子にしか見えないよ」
ひぇー! フワフワイケメンこわい! ひぃー! 勘弁して!
達也「わ、分かったよ。花車さんって呼ぶからあんまり引かないでくれる?」
うん、たのむよ。本当に。宮子はこんなのよく平気だな。免疫すごい。ゼーゼー。
達也「花車さん、落ち着いて! 楽しくルビキブンの話するんだよね?」
あ、そうそう。フワフワイケメンに免疫なさすぎて忘れるところだったよ。今日は【『』】ボタンの話がしたかったんです。
達也「知ってるよ。カッコの種類を切り替えられるボタンなんだよね!」
さすが達也。試してから来てくれたんだね!
達也「なんだろ、と思ってちょっとクリックしてみただけだけどね。段落中からカッコを探して、有ればそのカッコを変更、無ければ段落全体をカッコで囲むみたいだね。それに、ボタンをクリックする度にカッコの種類が変わる。「」→『』→【】→()ときて、最後は段落頭に――がついて……」
ちょっとちょっと、達也さん!? それ、私が説明したかったやつ! 全部言っちゃってますよ!? 本当に、研究熱心なんだから……。
達也「あ、ごめん。つい、研究成果を発表したくなっちゃった。だけど花車さん、こんな機能が役に立つの?」
まぁ、私的にはね。『ターク様が心配です!』では、普通の会話文は、基本的に「」を使ってるけど、話すキャラや状況によって、『』を使ってたりする事もあって。
それに、地の文にしてたけど、やっぱり会話文にしようかなって思ったり、口に出して言ってたけど、心の声にしとこうかなって思ったり、後から変えたくなる事も多くて。
達也「へー! 結構悩むんだね」
うん、でも、カッコって、初めと終わりについてて、二ヶ所変えなきゃだから、地味にめんどくさいんだよね。だから、簡単に付け替えれたらいいなって思って。
達也「花車さんは、ちょっと、めんどくさがり屋だよね? そんな程度のこと、普通は面倒がらないと思うよ?」
いやー、達也がマメすぎるんじゃないかな。普通めんどうでしょ!
達也「うーむ」
――というかこれ、あなたのために作ったような機能なんだけどね!?
――まぁ、これは、心の声にしとこうかな!?
コホン。まぁね……。本当にちょっとした事なんだけど、そういうのって積み重ねじゃないかなって思うの。
達也「そう言えば花車さん、十三章までは精霊たちが話すとき、『』使ってたのに、十四章から、全部「」になってるよね」
ドキッ! 気付いちゃってました……?
達也「まぁ、自分が出てる小説だからね、さすがに気付くよ。どうしたの? うっかりした?」
うっかりしました……。最後まで書いてから気付きました。ルビキブン使ってそのうち改稿しますっっ。
達也「さっき、僕のせい、みたいな顔してたよね?」
た、達也君? もしかして、作中での扱いがひどいからって怒ってます?
達也「んふふ。どうかな♪」
――ダメだこの子! 笑顔が眩しいけど怒ってる!
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『』 ボタンを使ってみる
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クリックするたびに、段落中の、カッコのタイプが変更されます。
「」→『』→【】→() ――→ 「」
※段落にカッコがない場合は、全体をカッコで囲みます。
※()は半角になってます。
※「 ――」は常に段落の頭につきます。ダブルダッシュの前に全角スペースが1文字ついてます。段落の末尾の文字が?や!などでなければ、自動で句点を追加します。
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