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第二話 ルビの削除と漢字をひらがなやカタカナに変換する【かな】ボタン(ver1)

 はいはーい! 花車です!


 いきなりですが、小説を書いていて、『これ、漢字より、ひらがなにした方が読みやすいかな?』とか、『このキャラだったら、漢字よりカタカナで話す方がしっくりくるかな?』とかって、思う事はありませんか?



マリル「花車さん、いったい、なんの話をしてるんですの? 知ってる漢字があるならどんどん使えばよろしいんじゃありませんの?」



 わ! 今日はマリルさんが来てくれたんですね! 独り言には限界があるので助かります。だけどマリルさん、あなた漢字が書けるんですか!?



マリル「んふふ。わたくし、天才ですもの。漢字なんて十日もあればだいたい覚えてしまいますのよ」



 スゴすぎやしませんか!?



マリル「魔力を高めるには、実践訓練ももちろん大切ですけれど、魔導書の内容をいかに理解し、正確に覚えられるかが、とても重要なんですのよ。それに、魔導書は母国語(ぼこくご)で書かれているとは限りませんもの。国家魔術師であるわたくしの、言葉や文字の習得が早いのは当然ですわ!」



 なるほど、恐れ入ります!



マリル「それで、さっきの話ですけれど、せっかく覚えた漢字は、どんどん使わなくては損ではありませんの?」



 まぁ、確かに、漢字には意味があるので、意味を正確に伝えたいなら漢字で書くのが一番だと私も思うんですが……。やはり読みにくい漢字ってありますよね。



マリル「そんなの、読む側の勉強不足ですわ!」



 さすがマリルさん、強気(つよき)ですね! 私なんてもう、神様仏様読者様かみさまほとけさまどくしゃさまなので、()けて()んでもらえるならルビ()りまくりますけどね!


 だけど、一度(いちど)ルビを()りまくってみたら、それはそれはウザァい(かん)じに仕上(しあ)がったんですよ。こんな(かん)じで。読者馬鹿(どくしゃばか)にしてんのかな? みたいなね……加減(かげん)大事(だいじ)みたいです。



マリル「それで、付けすぎたルビを簡単に消す機能を()()()()()に実装したんですわよね」



 よくご存知で! ルビキブンは、段落を読み込むと、すでに付けてあるルビを抽出(ちゅうしゅつ)してリストアップしてくれるので、【ルビリスト】をダブルクリックするだけで、ルビを消せるんです!




―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆

付けたルビを素早く消す

☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―



【ルビリスト】に自動で抽出されるルビの一覧をダブルクリックする事で、振りすぎたルビを簡単に消す事ができます!



挿絵(By みてみん)



マリル「だけど、それじゃ結局、読めない漢字は読めないままなんじゃありませんの?」



 そうですね。それで、まぁ、結局、読み方が難しい漢字はルビを振るんですが。


 何かで読んだんですが、文章というのは、なんでも漢字にすればいいという訳じゃないようで。平仮名にするべき漢字が決まってるらしいんですよ。『漢字を開く』って言うらしいんですけど。


 それをしないと、文章が硬くなったり、詰まって読みにくくなったりするらしいです。そういう意味では、私の文章はかなり硬いみたいですね。少しずつ直していってるんですけど……。



マリル「花車さんは何かと(りき)み過ぎですものね」



 あなたがそれ言います!? とにかく、パソコンで文章を書いていると、ついついなんでも漢字に変換してしまうので、漢字を平仮名にしたいなぁという場面は、結構あると思うんですよね。



マリル「なるほど、それでこの、【かな】ボタンを押すと、漢字が平仮名に変わるんですのね」



 そうなんです、ゆくゆくは、ルビキブンに()()()()を登録しておいて、長い小説でも統一感を出して漢字を開けるようにしたいですね! 自作アプリってどんどん夢が膨らみます。



マリル「花車さんって、変な事にばかりこだわるんですのね。そんな事を考えている暇がおありなら、もっと、小説の世界設定でも詰めた方がよろしいんじゃなくて?」



 ほんとです……って、え? マリルさん、そんな事を言ってる間に、もう、ルビキブンを使いこなしてますね!? 小説とか興味あったりします? 魔導書ばかり読んでるのかと思ってましたけど。



マリル「わたくし、書物と名のつくものは、好き嫌いせず何でも読んでおりますのよ。小説はもちろん、大好きですわ」



 それは良かったです!



マリル「それで、漢字によっては平仮名にした方が読みやすいっていうのは、なんとなくわかりましたけれど、キャラによってはカタカナで話すっていうのは、何の事ですの?」



 あー、それは、『ターク様が心配です!』でいうと、宮子や達也のことを、ベルガノンの人達は、みんなカタカナで、「ミヤコ」とか、「タツヤ」とか呼んでますよね。あれのことです。あれのおかげでかなり、異世界感でてましたよね?



マリル「そんなの、まったく気付いてませんでしたわ!」



 いや、気づいてくださいよ。あれ、地味にめんどくさいし、見落としも多くて慣れるまでチェックが大変だったんですよ。



マリル「誰が話すかで、カタカナと漢字を使い分けてたんですのね。地味な努力としか言いようがないですわ」



 その地味な努力の作業を簡単にしてくれるのが、この、【かな】ボタンなんです! 気付いたときにマウスだけで漢字をカタカナに直せるんですよ!



マリル「需要があるとは思えませんわね!」



 ――マリルさんの一人称の『わたくし』をひらがなにしてたのも、結構面倒だったんだけどな。もう、言わないでおこうっと。




―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆

「かな」ボタンを使ってみる

☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―



 【かな】ボタンをクリックすると、付けたルビをひらがなやカタカナに変更できます。


 クリックするたびに「ルビ」→「ひらがな」→「カタカナ」→「漢字」→「ルビ」と、順に変更されます。


※今はエラー防止のため、ルビを振った直後しか使えないようにしています。既に振ってあるルビを変換したい場合は、ルビ候補リストをもう一度ダブルクリックして、ルビを振り直してから使ってみてください。



挿絵(By みてみん)

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